せつなく朽ちた鉄扉

雑草地帯・日記部門。硬軟色々取り混ぜて、よろず話題の書き捨て場。
なおAdsenseはgooが勝手に出してるだけ。

GW缶詰ポータル応援企画・その3:くじらカレー缶

2012-05-06 08:02:14 | 食い物
勝手にDPZ側面応援企画その3にして最終回。
今回は、前からずーーと気になっていた缶詰を処分してみました。


【キョクヨーのくじらカレー缶】



既に絵からして何か微妙なんですがどうしたら。


なんか微妙な言い訳が泣ける。


くじらカレー。
カレーの缶詰というのも鯖カレーくらいしか見ませんが、さらにこちらはクジラ入り。希少価値というか何というか、少なくとも「今夜はくじらカレーよー」とかいって買う感じじゃない商品です。

実はこれ、何処で買ったか全く覚えて無いんですよ。周囲でこんなの買うのは自分くらいしかいないので買ったのは間違いないんでしょうけど、さて何処でいつ買ったのやら。




賞味期限チェック……12年か、大物が来たな。
そして缶の状態がかなりヤバイことに気付く。


賞味期限2000年!恐らく買ったのは20世紀中ですよこれ。
そして困ったことに缶が錆び始めてます。缶に光沢が無いし、フチなんかめっきが落ちて錆びが出てるし。

これは開けるのにちょっと勇気要りました。
ちなみに開けたのは用心のため生ゴミの日の前日の夜。そりゃそうでしょう。



開けた。食い物に見えない。


臭いを確認するため、電子レンジで温めてみた……けど見た目がNG過ぎたので自主規制。
カレーの中にビーフジャーキーを厚くしたような大きめのスジっぽい肉がごろんと入ってます。


今回は正直かなり勇気が要りましたけど、ちゃんとチェックはしときました。
  ●色  → 問題あると言えばあるけど、まぁカレーとしては普通かと。
  ●臭い → 一応カレーの匂い。というかカレーって大抵はカレーの匂いしかしないし。
  ●味  → 100円台のレトルトカレーの味……の後ろに、なんか鉄っぽさが……。

後味がなんか鉄っぽいです。特に肉が鉄臭い。
ただ、この鉄臭さは缶詰から溶け出したものか、それとも元々のクジラ肉の血の臭いだったのかはちょっと判別つきませんでした。

一応温めても異臭とかしなかったし、鉄臭さも変わらなかったので、完食しときました。味は少しジャガイモが多いのと微妙に鉄臭い以外は、ホントに安物レトルトカレーそのものの味でした。辛さも中辛くらいですかね。本当にカレーとしては見事な平凡っぷり。
まー万人向けの味ってのを狙ったのかも知れませんが、そもそもクジラでカレーで缶詰なんて訳の分からないモノを買うような好きモノはどーせ普通の味なんて求めていないんですから、もっと香辛料強めのガツンとしたカレーでも良かったんじゃないでしょうか。


さて、食い終わったので缶を洗って捨てようかと思ったわけですが、
その洗った缶の中にちょっと見慣れないモノが……。



なにこの黒い点。


缶の中に変な黒い点が。これ、缶の腐食でしょうね。
缶の外側には何の痕跡も無いので、内部から腐食しているっぽい感じ……。

ってことは、あの鉄っぽさはやっぱり……。
ううむ、食わないほうが良かったかも。


GW缶詰ポータル応援企画・その2:自衛隊おでん缶

2012-05-05 20:58:13 | 食い物
勝手にDPZ側面応援企画その2。
取りあえず手元にある缶詰を開けてみるというだけですけど、2回目はこちら。


【自衛隊 串入りおでん】



恐らく入間基地の航空祭で買ったものではないかと。(覚えてないのか)


今度も安牌、無難なところでポトフおでん缶です。
自衛隊といっても有名な戦闘糧食Ⅰ型とは全然関係の無い、単なるお土産品です。

ちなみに製造者は静岡市の伊藤食品株式会社だそうです。
……といってもこの会社、一般にはおでん缶売って無いみたいなんですが。割とレアなんでしょうかこれ。



中身は6品。おでん缶としては無難な線かと。


プルトップなので戦闘糧食Ⅰ型でない事は明らか。


賞味期限は……2年半前か。このBlogとしては割と安全な方。(ぉ


良くは知りませんが、自衛隊で採用している缶詰は全て缶切りで開けるタイプなんだそうで。プルトップタイプだとどうしても強度が足りないとか。そりゃ揺れたり投げたり上空から落としたりしますから仕方ないんでしょうけど、赤飯缶みたいなでっかいのを缶切りで開けるのは大変だろうなぁ。



開けた。物凄いつゆだく。少しこぼしてしまった。


中身はこんな感じ、全体的にちっこい。
そしてちゃんと竹串付き。出汁に沈んでました。


さて、恒例?の開封チェックですが
  ●色  → 特に問題なし。勝手に関東炊きを想像していたので、ちょっと拍子抜け。
  ●臭い → 異臭ではないんだけど……何故か番茶の匂いがするんだよなぁ。
  ●味  → 割と味の強いだし汁。でもなんか、番茶っぽい渋さが……何故?

