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ちょっと真面目なお話を。
今回はコロンの『皮膚』についてです。
長文になりますので、
回数を分けてお話させて頂きます。
〝フレンチブルドッグは肌が弱い〟
そんなざっくりした知識しか持ち合わせていなかったヤンとはるこさん。
噂にもれず、コロンも生後4ヶ月頃から現在に至るまで、ずっと皮膚トラブルに悩まされています。
「耳を気にしてる?」
最初の違和感はこんな感じ。
季節はちょうど春先でした。
その後、時折痒そうで、耳垢も黒っぽい。
動物病院での診断は外耳炎。
「フレブルちゃんは皮膚が弱いから…これからも一生付き合う症状ですね。」
先生からそんな説明をうけたのを覚えています。
「あれ?フケが多くない?」
次の違和感でした。
その後は、ひと月もしないうちに、どんどん悪化していきます。
足、脇、腹に湿疹ができます。この時の診断は膿皮症。
その度に、病院で抗生物質や薬浴で応急処置をしてもらうけど、一旦治ってすぐに再発。
そのうち、体の内側が真っ赤になって、痒みが強まっていきました。
掻きむしるから、血が出て、顔まわりも掻き壊して、赤くただれて毛も抜けてしまいました。
感覚的には、本当にあっという間に悪化しました。
「掻く→皮膚バリアが壊れる→そこから入った細菌や刺激で痒みが増す→掻くに戻る。
悪循環がおきています」
丸い円を描いて先生が説明をしてくれました。
しばらくすると、コロンは頻繁に体を掻くようになってしまいました。
原因もはっきりしない。
だから解決法もはっきりしない。
症状は目に見えて悪くなる。
どうにもできない苛立ちがつのりました。
この頃のはるこさんは、そんな状態のコロンを見るのが辛くて。
写真もまったく撮る気分ではありませんでした。
お世話も満足に出来てない事。
治してあげられないのに、
掻く事を怒ってしまう事。
全部に自信がなくなって、ちゃんと向き合えませんでした。
コロンの場合、
特に明け方くらいに痒みが増すようでした。
ケージのあるリビングから、毎朝
「カッカッカッ、タンタンタンッ」
と、体を掻いて床に足を打ちつける音が響いて、はるこさんは飛び起きます。
できるのは体をさすって痒みから気をそらしてあげるだけでした。
全神経を集中させて、気配を気にして過ごしていたので、コロンがすやすや寝ている時も、体を掻きむしるその音が、幻聴で聞こえてハッとなる時がありました。
少し前に手術をしていたコロン。
(手術についてはまた後日)
「免疫力が落ちているのかも。
大きくなって体力がつけば治るかも。」
しばらくは、そんな淡い期待を抱いていたけど、この頃のはるこさんは毎日泣きながらネットや本を調べまくっていました。
そして、このまま成長とともに治癒するのは、なんとなくどうやら無理そうだな。
と感じていました。
次に続きます。
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