せつなく朽ちた鉄扉

雑草地帯・日記部門。硬軟色々取り混ぜて、よろず話題の書き捨て場。
なおAdsenseはgooが勝手に出してるだけ。

goo只今受難中

2013-04-04 23:40:19 | PC、電子系
gooが、というかgooIDが、何者かからの大規模な攻撃を受けております。
しかも現在進行中。

 ■【重要】不正ログイン被害のご報告とパスワード再設定のお願い (gooヘルプ)
 ■「gooID」に不正ログイン攻撃、10万アカウントが突破される (INTERNET Watch)

で、その攻撃方法なんですが、INTERNET Watchの記事によると、

> 攻撃者がどこからか入手したID・パスワードのセットリストを使っている可能性が高く、
> その同じ文字列の組み合わせをgooIDでも“使い回し”しているアカウントが突破されたと
> 考えられる。

当初伝えられていたブルートフォース攻撃では無かったようですね。
ということで、何処のサービスのパスワードでも使っていないような、何か新しい文字列のパスワードを設定しておけば(今回のアタックについては)大丈夫っぽいです。

#今のところ被害は無いのですが、念のため私も変えときました。


しかしこうなると、一体何処から漏れたんだろう、というのが気になるところ。

まず、こんな方法で10万アカウントも抜けるんですから、国内のサービスであることは間違いないです。
さらに考えると、なんで他所のセットリストでgooにアタックをかけるのか。その漏洩させたサービス自身にアタックすればいいのに、と思うわけです。

ということで、現時点で想像できる漏洩元候補としては、こんな感じですかね。

  1. どこか終了したwebサービスから漏洩した。
  2. gooの古いデータが断片的に漏洩し、不完全に復元されている。

1の方ですけど、最近終了した、数十万アカウント以上はある大規模なwebサービスって何かありましたっけ? 何か心当たりがあればこれが一番怪しいんですが、ちょっと思い浮かばないので1は取り合えず保留。

2の方は、例えばシステムのリプレース時に廃棄したHDDからパスワードハッシュが漏洩して、そのハッシュ値を元にブルートフォースでちまちまパスワード割り出して、そうやって作ったセットリストで攻撃しているんじゃないかと。
gooといえば、数年前にgooメールのアップデートで派手にやらかしましたけど、あの時の古いシステムがちょっと気になります。ちゃんと廃棄したんでしょうかね?(したと思うけど)


まー何にせよ、この攻撃、
向こうの持ってるセットリストの最後まで行かないと終わんないでしょうね。

早く諦めてくれないかなぁ。



2010.10.09 CEATECその他色々

2010-10-24 21:56:55 | PC、電子系
CEATECネタ最後。細かいネタ色々と。



SONYの大型LEDディスプレイ。実はこれも3Dモニタ。


メガネ配ってました。紙製の使い捨て。



TGS使いまわしのGT5 3Dがデモられてました。TGSより3Dっぽかった。


ちなみに画像映していないときはこんな黒壁。


SONY展示、の裏っかわ。
巨大な3Dディスプレイで色々な3D映像デモやってました。このときはTGSでやってたレカロシートのGT5試遊台をそのまま持ち込んで、公開GT5デモになってました。
モニタの差なのか気のせいなのか、TGSで見たときより3Dの奥行きが深く見えましたね。くっきり立体で見えた方がコーナーまでの距離が見当つきやすいので、レースゲームは3Dに向いている気がするんですがどうでしょうか。とにかくコッチの方がTGSのデモより良い印象でした。

しかし、TGSじゃ一切撮影禁止だったくせにCEATECはオールフリー大歓迎状態。
何だろうなぁこの扱いの違いは。




こちらは日本航空電子のハイビジョンカメラスタビライザACE-LX3


本体をいくら揺らしても画像は殆ど揺れない見事な補正っぷり。
42倍ズーム、ピント距離70mという画像ですが、本気でゆすっても画像はいたって普通。



日本航空電子っていうとコネクタ屋さんってイメージが強いんですけど、ちゃんと今でも航空モノやっているんですね。この展示はヘリとかに積んでビデオの空撮をするためのカメラ、ACE-LX3