開けた瞬間から、お茶かと思うような匂いが漂いまして。出汁も何か後に残る渋さがあって、どう考えてもお茶の味がするのです。なるほど静岡だから番茶入りの出汁なのか凄いな、とか思っていたんですが、よくよく見たら成分表にはそんなこと一切書いて無いのですよ。



ほら。


んー? んー??

随分悩みながら食いましたけど、味は普通に良かったです。
特にこんにゃくは良く味がしみていておいしかったですね。
出汁の番茶風味も、後味の渋さが少し強いのが気になりましたが、さっぱりした感じでなかなか良かったです。

難点と言えば、うずら卵は少し硬めで、串刺すのが大変だったことくらいでしょうか。
刺そうとするとコロコロ逃げるんだあいつ。ああちくしょう。(笑)


で、食い終わって何となく串を舐めていて思ったんですが……
このお茶っぽさ、もしかして串のエキス?

そう考えると全部つじつまが合うんですが、食い終わった後なので深く考えないようにしました。


GW缶詰ポータル応援企画・その1:ミートソース缶

2012-05-05 13:10:54 | 食い物
最近何処と無く勢いが無いなぁと思っていたデイリーポータルZがGW企画と称して久しぶりに面白いことをやっているようでして。

 ■缶詰ポータル (デイリーポータルZ:クラブ活動)

そうそう、この興味はあるけどバカらしくて誰もやらない事をやってくれるというかやっちまったのかよ感がデイリーポータルZだよなぁと久しぶりに感心しております。
よしそれなら、私も数は少ないけど側面から勝手に応援しようじゃないですかと、何となく今日明日くらいで缶詰企画をやってみようかなと。

ちなみに数は全部で3缶。ホントに少なっ。
まーいきなりで何の準備も無いんで、そんなもんで勘弁してください。


【カゴメ ミートソース マッシュルーム入り】





最初の1缶目は、皆様お馴染みカゴメのミートソース缶。
有名すぎてつまらない代物ですが、取りあえずぱっと用意できたのがこれだったので。

ちなみに賞味期限は……。



2010年かと思ったら2001年でした。


あら11年モノが出てきましたよ。
軽く行こうと思ったらいきなりの大物でちょっと困ってます。



開けてみた。当初はゴミ扱いだったので床の上。
一応カビや変質は無さそうだが……この黒いツブは何だ?


さていよいよ開封チェック。
  ●色  → 黒い点が気になるが、まぁ全体としては問題なし。
  ●臭い → 特に異臭はせず。
  ●味  → 1さじなめた程度では、特に異常は感じられず。鉄っぽさも無し。

ちなみに写真の黒い点は肉でした。噛むと肉の味と食感が。
なるほど肉ってトマトソースに11年漬け込むと黒くなるんですか知らなかった。(?)


さて、一応問題は無さそうなので、実際に食ってみますか。



合わせるパスタもまた年代もの。買ったの2年前くらいか?


でも賞味起源は問題なし。


そういえばパスタといえば第二次大戦中にイタリア軍が北アフリカ戦線で砂漠の真ん中で貴重な水でパスタ茹でてたって話を聞いたことありますけど、なんせ乾燥パスタは重要な保存食でもあるので、実際に軍に支給されたりしたんだろうなぁとか思います。給仕係は苦労しただろうなぁ。
まぁパスタ同様、食うために大量の水と燃料を必要とする白米なんてのを支給していたのが日本ですから、イタリアから見たら「お前が言うな」レベルの話という気がしないでもないですが。
ってことで、結論としてはアルファ化万歳というとこですかね(ぉぃ)。アルファ米は有名ですが、今はアルファ化パスタってのもあるらしいので、次の大戦でのイタリアは怖い存在になりそうです。まー彼らが今の時代に北アフリカで戦う必要があるかどうかは謎ですが。

で。そうこうしているうちにパスタも茹で上がったようです。



2束茹でたら何だかパンチョみたくなってしまった。


大きさ比較。1缶全部使い切ろうと思った俺が悪い。


温めてパスタにかけて食ってみましたけど、まぁ普通でした。
肉が黒いことだけを除いて。

11年間、目に見えないレベルでどういう反応が起きていたかは知りませんので本当に食って良かったのかは未だに分かりませんけど、取りあえず11年経っても食えるレベルとは恐れ入りました。


ゆるゆり・チョコレートちょい足し企画を検証する

2012-02-18 22:26:35 | 食い物
たまたま見たニコ生がなんか物凄かったので。

 ■バレンタイン特別企画「お願い!ゆるゆりランキング」 (ニコニコ生放送・終了番組)
  ※恐らくプレミアム会員じゃないと見られません。

> 出演:三上枝織(赤座あかり 役)、大坪由佳(歳納京子 役)、津田美波(船見結衣 役)、
> 大久保瑠美(吉川ちなつ 役)、藤田咲(杉浦綾乃 役)

