茗荷谷キャンパス(東京都文京区)が竣工 4月に法学部と大学院法学研究科が移転
中央大学は1月15日、法学部と大学院法学研究科が4月に移転する茗荷谷キャンパス(東京都文京区)の竣工式を行った。併せて同時期に法科大学院も駿河台キャンパス(東京都千代田区)に移転するため、さらに一貫した法学教育の運営が可能となり、法曹を養成するための環境がより充実する。ほかにも、近隣の理工学部(後楽園キャンパス)、国際情報学部(市ケ谷田町キャンパス)と連携し、文理融合の学部横断型科目を開講する。
茗荷谷キャンパスの建物は、周囲の住宅に溶け込むような低層のユニークな形状をしており、同大と長く縁のあるイギリス法曹院(ミドルテンプル)との歴史を継承したレンガ積みの外観が特徴的だ。通り沿いには緑地があるほか、屋上庭園もあり、学生や近隣住民が緑豊かな空間でくつろげるようになっている。
茗荷谷キャンパスは、郵便局 保育園 地区センターも併設され 地域との共創や貢献を目指す。
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過日 同窓会として訪問した。
白門が目立っており、かっての駿河台校舎の面影がかすかに見えた。
炎の塔の学研連は地下2階に部屋が割り当てられ、アスレチック部屋もある。
かって昭和40年代 多摩丘陵に移転したが、その本当の理由は当時はびこつていた全共闘つぶしにあったという。 郊外へ移転することで活動は止んでしまった。
ただ その移転が理由で優秀な学生が集まらなくなったという。
貧乏学生が多かったが、八王子の田舎ではバイト先がなく、裕福な学生しか入学できなくなったのだ。
全国から上昇志向の強い優秀な学生が集まっていたが、それが影を潜めた。 東大法学部としのぎをけずっていた司法試験合格者も漸次 減少をつづけた。 法科の中央の凋落である。
現在 法学部法律学科の上位2割が予備試験とロースクールに進学している。
中大法学部のガイドブックによると、2021年卒の中大法学部生が進学した法科大学院は以下の通り(入学6人以上)。
予備試験合格者 26名。
・中大ロー 53人
・東大ロー 47人
・早稲田ロー 27人
・慶應ロー 26人
・一橋ロー 15人
・大阪大ロー 6人
・明治大ロー 6人
進学先のトップこそ中大ローだが、東大ローと大差がない。 全体では中大ローに進まないほうが多数派で、その進学先についても合格者数や合格率で、中大ローよりも成績が良いところが多いというのが実情だ。
官公庁も多く、3割が中央官庁 都庁 県庁 政令都市へ就職している。
残りが民間企業へいっている。
就職できな学部生はいない。
駿河台キャンパス ロースクールも移転。
法学部生の体育授業の体育館 小石川キャンパス。