とにかく揺すっても揺すっても全然画像がブレない。流石はヘリに載せるだけのことはある手ぶれ(?)補正っぷりでした。デジカメもこのくらい手ぶれ補正が効いたらいいのになぁ、とか展示見ながらずーっと思ってました。




産総研の展示。上肢障害者用ロボットアームRAPUDA
車椅子の横に取り付けて、動かない腕や手の代わりになってくれるというロボットアーム。




見て分かりますかねー、アームの長さが変わるんですよ。
ちぢんだ分のアームどこ行っちゃうのさ。



HRP-4Cにすっかり押されていた産総研の展示の1つ、障害者生活支援用ロボットアームの研究なんですが、見て驚いたのは、これアームの長さが変わるんですよ。
ポケットからバット取り出したり引っ込めたりするような、四次元ポケットでもついてるのかこれ、という妙な感じに見えます。

詳細は分かりませんでしたけど、アームが樹脂製で、潰せるんだか分解できるんだか、とにかく90度曲げて下に格納できるんだそうです。
離れたテーブルのものを掴む腕の長さと、顔の前まで持って来るための腕の長さって当然違うんですよ。人間には肘があるから自然に対応できるんですけど、ロボットアームに肘があると、そこにアクチュエータが必要なので腕の真ん中が重くなり、その腕というか肘を支える剛性を確保するために腕がさらに重くなる、と良いこと無いんです。この方式なら、そこら辺は無理なく行けそうですね。


しかし産総研ってホントに何でもやるなぁ。
全容を完璧に把握できている人って、どのくらいいるんだろう。(笑)




オマケ。電波新聞社の展示というか商材。


あくまでも展示のメインは下側のライトなんですが、何割くらいの人が理解していっただろうか。(笑)



2010.10.09 CEATEC ヤマハのサウンドサイネージ

2010-10-19 22:49:14 | PC、電子系


いきなりそう来るかヤマハ。


CEATECネタもーちょい続きます。
今度はヤマハ。サウンドサイネージという展示をしていました。

サウンドサイネージが何かっていうと、要は音響技術を絡めたデジタルサイネージ
デジタルサイネージっていうのは、感覚としてはデジタルな看板というかポップ。秋葉原の駅にもできた液晶モニタの駅内広告とか、まさにデジタルサイネージ。他にも色々と幅広い適当な言葉なんですが、まーだいたいそんな感じです。



ヤマハの提案するサウンドサイネージの凄くおおざっぱな構成。
しかし「しゃべるボーカロイド」ってVOCALOIDの名から逸脱しているような気が。




第一の刺客、ぺらっぺらな平面スピーカーTLF-SP。面白いのは正面にだけ音が届く点。
横は当然ながら斜め前でも聴こえません。指向性はともかく、広がらないのが面白い。



第二の刺客、INFOSOUND……のデモ機材。
18kHzの高域音でデジタルデータを送信する技術だそうで。
送信速度は望めませんが、URLくらいの文字数なら問題ないらしいです。



INFOSOUND、なんで18kHzなの?って誰かが質問してました。
その回答によると、聞き取りにくい高音域で、CDで流せる実用範囲は18kHz~22kHzだからって話です。なるほどCD使うようなシステムを考慮してる訳ですか。確かに下手なMP3エンコーダでエンコードしたらカットされそうな気が。(笑)

ちなみにこのINFOSOUNDの通信音、10代以下なら、僅かに聞こえるらしいです。
私にゃまっっっったく聴こえませんでしたが。(泣)