> 出演者がチョコレートにちょい足ししておいしいと思う具材を選び、
> 実際に作ってランキング付けをする番組です。

……と番組説明にはさらりと書いてありますが、実際には想像をはるかに飛び越えた阿鼻叫喚のとんでもない闇チョコ展開でした。

しかし、しかしですよ。
鍋物とかと違って、単にチョコかけた程度でそうそうとんでもない味になるとも思えないんですよね。チョコって割と懐の深いところがあるので。

たとえその相手がキムチでも、納豆でも、何とかなりそうな気がするんですよ。一応。

ということで。
仕方ありません、検証してみました。




作っちゃいましたよええ。


番組ではチョコソースがメインでしたけど、あれは高いので88円で買ったガーナミルクチョコ一択で行きます。トッピングは左上から順に、


たくあん  梅干  わさび  柚子胡椒
アボガド  キムチ  キュウリ  納豆
焼き肉のタレ  酒粕  ハム  レモン汁


以上。(笑)
酒粕だけはオリジナルで、他は全部番組に出てきた食材です。
酒粕は、ちょうど来週1週間分の夕食用の粕汁を作っていたところだったので、その流れということで。

で、順に結果なんぞを。


【たくあん】 判定:微妙
 しょっぱあまい状況からチョコだけ先に消えて、最後はたくあんだけ口に残る。イマイチ。


【梅干】 判定:普通にうまい
 しょっぱあまい。香りもいい。すっぱさはチョコのせいで目立たない。梅干の、じわじわと味が染み出してくる感じがチョコと凄く合う。ただ、チョコと梅干の分量を間違えると後味が梅干だけになりそうな恐れも。


【わさび】 判定:これはいける
 わさび自体に辛い以外の強い味が無いので、最初の辛さ以外はチョコと全くケンカしない。わさびが好きなら普通に食える味。爽やかなチョコ。そういえばサダハル・アオキ・パリにわさび味チョコってあったな。


【柚子胡椒】 判定:危険。許されないレベル。
 双方全く合わない。他のどれより、遥かに合わない。香りは一瞬で抜けて、なんか柚子胡椒についている味がダイレクトに飛んできて、後からチョコがゆっくり追いかけてくる。やっぱ柚子胡椒って香りと辛味以外に色々と味がついているのが敗因ではないかと。


【アボガド】 判定:訳が分からん
 アボガドがねっとり柔らかいので一瞬だけ何か超高級スイーツっぽい食感がするんだけど、アボガドの香りは何とも調和せずそのまま残留して、結果うまいのかまずいのかすらよく分からない味で終了。でも、チョコを若干柔らかめのものにして、アボガドに対してチョコの量を多めにすれば、割と許せる味になりそうな予感。


【キムチ】 判定:許されない
 全く合わない。何処までもキムチはキムチ。強烈に自己主張するのみ。柚子胡椒よりは若干マシだが、まぁ似たようなもの。食べて後悔するレベル。


【キュウリ】 判定:割といけるぞこれ
 キュウリの苦さと青臭さがチョコの甘さと香りでマスクされて、水っぽさと食感だけが残って、何だか瓜のような感じがする。何より、後味が軽い。チョコ特有の、後味の重さが消えてしまうのが美味い不味いの枠を超えて驚き。


【納豆】 判定:単に納豆
 食えなくはないんだけど、チョコに納豆が合うのではなく、納豆が納豆の中にチョコの存在を許したという感じ。主体はあくまで納豆。要はチョコを入れようが入れまいが、納豆は納豆だったということで。納豆の圧勝。


【焼き肉のタレ】 判定:タレの圧勝
 辛口のタレが甘口になりました。以上。(笑)


【酒粕】 判定:不思議な味
 食感はアボガドチョコのような感じ。先に酒粕の味がしてから、後でチョコの味が来る。普通に食べると全く味が混ざらないが、口の中でよく噛んで意識的にまぜれば、日本酒ボンボンのようないける味になる。アボガド同様、これも柔らかいチョコなら、もっといい感じになりそう。


【ハム】 判定:そこそこ
 チョコが多いとハムがあっさり負ける。チョコの味しかしない。チョコがメインというより、ハムをメインにしてちょっとだけチョコというのなら悪く無さそうな感じ。


【レモン汁】 判定:驚きのダメさ加減
 全く合わないにも程がある。チョコの味が出てくる前にレモンの酸味だけ先にダイレクトに来るので凄く厳しい。とにかくすっぱい。チョコの味が良くわかんなくなる。


ということで、以下、個人的ワースト。

  ワースト3位 キムチ   全く意味の無い努力。
  ワースト2位 柚子胡椒  チョコがかわいそうになる。
  ワースト1位 レモン汁  本気でキツイ。

レモン味きつかった。ここまで合わないとは逆に驚き。
それ以外も総じてキツいモノが多くて、食わされていたスタッフさんあー本当に辛かったんだなーとか改めて理解できた気がします。良かった検証した意味あった。(笑)


じゃ、最後にベストも書いときますか。

  ベスト3位 酒粕   未来がある味。工夫すれば商品になる。
  ベスト2位 梅干   安定のうまさ。後味もいい。
  ベスト1位 キュウリ 後味の軽さは驚きのレベル。こういうチョコもあるのか。


