昭和百年奉祝曲アマザカル
(Ama-Zakal A Song For The Showa 100th Anniversary)
■コメンタリー
これは過去一番によくできた作品かも知れない。
曲ができる度に瞬間的にはいつもそう思っています。
副題の『昭和100年奉祝曲』という名前には理由があります。
過去記事『祖父が遺したオートグラフ』にある出来事がきっかけです。
自分自身、昭和生まれでこの曲のような素朴で大様で優しさを感じさせるメロディは親しみがあります。
ですが、ただ古臭いだけにならないように、ドラム・パートと響きをもっと複雑で自分好みにしました。
個人的には、これまでの自分の引き出しのあるものではなく、自分自身のどこにこんな曲を作れるポテンシャルがあったのか不思議な曲です。
名前を出すのもおこがましいですが、例えばバッハの有名な作品の中だと『G線上のアリア』だけ他の作品との共通点が見いだせず、なんとも突出して異質に思えるのですが、自分にとってこの曲はそういう位置づけになるのかもしれません。
もっともバッハには、本当は本人のものでないものも一定数ある(過去記事『名も知れぬ作曲家より』参照)のも確かなようですが…
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