そして第三の刺客、当然の顔で出てくる我らがミクさん。
すげー気の抜けるような声で一生懸命働いてました。



これキャラタペストリじゃないですよ、TLF-SPなんですよ。
だから正面に立つと、「あいほ~↓もってる~ぅ↑」(うろおぼえ)とかしゃべってます。

いやー、確かに興味を引く声ではありますけど、デジタルサイネージとしてはどうかなー。ミクが「きょうはネギがやすいよー↓ぉ↑」とかスーパーで売り子する日が来るんでしょうか。なかなか想像がつきにくい未来です。


ちなみにこのミクさん、当然ながらINFOSOUNDも仕込んであります。
なんでもiPhoneの専用アプリをこの前で使うと、「スタンプラリー」と称して、何かデータが受信できたらしいです。

そう、スタンプラリーなので、ラリーポイントがいっぱいありました。
ありましたよ。





まさかCEATECでボカロ一家を拝むことになるとは。しかも2社混在。
全部撮ってないんですが、恐らく国内向けVOCALOID2全キャラいたんじゃないかと。



TGSだとコスプレであふれるモール部分に、点々と展示してありました。しかも全員しゃべってる。なんつー場違いな。(笑)
これCEATECじゃなくてキャラショーかTGSでやれば面白かったのに、とか思いましたけど、まーそんなところにヤマハが行く道理も無いか。




ちなみにスタンプラリーは割と皆さん苦労してる様子でした。
なんせ周囲はうるさくポスターの音量は小さい。まだ実用化は難ありかと。




auが頑張りすぎて生きるのが辛い

2010-10-18 22:52:11 | PC、電子系
本日AM11:00 au冬モデル新機種発表会。

どーせauだし、と冷めていた心が一気に燃えた。
怒涛の反転攻勢、ノルマンディーになるかバストーニュになるかは分からんけど、とにかく勢いは物凄い。凄すぎる。

 ■au、冬~春登場の新モデルを発表 (ケータイWatch)
 ■au発表会「ワクワク感がキーワード、本気のauを見せていく」  (ケータイWatch)
 ■「もう一度、みんなが期待できるauに」 Androidで反転攻勢 (ITmediaNews)

auユーザーです。悲しきauユーザーです。
でもそんな悲しみは昨日までです。まさか機種変更で目移りがするほど迷う時代か来るなんて。
来るなんて。

もーとにかく目玉が多すぎてニュース記事にリンク貼っていると追いつかない状況なんで、箇条書きにまとめます。

 ・いきなりAndroidスマートフォンが3つ追加!
 ・追加3つのうち2つは三種のガラパゴス(ワンセグ、Felica、赤外線)搭載。
   → しかもそのうち1つは防水ときた。
   → 潔くガラパゴス化一切なしも1機種。なんとauらしからぬ英断!
 ・テザリング可能ツールいきなり発表。
   → 携帯的にはPC接続USBケーブルのエミュレート?無茶するなぁ。
 ・何故か携帯キャリアのくせにSkypeサポート。
   → でもなんか特殊なサービスっぽい予感。全容が見えないんで評価保留。

Skype auの詳細が分からないのと、スマートフォンのうち2機種は来年発売(春モデル?)っていうのは減点ポイントですけど、今までみたいに山ほど発表されても1つも欲しい機種が無いとかいう状況と比べたらどんなに幸せか。犬とかみかかとかの人にはわかんないよなきっと。(笑)

取りあえず現在の自分プラン。

  本命 IS06
  対抗 IS05

こんなところかなー。
IS06はガラパゴ3機能が無いのがいい。他よりカスタマイズしやすいんじゃないかなと。ただストラップホールが無さそうなのが困ったところ。※2010.10.19追記:あるらしいです。
IS05は小さめで持ちやすそうなのがいいなと。こっちはストラップホールもあるらしいし。

とはいえ、別にIS03、IS04でも大きな不満は無いんですけどね。
いきなりゼロ(IS01は数えん)から4つに増えたので、正直どれ選んだら良いのかパニックになってます。