キュウリ+チョコは番組ではかなり酷い評価でしたけど、いやー割といけましたよ?
とにかく後味が軽いんですよ。チョコって食べた後どうしてもコーヒーが欲しくなるような後味の重さがありますけど、キュウリと食べるとそれがあんまり無い。これは面白いですねー。

あんまり面白かったので、この後にもう1つ作って食ってました。
チョコもキュウリも余っているので、もう1つ2つ食ってみたいなぁとか思ってます。


ってことで、チョコとキュウリ、少しだけオススメです。(えー
そりゃ絶対に万人向けじゃないとは思いますけど、まぁ1度くらい試してみるのはアリじゃないかなぁと。


2012.01.28 サロン・デュ・ショコラ 見かけたけど買わなかったもの

2012-02-06 23:01:15 | 食い物
サロン・デュ・ショコラおまけ。
見ただけで買わなかったものなんかをちょっとだけ紹介。




こういうチョコでできたオブジェが展示されているのです。
来年は是非Lat式ミクとか(ぉ



真ん中のがソウルジェムみたいだなぁと。
食べてみたかったけど、さすがに4500円は出せなかった。



くまー。



口紅型のチョコ。
見た目も面白いし1000円未満と安めなおかげか全て売り切れ。


チョコの祭典に物凄い場違いな今川焼き機。
実はマカロンを入れた今川焼きを作るのです。これは準備中だけど。


今年は買わなかったので、これは去年の写真。


中はこんな感じでした。



ここは火星か? というかこれ誰に贈ればいいんだ。



ギモーヴ。何故巻いた。
これが半分の長さで半値だったら買っていたと思う。



このギモーブロールですけど、何故か断面にゴマがまぶしてあるんですよね。ギモーヴとゴマって合うんでしょうか。試食が無かったのが残念でなりません。
なんでゴマ?って話を聞いたら、アッチのパティシエの人が日本の巻き寿司をリスペクトして作ったんだそうで。なるほど海苔巻きじゃなくてゴマをまぶした巻き寿司を見たんですかその人。

できればゴマ無しでギモーヴを食べたかったのと、やはり少し高かったので遠慮しときましたけど、気になった1品でしたね。

だってねぇ。
巻いてあると、腸みたいじゃないですか。(だいたいCLAMPのせい


関係者ですらトラウマ。ギモーヴ気の毒すぎる。(笑)


2012.01.28 サロン・デュ・ショコラ

2012-02-04 21:34:43 | 食い物
チョコってのは、貰うものじゃないんですよ。
買うものなんですよ。

少なくとも、自分の人生の中ではそうなんです。


ということで今年も新宿伊勢丹のサロン・デュ・ショコラ行ってきました。
終わっちゃった後で記事書いても仕方ない気もしますが、まぁ他に更新するネタもないので。

 ■チョコレートの祭典 サロン・デュ・ショコラへ! (タイムアウト東京)
 ■10周年「サロン・デュ・ショコラ」開幕、初音ミクが伊勢丹BGMに (fashionsnap.com)




そういえば今回はミクとのコラボなんて話もあったんですが、実際の会場にはミクのネギの字も無なかったですね。毎年のごとく、単なる戦場でした。(笑)

以下買ってきたものなどなど。




ドバイから来たアルナスマのチョコレートバー
明治の板チョコが98円で買える時代に、この1枚で1050円。


成分表。何と言ってもラクダミルクパウダーがこのチョコの特徴。
しかし原産国が何故オーストリア? 良く分からんブランドだな。


今年も来てたアルナスマ。
毎年ラクダの置き物みたいなでかくて高いチョコを持ち込んでいましたけど、今年はもうちょっとお手ごろな(?)板チョコを売っていたので、思わず買ってしまいました。

成分表の通り、これはラクダの乳を使ったチョコなんだそうで。その中でもいくつかバリエーションがあるんですけど、私が買ったのはデーツ入りのチョコ。やっぱ中東ならデーツだろ、ということで。
味はやっぱり少しクセがありますね。すっぱいような、乳脂肪の脂臭さというか、そういうのがほのかに香ります。デーツの方はすっぱくないレーズンみたいでチョコに合いますね。
このデーツ、もっとがつんと香るようにラムに漬けてからチョコに入れてみてたい気もしますけど、それじゃ全然イスラムっぽくないよなぁ。(笑)




フランソワ プラリュのプラリュリン。初めて見た。
試食して気に入ったので小さい方を購入。368円と(このイベントでは)お得価格。


こんな包装でした。電子レンジで暖めるとまたおいしいんだそうで。


成分表。レシピとブランドはフランス産だけど、まぁ当然ながら日本で焼いた訳でして。


これはチョコチップを混ぜて焼いたブリオッシュ(フランス風菓子パン)。最近のフランスでは、このプラリュリンが割とメジャーなお菓子なんだそうで。
しかしブリオッシュの一種といっても見た目の通りパンとは全く違う方向性でして、どちらかというとパンとパウンドケーキとスポンジケーキの中間辺りにあるような食感でした。
思わず試食後に「これ現地での扱いはパンなんでしょうか、ケーキなんでしょうか」と聞いてしまいましたけど(笑)、どっちでも無いけど一応デザートというか菓子の扱いですなんて話でした。

