5月1日鹿児島
鹿児島といえば明治維新の立役者西郷隆盛を筆頭とする薩摩藩らうというである。
私たち夫婦はクルーズ手配のツアーには参加せず、自由行動をとった。
タクシーの運転手に午前中の時間内で行ける名所に連れってもらえる約束で行き先は任せた。
真っ先に連れてゆかれたのが戦没者の巨大墓所とそれを守るように立つ
南洲神社である。
西郷隆盛をはじめ多く . . . 本文を読む
食事サービスはインド人ウエイターが殆どである。
クルーズのサービスクルーは東南アジア人と思っていたが、これが大違い。
色が浅黒く 目鼻だちがくっきりし、黒髪をきれいに整え、日本の若者のような頭がもじゃもじゃというヘアスタイルのインド人は一人もいなかった。
歩き方こそゆったりとしているが、動作は機敏で、テーブルを離れたら、寸時をおかず片付ける。サーとふき取る。
ウエイターの数は星のかずほどお . . . 本文を読む
コロナで外出できないので葉山図書館へでかけることがしばしばだ。
館内の一番奥に古臭い匂いのする一角がある。装飾のある頑丈な作りの背表紙、難しい題名の本が並んでいる一角だ。恐らく誰も手にしたことがないだろう辞書などがびっしり並んでいる。何のために置いてあるのだろうか。いつまで置いておくのだろうか と思う。
それで思い出した。
数年前 エジプトのアレキサンドリアへ旅行した時、博物館の予算がな . . . 本文を読む