ただ、スマートフォンラッシュの影で困ったことが1つ。
au、力入れたのはスマートフォンだけじゃないんですよね。

 ■こだわり抜いたiida最新モデル、半透明ケータイ「X-RAY」と「G9」の後継となる「G11」レビュー
  (GIGAZINE)

初代のG9以外、延々とゴミの山を築き続けたiidaブランド。
もうやめちまえ、と本気で思ってたんですがここでまさかの大逆転ですよ。

G11はG9の正統後継、原点回帰ですから今更何を言う必要もなし。純粋にスライド携帯としてかっこいい機種です。

凄いのはX-RAY。チープ&ギーク!(笑)
まるで秋月の電子工作キットのような見た目!(笑)
これだよ、こういうのを待ってたんだよ!!(笑)


  大穴:X-RAY  (笑)


もうね、発表の画像を見た瞬間、AndroidスマートフォンよりiidaのX-RAYが欲しくてたまりません。でもコレ買っちゃうと、自分としてはスマフォと2台持ちしなきゃいけなくなりそうな予感。


うーむ困った。困りました。
こんな幸せな困り方、慣れて無いので困ります。(笑)


2010.10.09 CEATEC 産総研のVocalWatcherというかHRP-4C

2010-10-15 23:19:26 | PC、電子系
CEATECネタ続き。
HRP-4C見に産総研のブースに行ってみると、なにやら人口密度が明らかにおかしい。



ブースは写真左側にも広がっているのに、何故その右の一角だけに集まるかね。


こんな感じ。何も見えん。



他の人のモニタで何とか存在確認する状況。


産総研ブースは基本的に空いているんですが、ここだけ何だか人だらけでした。みんなそんなにHRP-4C見たいか。見たいのか。って見に来ている自分が言うセリフじゃないですが。
しかし雰囲気はまさに見世物小屋。HRP-4Cの首が伸びるんじゃないかとちらっと思いました。(笑)

今回の産総研の展示の主題は「VocalWatcher」なる機能。要は生身の歌い手さんの歌っている顔をビデオで撮って、その顔真似をHRP-4Cでやるという機能なので、顔が見えないとどーしようも無い展示です。
ってことで、とにかく歌っている間の顔を拝ませて頂かなければ。何とかならないかなぁと背伸びしたり首振ったり。せめてもうちょい高い台に設置してくれていたらなぁ……。



手を伸ばして撮った。これじゃ飛頭蛮だ。


終盤になると抜ける人も出てきたので、何とか隙間からちらっと見えた。


頑張って頑張って粘って、何とか最後の数分だけ、歌唱中のお顔を拝むことが出来ました。

まーぶっちゃけて言えば相変わらずの学天則っぷりなんですが、流石は生身の顔をトレースだけあります、歌唱中の表情は割と自然でした。
一部の口パクは明らかにおかしいんですが(口をすぼめるアクチュエータが無いんだそうで)、目線や顔の傾げ方なんかはロボットの演出としては相当なものです。

特に顔を傾げると、あのショートヘアがさらっと揺れるんですよ。
そこへ目線を斜め下に流したりなんかすると、そこはもうどきっとしますって。
一瞬だけですけど、その瞬間だけは、人に見えました。驚きましたよ。

ということで、まだまだ人の表情のトレースだけですけど、このロボットの「首から上」が持つポテンシャルに気付かされた展示でした。なるほど歴代アクトロイドが何かおかしかったのは、造形だけでなく動きの不自然さもあったんですかね。
私見ですけど、こりゃ研究進めると相当面白そうな予感が。もしかすると不気味の谷を越えられるんじゃないかと。さらには、人の表情に対する認知の仕組みとか脳科学方面でも色々実験できそうな気もしますし。これ、実は割と良い研究になりそうな気がします。産総研がんばれ。