でも日本のチョコチップメロンパンは、デザートというより食事ですよねぇ。
向こうはこんな重い菓子を食後やお茶の時間に食うんでしょうか。うーん。



Mary'sのTokyo Chocolateというブランドの板チョコ。
カシスとピスタチオがどっさり入ったホワイトチョコ。確か1000円。


断面。もうかじればカシスに当たって当然という量。


あの、あの大してうまくもないのにスーパーで高級品のような顔して売られているしょーもないバレンタインチョコをせっせと量産しているMary's。その海外向け?高級ブランドが、このTokyo Chocolate。
全然期待していなかったんですが、試食したらおいしかったので思わず購入。ここでMary'sのチョコを買うとか何かに負けた気もしますが、まぁおいしいからいいかと。

味はカシスの味と香りがメインで、それをチョコの甘さでまろやかにする感じ。ピスタチオは……どこいった(笑)。カシスの酸っぱさとチョコの甘さのバランスが私好みだったんですが、お店の人によるとダメな人はダメなんだそうです。そうなのかー。

ちなみに表面のワニ皮みたいな模様もチョコでできてます。
最初は印刷した厚紙かと思ったので、これはちょっと驚きました。どうやって量産したんだろ。




明治のブランド、100% Chocolate Cafeの色んな味のチョコ。1つ200円。


買ったのは左から順に、レッドチリ、ブラックペッパー、レモンソルト、あずき、よもぎ。


いうなれば明治版の高級チロルチョコ。
56種類の味があるんだそうですが、その中でもイロモノばかり厳選して(笑)買ってきました。本来はカカオの産地別のチョコをいくつも買って違いを楽しむチョコだと思うんですけど、やっぱネタとしてはイロモノでしょう。(笑)

イロモノは試食が無かったので、取り合えずレッドチリだけさっさと開けてみました。




中身はこんな感じでした。
しかしメキシコのチョコってホントにシャリシャリするの?


このチョコ、かじるとだいたいこんな感じです。
  1.硬い。なんだこれ凄く硬い。
  2.普通のビターチョコのような気がする。
  3.なんかシャリシャリしているのに気付く。なんだこれ。
  4.五香粉のようなシナモンのような、香辛料の香りがしてくる。
  5.なんか結構辛くなってくる。
ってことで、なんと5段階で楽しませてくれる、割とよくできたチョコでした。
この分だと、開けていない他の4つも、ちょっと期待できそうです。もっと正統派も買って良かったかな。

小さいながらも1個200円と、あの場では破格の安さだったのもいい感じでした。
やはりターゲットは義理チョコなんでしょうかね。この価格設定は国産メーカーらしいなぁという気がしました。






これも100% Chocolate Cafeのしゃりしゃりショコラアプリコット。450円。
この記録的な寒波の中、売り上げの方は苦戦してたっぽい……。


あんまり売れていなくて気の毒だったのと、厳冬装備で会場にいたら暑くなってしまったという事情から、なんとなく購入してみました。
でも味は文句なしでうまかったです。
濃厚なチョコドリンクは苦味を消す程度の甘さしかなくて、アプリコットシャーベットの甘みと酸味をカバーするような役回りでした。なるほど、このシャーベットがメインで、チョコドリンクは脇役というかソースの役回りなんですか。上手いこと考えたなぁ。

雰囲気としては超高級マックシェイクって感じだったので、いっそマックで出したらどうかなとかちらっと思ったりして。まー無理だろうな。


ってことで。
たかがチョコに随分使ったなぁ俺。
ま、初日に限定品を狙うような人たちは数万から10万くらい使うらしいので、私なんぞまだまだ足元にも及びませんってあははあはは。

取り合えずこれから半月くらい、大事に大事にかじっていこう。(笑)


ワグナリアのマンゴーパフェがうまい!

2011-08-21 11:09:33 | 食い物
秋葉原のロイホというかワグナリア
このあいだも行きましたけど、メニューが切り替わったんで、また行ってきました。



メニューの「販売休止中」シールも貼り替えてありました。


当然頼んだのは「ふんわり玉子のオムライス」と「マンゴーパフェ」。
今度は、今度こそは(笑)、パフェとオムライス同時にって注文が通りましたよ。




そしたらパフェだけ先に来た。


2つ一気に来るかなーと思っていたのでちょっと拍子抜け。
まー写真撮影している間にオムライスの方も来ましたから、実質的にはほぼ同時でしたけどね。




オムライスも撮影。こんな感じ。


あっぷ。実は玉子はそんなにトロトロでもない。割と良く焼けてます。

このソーセージはうまかったなー。ちょっと塩味強かったけど。


オムライスの方は昨年とほぼ同じメニューですが、ちょっと変化してます。
 ●ハンバーグがソーセージに変更
 ●野菜(というかレタス)の量が2倍くらい増えた。
 ○オムライスの量が増えた?
 ○ハヤシソースの量がちょっと減った?
 ○エビフライの衣が厚くなった?

