斜陽の家
御殿場線下曽我駅を降りると目の前に
穏やかな丘陵が目に入ってくる。
10分ほど歩くと中程に立つ
「城前寺」(蘇我兄弟の菩提寺)に着く。
更に一〇〇㍍ほどの所に
太宰治が通った雄山荘があった。
文学を愛する太田静子の女心を利用し、
束の間の同棲生活を送り、日記を提供させ
仕上げたのが「斜陽」この小説は、
静子の日記をもとに書き写された
ものであることは周知の事実。
太宰治の人間性には百歩譲っても共感はできない。
小説の内容以前に人間として最悪ですね。
現在、雄山荘火事で焼失してしまい
礎石しか見られないのが残念である。
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