ステージ後、動いていない姿を撮影。


あっぷ。瞳にハイライトとか照明ずる過ぎる。(笑)
次回はリップも塗ってあげて。(笑)



2010.10.09 CEATEC行ってきたけど……。

2010-10-13 00:00:02 | PC、電子系
今年もCEATEC行ってきました。
土曜の寒ーい雨の中、壊れた折りたたみ傘でずぶぬれになりながら。

今回のCEATECは昨年の3Dテレビのような盛り上がりは無かったんですが、それなりに注目アイテムは来てまして。
  ・東芝のグラスレス3Dテレビ
  ・シャープのGALAPAGOS
  ・auのIS03
  ・docomoのGaraxyS
っと、こんなところを見たくて行ってきました。



東芝。門前払い。



シャープ。GALAPAGOS。待っても待っても場所が空かない。
そもそも列整理とか一切無い。




au。ごらんのありさま。


docomo。やっぱり人の山。


結局、全部スルー。
注目アイテム、1つも見ないで帰ってきました。

東芝の門前払いと完全にカオスだったGALAPAGOSはともかく、IS03とGaraxySは並んで待てば1時間後くらいには触れそうな雰囲気はありましたけどね。
ただ、産総研のHRP-4CやMMDAgent(結局見つからなかった)も見たかったので、悩んだ末に切りました。どーせ発売すれば触れるんだし、とかちらっと思ったし。(笑)

でも、今思えばどちらか一方でも触ってくれば良かったなぁ。
まだBlogのネタにもなったというもんだ。


ちなみにこの後、熱出して連休を棒に振りました。まだ発熱中です。
ほんと何してるんだろ俺……。


島根ではパソコンなんてあるわけないけどよくあることです

2010-10-02 00:12:14 | PC、電子系
最近AHSという会社が良くわからない。
いや昔は分かっていたかというと疑問だけど、こういう方向性では無かったような。

 ■『VOICEROID+ 鷹の爪 吉田くん』2010年10月22日(金)発売 (AHS)


まー月読アイ&ショウタ辺りから変だなーとは思ってましたけど、まさか吉田君が来るとは。
何故吉田。何故鷹の爪団。

で、腹立つことにこの吉田君がまた完璧。(笑)






もう次回作から吉田君だけCVいらないんじゃね?というほどの出来。
まさかここまでの親和性とは。FROGMAN氏恐るべし。


しかしこれで15750円とはなー。
この値段なら、総統のVOICEROIDも付けて欲しかった。
そうすれば掛け合いが出来たのに。

総統出ないかなー。
どうせライブラリ録音の手間変わんないだろうに。(笑)








目指している未来がガラパゴス

2010-09-27 22:48:06 | PC、電子系
ガラパゴスとは恐れ入った。目指している未来が違いすぎる。

 ■その名も「ガラパゴス」 シャープの電子書籍端末、12月に発売
 ■進化する「GALAPAGOS」で世界へ シャープの電子書籍端末、早期に100万台目指す
  (以上、2つともITmediaNews)
 ■GALAPAGOS (シャープ:要Flash)

 ■ガラパゴス化 (wikipedia)

「GALAPAGOS」って、電子書籍端末の名前じゃなくて、配本、課金システムまでまで含めたトータルシステムの名前なんだそうです。
よりにもよって自虐的にも程がある「ガラパゴス」という言葉をあえて使ってきた訳ですけど、それが電子書籍システムって考えると、ああなるほどな、という感じがします。

そもそも出版って、ガラパゴス的なものなんですよね。

まず、書籍が単独で多言語化とかする訳がありませんし。
国によってうけるストーリーはおろかスラングもことわざも違いますし。
そもそも日本語なんかガラパゴスの最たるもので、縦書きはするわルビはつくは「」なんか使うわ。さらに句読点も改行位置も文体で自由奔放に変われる言語と来た。

