サリー、街へ行く - Sally goes to town -
展開の目まぐるしいジェットコースターみたいな曲が聴きたいなと思い、自分で作りました。
作った当時はジャズロックにはまってました。
同じくジャズロックな『月詠-the moon-』も同時期に作ったものです。
自分で言っても仕方ないんですが、最高傑作のひとつというくらいに気に入っている曲です。
でも、曲の構想とかに悩むことなく、何もないところからほとんど15分くらいでできたんですよね。
それも軽い気持ちで暇つぶしのつもりでした。
上手く行く時って案外そんなものかもしれません。
星を追う人 -A Star Chaser-
僕には一人だけ、作った曲の感想を教えてくれる友人がいます。
彼女にこの曲を聴いてもらったら「天気予報とかに流れてそう」と言われました。
そういわれると、チャイムの音が雨の音みたいにも聞こえてきます。
そんなわけで、この曲のタイトルを決めました。
自分の作った曲の中では『水の中の夏-A summer in the water-』や『ニギわう森 - At a forest on the day-』と同じ系統の、アンビエント・ミュージック風です。
大人しめな作風の中でも特に地味な曲なのですが、さりげない感じが気に入っています。
普段はプログレ好きがたたって複雑な和音や転調を使ってしまうのですが、この曲は作りが素直です。
使っているボーカロイドは『AquesTone』というフリーのやつの旧式のものです。
アンニュイな吐息の交じりの声が気に入っています。
ネットユーザーには「ゆっくりボイス」のボーカロイド版と言った方が通じるかもしれません。
夜と目覚め -half awake and half asleep-
(歌詞)
きみだって すきだって いつだって いってたのに いまごろ うそだなんて かなしいよ
ぼくだって すきだって いまだって きみのことを おもって ゆめをみる かなしいよ