実は、殆ど同じ構成の料理がレギュラーメニューにあるんですよね。そっちはソーセージの代わりにカニクリームコロッケなんですが、他は旗が無いくらいで殆ど一緒。秋葉原店以外でも、なんとなく雰囲気だけは味わえるんじゃないかと。

ということで、今回はあんまり特別メニューという感じはしないので、感想割愛。(笑)
あ、あのソーセージはうまかったな。オムライスよりビールに合いそうな味でした。




パフェ絶賛放置中。


で、同時に持って来させておいて放置中のパフェ。
食べてみて、ちょっと驚きました。


このパフェ、少し溶かした方が絶対うまい。


このパフェは上から順にクリーム、アイス、グラノーラ、アイス、マンゴー。
そう、中にシリアルじゃなくてグラノーラが入っているんですよ。そしてこのパフェを放置していたおかげで、中のグラノーラが溶けかけたアイスと一緒になって、いやうまいのなんの。

それに今回のパフェは今までと違ってちゃんとフルーツ入り。量は多くないけどマンゴーが入っているので、普通においしいパフェになってます。グラノーラがちょっと腹にたまるのが難点かも知れませんが、これならコースターのために2つ3つ食っても苦じゃないな。

あ、いっそ朝食パフェとかいってモーニングメニューに入れてもいいんじゃないでしょうか。
今夏みたいに朝から暑いと、割と需要ありそうな気がします。




本日の戦果。伊波さんは出なかったけど、代わりに松本さんが来た!


ラストは伝票チェック。おお、ちゃんと「同時」って書いてある。
そして「マンゴパフ(同時)」って何かどきどきするシチュエーション。(笑)





青森物産館でりんごごはん等々買ってみた

2011-01-19 22:47:50 | 食い物
本日は青森の日。
ついでに新幹線青森進延おめでとうの日(いやそれは12/4だろ)。
どうでもいいが冬の待ち合わせにベイブリッジとかねぶたの里は正直キツイです。やはりラビナとかアウガにすべきかと。

ま、今年もそんなこんなで。

新幹線も青森まで延びた事だし、今年こそ久しぶりに青森旅行を、とかずっと思っていたんですが、正月に鷲宮神社で引いたおみくじに「旅行:見合わせた方が良い」と書いてあったんで見合わせてみました。
大吉だったのに良いことあんまり書いてなかったなぁ、何だったんだろ。

ということで今年も代償行為。
飯田橋の青森県物産店まで行ってきました。




あおもり北彩館東京店。割と賑わってました。


買って来たのは3品。1つ目は「りんごごはん」。

……え?



りんごごはん、のおにぎりらしい。冷凍なんで要電子レンジ。


加熱終了。見た目も匂いも普通のおこわごはん。
でもなんか妙に黄色いつぶつぶが……。



りんご発掘。なんと皮ごと細かく刻んで混ぜてありますか。
逃げようが無いなこりゃ。



津軽郷土料理処「大和屋」のりんごごはん。
正確には「ちよちゃんのりんごごはん」ですけど、商品には「『りんごごはん』は大和屋の登録商標です」とだけ書いてあるので、ちよちゃん自体はどうでもいいのかも知れません。

遠目にはおこわごはんです。匂いもおこわごはんです。
でも、食べてみると……あれ?普通のおこわごはんでした。割とうまい。

正直、リンゴは味も香りもしませんでした。そもそもリンゴ1片1片が小さいですし、量も大して入ってないので、普通に食っているとリンゴが入っている事にすら気付きません。
大和屋さんのwebサイトを見るとかなりデカいリンゴ片がゴロゴロ入っている様子なので、きっと初期バージョンから紆余曲折を経て、こういう姿に落ち着いたんじゃないかなぁと勝手に想像しときます。

ちなみに原材料は

「米 もち米 りんご 帆立 菊 椎茸 舞茸 油揚 
かつお節 酒 昆布 ごま 食塩 醤油 付け合せ」


「付け合せ」とか「菊」ってのが謎ですが、帆立やキノコも入ってなかなか豪華です。
味も普通に炊き込みおこわなんで、話のネタにでも誰かに送り付けてみてはどうでしょう。(笑)





ソフトりんご。これには驚いた。


青森市の和菓子屋「はとや」の一品。
実はこのお店の「ラビナフレイズ」が好きなんですが、直営店でしか買えないらしいので、代わりにこれをチョイス。

いやー凄かった。これは久しぶりに、頭の混乱する味でしたねー。

モノはまぁ、リンゴです。ただ輪切りにしてフリーズドライになってますけど。おかげでサクサクというか、サクサクキュッキュという食感です。(伝わるかなぁ?)
一口目は、殆ど味の無いソフトせんべい。そして何だかきびがら噛んでるみたいな食感。そのうち、ちょっと甘く、すっぱくなるんだけど、同時に少し青臭いので野ぶどうでも食べてる感じ。そしてだんだん水を吸ってリンゴに戻ってきて、甘さも香りも強くなって、最後には「ああリンゴだ」って納得して終了。

そんな感じで、どんどん味も食感も変わるんですよ。
これは面白かった。ちょっとお気に入り。
昔イチゴのフリーズドライってのが流通したことありましたけど、あれよりはずっと食べやすいし、おいしかったです。