こんなものをサポートするなら、いっそ堂々とガラパゴス化をした方が割り切りが良いってものです。
どうせ出版関係なんて会社も団体も全てガラパゴス化してるんだろうから、恐らく話が早い。(笑)

そう思うと、スマートフォンと電子書籍ビューアーって、凄く似ている(というか中身は殆ど同じ)のに、方向が全然違うもんなんですね。凄く外向き、ワールドワイドなスマートフォンに対して、極端までに内向き、ローカライズにこそ価値がある電子書籍。面白いものです。


まー何だかんだ言いつつ結局のところ電子書籍サービスは品揃えが評価の全てだと思うので、まずは12月にどんなラインナップで来るか、そこを冷静に待たせてもらいましょうか。
前から言ってますけど、トラ技とインターフェースが電子化されて毎月送られてくるなら買いますよきっと。



で、全然関係ない現在の懸念事項。

auが来週発表すると噂のAndorid携帯、auのティザーCMの動画とか、auが昔ちょっとだけ見せた画像とか、みょーに似てるんですよね、GALAPAGOSの5.5インチ版に。ティザーCMを見ると5.5インチよりは小さく見えるんですが、ティザーですから、サイズまで正確に描いているかは疑わしいですし。

電子書籍リーダーとしてならいいんですが、5.5インチはさすがにスマートフォントにはちょいでかすぎます。
でもIS01に対して携帯機能を抜いた機種を独自に売ったシャープ、嫌な予感がしないでもないのです。

こんな予想、できれば外れて欲しいなぁ。
スマートフォンは4インチくらいの画面サイズであって欲しい。



今回もMTMは面白そうだったみたいです。

2010-05-31 22:08:30 | PC、電子系
溢れる才能と多大な労力と膨大な時間とかなりの資金を突っ込んで純粋に趣味だけの技術を追求する、Make:Tokyo Meeting。
あーやっぱ行きたかったなぁ。

 ■Make:Tokyo05開催! バカ?天才?その隙≒0だった【前編】
 ■Make:Tokyo05開催! バカ?天才?その隙≒0だった【後編】
  (上記2つともASCII.jp)

先週、Make:Tokyo Meeting 05があったんですよね。
前々回の04から東工大の大岡山キャンパスなんてウチから行きづらい場所になっちゃったので見学を見送ってますが、こうやってレポートを読むとやっぱ行きたくなりますね。

特に見たかったのは超小型飛行体研究所の空飛ぶ円盤というか空飛ぶ魔法巫女さん。
帽子のつばが主翼になるんですかね? 何処に重心あるんだろ。よくこんなのが安定して飛ぶなぁとちょっと驚きです。

まぁ誰でも思うでしょうけど、これ絶対、魔理沙でやって欲しいなと。
魔理沙が飛ぶキットとか売ってたらバカ売れすると思うんですけど。


あともう1つ見たかったのは、なんといってもはやぶさコス!
まさかMTMでコスプレが出てくるとは! イオンエンジン3機駆動ってことは往路かな。これから着陸なんだろうなとか思ったら小惑星イトカワ付きというのもまた泣かせるわけですよ。

え?ワンフェスに参加? 決定、夏は幕張行く。絶対撮る。
出来ればミネルヴァもあるといいなぁ。(ぉ


ミクAPPENDでミク七変化

2010-04-30 23:58:08 | PC、電子系
ついに出ましたねー。

 ■Miku Append (クリプトンフューチャーメディア)






やっぱり来てた大漁船。いつもながら仕事が早い。
産総研は事業仕分けされないように注意したほうが。(笑)


って訳で、ミクAPPEND買っちゃいました。
うん、確かにはいてないっぽい気がする。(ぉ
というかあの胸はパッドだろどうみても。(爆

いやそーいう話はともかく。

6つもライブラリが増えて合計7つの声色になったレインボーミクさん。何がどう違うんだか良く分からないので、学習のためにダッシュ1からダッシュ7まで皆さんそれぞれ歌って頂きました。

