その後も、
悩みながらの病院通いが続きます。
ノミ・ダニの検査
細菌性の検査
アレルギーの強度検査
アレルゲン検査
リンパ球検査
フードの変更
除去食試験
などなど…
皮膚トラブルのあるワンコが受ける検査を、
ひと通りして、
これと言う決め手にかける
=『アトピー性皮膚炎』
こう結論づけられました。
(動物病院の説明を受けての、はるこさんなりの解釈です)
検査の間は薬の使用も控えた為、どんどん皮膚が悪化していきます。
その後は、
「これからは、コロンくんの生活の質を保つ事を治療のメインにしませんか?
完治する疾患ではありません。
上手に付き合っていけるよう、ステロイドを
積極的に使用して皮膚を守りつつ、使用可能な年齢になったら、
アポキルなど比較的副作用の少ないお薬に
移行していってはどうですか?
ステロイドは悪ではないですよ。
どうしても抵抗があれば、他の治療ができるかもしれない専門病院を紹介しましょうか?」
先生からそんなお話をされました。
ステロイド自体は、
正しい使い方をすれば優れたお薬だと言う事。
この時、なんとなく理解してはいたのですが、まだ1才にも満たないコロンに、
日常的に使用する気には、
なかなかなれませんでした。
でも他に方法もない。
最低限のステロイドと病院での薬浴、
家ではシャンプー、そんな日が続きました。
原因を見極める為には、継続的な検査と
治療をして、病院をコロコロ変えない方が良いのではないか。
そう考えていたヤンとはるこさんでしたが、専門医や大きな病院も考え初めました。
頻繁な病院通い。
コロンの肌はボロボロのまま。
病院に着くと怖がって、
キュンキュンと赤ちゃんみたいに鳴くようになってしまいました。
もう無理かも。専門医に診てもらおうか。
そんななか、
新しい治療の提案をうけました。
次に続きます。