お菓子は無難な方がいいって方には絶対オススメしませんけど、(笑)
不味くなければ面白い方がいいって方には絶対のオススメですねこれ。





ラスト。「やっこいサブレ」


ラグノオの「やっこいサブレ」
「やっこい」って青森でも使うんですか。関東だけかと思ってた。

一応書いときます。やっこい=やわらかい、です。

そんなサブレのくせにやっこい商品なんですが、やっこいといってもそんなにやっこい訳ではなく、大体濡れせんべいくらいのやっこさです。折るとぐにゃーっと曲がる、粘性のあるやっこさです。
味はサブレというより、キャラメル味のチョコを食べている感じ。うすーいカントリーマアムって感じでしょうか。

で、実はかなり甘いです。板チョコくらいのしつこい甘さ。
コーヒーや紅茶のお茶受けに良さそうですけど、甘いのが苦手な人は辛いかも知れません。

#私?もーばっちこい!(笑)


しかし。

こうやって3品チョイスしただけでも、この数年の青森のお土産の進歩には驚くものを感じますね。
初めて青森行った頃なんかリンゴとねぶたジュースとくじら餅しか無かったのに。

やっぱり、新幹線の影響なんですかね?
まだまだ、新幹線のステータスってのは、でっかいんですね。


寂しいクリスマスイヴにコンビニケーキ食べ比べ・サンクス限定版

2010-12-25 00:57:34 | 食い物
今年もクリスマスですよ。
毎年毎年飽きもせずよく続くものです。

さて毎年飽きもせず、といえば例年コンビニケーキの食べ比べをしてきた当Blog。
今年は予約の段階で、各社どー見ても一度食ったことがあるようなラインナップに萎えに萎えまくってしまい、「どーせ毎回サンクスの独り勝ちなんだから、もうサンクスだけでいーだろ」という勝手な判断により今回はサンクスのラインナップ上での食べ比べという、えらいミニマムな勝負となりました。

で、サンクスで1人でケーキ3つお持ち帰りした俺。オマケで1.5リットルのオレンジジュースつけてくれました。まさか一人で食うとか思って無いんだろうなきっと。子供がいるとか思ってるんだろうなきっと。



本年のラインナップ。


フェイスオープン。(違


今年のチョイスは
  ●ショコラノワール 2970円(予約価格)
  ●クリスマス半熟チーズケーキ5号 2070円(予約価格)
  ●野菜のケーキ 500円
この3つ。

ショコラノワールは絶対美味しい、サンクス安定のホームラン王。やったねパパ。
半熟チーズケーキは「フワッと溶ける人気の”半熟”」というコピーにつられてチョイス。
野菜のケーキは、余りにも正体不明だったのでとにかく食ってみようかと。




まずは半熟チーズケーキ。


切り出した断面アップ。イマイチよくわかんない。


「フワッと溶ける」という期待感の大きなコピーに惹かれる半熟チーズケーキ。
断面写真ではさっぱり分かりませんが、ベイクドチーズケーキよろしく、チーズクリームの上層と、スポンジケーキの下層の2層構造です。

正直……フワッとは溶けなかったし、半熟っぽくも無かったような。
良くも悪くも、まぁ普通のチーズケーキの味です。

但し、普通のチーズケーキとしては、かなり出来の良い方ではないかと。

一番感心したのは、全体の食感。
チーズクリームの層と、スポンジケーキの層の食感上の柔らかさがほぼ同じなんです。この食感を実現するために、かなり柔らかいスポンジを使ってます。コンビニのクリスマスケーキってスポンジがパサパサで不味いのが多いんですけど、これは頑張ってます。お見事。




次はショコラノワール。まーこれは安牌だよな。


断面。クリームみっしり。スポンジまで入れると3層。


もうね、箱開けた瞬間から「絶対美味いに違いない」という濃厚なチョコの香りが。
これはもーたまりませんよ。

味は相変わらずの甘さ控えめビターチョコ系。(まーそれでも甘いですけど)
一口食べると口いっぱいに広がるチョコの香りと、滑らかなクリームの食感。
チョコの味で勝負、という直球勝負さがたまりません。

このケーキはぶれませんねー。もうサンクスの定番っぽくなってきました。
チョコ嫌いでなければ、安心してオススメできる数少ないコンビニケーキです。


ただ、相変わらず重いです。胃にどすんと来ます。
カロリーとか考えて無いけど、相当あるんだろうなー。




最後は野菜のケーキ。


切り出してレンジでチン。真ん中で溶けてるのはチーズ。


これ、レンジで温めないといけないんですか。開けてから気がついた。
フォンダンショコラ以外に温めて食うケーキがあろうとは。

で、温めた後の匂いが何か違う。どー考えてもピザの匂い。
一口食べて確信しました。これケーキじゃないです。

そもそも甘くないし。
ピザっぽい味がするよこれ。(笑)