# あ……いや……レインボーマンの歌じゃないですよ。(笑)


まずはオリジナルのしまぱんミクさん。
まーいつものミクさんですね。今日もお元気そうで何よりです。

  ●ボコデレの歌・オリジナルミク版 (MP3ファイル・35秒)

聞き取りにくいと困るので、一応歌詞書いときましょうか。

 ---------------------------------------
   おとこ おとこ ぶん殴りたい
   おとこ おとこ ボッコボッコに
   おとこ おとこ ぶん殴りたい

   おとこ おとこ ぶん殴りたい
   おとこ おとこ 怖いけど
   おとこ おとこ ちょっとがまん
 ---------------------------------------

APPEND買った帰りの電車の中で3秒で作ったもんでかなりとんでもない歌になってますけど、まぁ内容は置いといてください。(笑)
ちなみに曲はドミソの3つだけ。(爆) 一応高低音両方聞き比べるように、1番はベースがC3、2番は5度上がってA3がベースになってます。

なお無音削除とMP3エンコード以外、WAVファイルの後処理は一切ありません。音量まで含めて、VOCALOID2 Editorが吐き出したwavデータそのままになっています。


さて、しまぱんさんの次は、いよいよはいてない方を。

  ●ボコデレの歌・ミクAPPEND Dark (MP3ファイル35秒、以下全て同じ)
  ●ボコデレの歌・ミクAPPEND Soft
  ●ボコデレの歌・ミクAPPEND Light
  ●ボコデレの歌・ミクAPPEND Vivid
  ●ボコデレの歌・ミクAPPEND Solid
  ●ボコデレの歌・ミクAPPEND Sweet

いやそれぞれ結構違うもんです。
確かにミクなんですけど、それぞれ別人格のミクという感じがします。

総じて感じるのが、アタックの柔らかさと音程のばらつきの少なさ。
オリジナルミクで誰もが困った部分(と同時に個性だった部分)が随分丸くなってます。
まだ分かりませんけど、もしかするとオリジナルより使いやすいんじゃないでしょうか。

で、以下個別。

まずDark。1番怖すぎ。
ボコデレというより単に恨みで殴りに行くようにしか聞こえません。(笑)
ヤンデレ系というかダウナー系というか長門系って感じで使えそうです。

お次はSoft。幼い系ですかね。
ブレス感がかなり残っているので、生々しい感じがありますね。
使いやすそうだけど使いこなすと大化けしそうな予感。これオリジナルの置き換えで使えそう。

Lightはイマイチ使い道が思い浮かばないんですが、
実は一番、中の人(藤田咲さん)っぽさが残ってる気がしないでも。

Vividは、この歌だとイマイチ特長が出ないですね。
アタックの切れが良いので、もっと速いテンポの歌に使うべきなんでしょうか。

Solidは……これも使い道が良くわかんないなぁ。
ロボ声というか、ボコーダ通す事前提だったりすると、割と使いやすいのかも。

最後がSweet。音量無さすぎ。SweetというよりWisperだろ。(笑)
このライブラリだけ、何故かどーやっても音量が出ません。
これじゃ特徴が分かんないので、Sweetだけちょっと増幅してみました。

  ●ミクAPPEND Sweet・増幅版

かわええ!!!
これはロリ声というか萌え声というか、なんかドキドキする声です間違いなく。(笑)
色々使い道はありそうですが、もうこういうキャラのキャラソンとして使うのが一番正しいような気がしてなりません。

ろりミクとか誰かが仕掛けたら人気出そうだなぁ。


ま、これだけ音源が増えても、何かが楽になるというより、かえって選択肢が増えて悩みが増えそうな気が。
7つもあっても、結局は自分お気に入りの音源が1つか2つに固定化されて、それだけを使う形になっちゃうんじゃないでしょうかね。