ちなみに入っているのは小麦粉、玉子、トマト、じゃがいも、さつまいも、かぼちゃ、ブロッコリー、ベーコン、チーズ。モノとしてはキッシュですね。確かにキッシュの味がします。ただ、キッシュはベースが玉子焼きですけど、これは小麦粉も入ってパンケーキがベースになっているという点に違いが。だからケーキと呼んでるんですかね。

味のほうは、結構うまいですこれ。特にワインに合いそうな味。白ワインとかシャンパンとか合うんじゃ無いでしょうか。ピザっぽい方向の味で、ピザよりあっさりヘルシー。実にクリスマス向きな料理です。

しかしやられたなー。ケーキだから”ほんのり甘い”系だと思っていたんですよ。さつまいもやかぼちゃをメインにしたケーキなのかなーとか想像していたんですが、いやー見事に裏をかかれました。
まー確かにパンフには「甘い物が苦手な方にもオススメです」とは書いてあったんですけど、まさかしょっぱいとは思わなかった。(笑)


でも、辛党は「ケーキ」という言葉に割と敏感だからなー。
なんか明らかに売れて無さそうでしたけど、来年は名前変えた方がいいんじゃないでしょうか。



最後にまとめというか感想。

実は、本当はローソンの1万円ケーキかエヴァケーキをネタにしようと思っていたんですよ。
両方ともあっという間に予約が締め切られてしまって買えなかったというのが実情。

でも、

 ■コンビニなのに1万円オーバー、ローソンの最高級クリスマスケーキ
  「スペシャルストロベリークリスマス6号」を食べてみました (GIGAZINE)

これ読んで買わなくて良かったと心底思いました。(笑)
これで1万とは、ローソンもヤマザキも何か考えがおかしいだろやっぱ。

結局、サンクスだけ買って正解だったっぽい気がします。
ちゃんとおいしかったし。満足満足。


でも来年はやらないよー。
いい加減飽きた。予約も持ち帰るのも面倒だし。

それに↓

 ■“おひとりさまサイズ”が続々登場! 進化するコンビニのクリスマスグルメ
  (TokyoWalker)

予約しないでも買える小さいケーキも、各社クリスマス用に割と良いものを出すようになってきたので。
次の機会があったら、ここら辺を比較してみたいですなー。



久しぶりの広島つけ麺・ぶちうま新宿御苑店

2010-12-18 18:07:48 | 食い物
本日は広島の日。
ついでに灯台は勝手に入っちゃダメの日。
どーでもいいが優のイメージは広島というより尾道だよなという気がしないでもない。
まーホントに尾道だったらコテコテすぎて面白くないけど。(どっちだよ)


で。

昨年一昨年と連続で広島旅行した訳ですが、そーいや2年連続広島に行っておいて、お好み焼きは食っても広島つけ麺は食わなかったなぁと気付きまして。
久しぶりに食ってみたいなぁと思いつつ、広島つけ麺なら別に広島行かなくてもいいか、ということで都内のお店を探して行ってきました。



ぶちうま新宿御苑店


お値段は割と高め。



(^▽^)ノ (>▽<)ノ


顔文字を見て一瞬入るのを躊躇しましたけど(笑)、つけ麺の魅力に負けて入店。
そう、辛いのが好きなんで、広島つけ麺って割と好きなんですよ。普段は余り食べないけど、食べたいって思うと他に代わりの利かない料理って感じです。

このお店の標準は10辛だそうなので、30辛で注文。以前行った「ばくだん屋」では50辛まで普通に食えましたけど、なんせ初めての店は加減が分かんないので。



30辛のスープだけ先に。冬でも冷たい。


なんか書いてあるなと思って撮影。ごはん入れるって面白いけど辛そうだ。



割と遅れて麺も到着。あつもりとかひやあつとかは存在しないのである。


冷たいスープに、冷水で締めた細麺。
東京のつけ麺の主流とは全く違う方向を向いているのが、さすが広島という感じ。(笑)

30辛のスープも、余り辛くなく、何処かクリーミーで甘さも感じるような独特の味。辛い麺といえば日清のとんがらし麺とか蒙古タンメン中本とかが有名ですけど、ああいうヒリヒリと痛くなる辛さとはちょっと違うんですよね。そして毎度毎度「冬に冷たいのは辛いなー」とか思っても、食い始めると汗をかくのも広島つけ麺の面白さ。
あーそうそうこれだよこれ、なんて思いつつ、ずず、ずずーと口の周りを真っ赤にして食ってました。

思うんですけど、やっぱり広島つけ麺の真髄は「辛さ」ですよね。正確には、甘さ、香り等々、辛さを含めた唐辛子全体の味を堪能する感じでしょうか。だからある程度辛く無いと、このつけ麺のおいしいところが全く出てこない気がします。辛いのがダメな人には向いてない料理かもしれません。
逆に言うと、辛いのが好きならアリですよ。蒙古タンメンとはまた違う、独特な辛さの味わい方が面白いつけ麺です。


中本もいいけど脂が強くてねぇ、最近はどうも、って方。
広島つけ麺なんかどうでしょうか。



しめごはん。思ったほど辛くは無かったけど、
メシを食うにはちょっと味が薄い気が。



ここのチャーシューが凄く美味かったので、残しておいてチャーシュー丼化。
これうまかったー。