2022/2/27(日) 晴
今日の最高気温予想16°と晴天で暖かく、絶好の自転車日和。日曜日の今日は一般道のトラックも少ないだろうと、午前10時過ぎから南方向へポタリングに出る。目的地は、宇城市松合の六地蔵とする。
往路は、新幹線側道を南下し、近見・南高江の住宅街の中を通り加勢川を渡る手前から国道3に出る。富合町から田圃の中を走り国道3松橋バイパスに出た所で、古保里の六地蔵探訪のため寄り道する。古保里六地蔵は、これで三度目。三度目の正直を期待したのだが、やっぱり駄目だった。
国道3松橋バイパスに戻り南進し国道266に右折する。後は、松合まで一直線。六地蔵峠は国道266の六地蔵トンネル(写真1参照)の尾根の上にある。上り道は、松合小学校の前を通り蜜柑山の中を通る。眼下には松合地区の甍が広がる。写真1は峠を下った帰り撮ったもの。
尾根筋の上は、尾根筋が二つに分かれいて、六地蔵(写真2・3参照)は、西側の尾根筋にある。
六地蔵石幢の横に地蔵菩薩(写真4参照)が鎮座する。
その横に地元有志の説明板(写真5参照)があり、そこには「地蔵の由来。地蔵とは、釈迦の入滅後この世に出て、衆生を教化済度(迷いをさとし、苦しみを救い助けること)するいう菩薩。多くは石に刻まれ丘の上や、峠、道ばたに置かれ、特に六角地蔵とは、六面体で四方、八方全ての物事、行いを見通されている菩薩地蔵である。又、六角とは六道の衆生(地獄・畜生・修羅・人・天)の六道で六角地蔵として表されていると、言われ、一面、一面の仏の像が刻まれ現されている。昔、人の往来はこの峠を通り、地蔵様に手を合わせ、迷いや、苦しみ又、楽しみ等々を伝え心のよりどころとして日々の生活を送られていたのだと思われる。現在も村の地蔵祭りには、日頃の感謝の気持ちを御世話人会と区長を初めとして部落上げてお祝い、供養が行われている。又、町民や他町村民の心のよりどころとしてお参りも盛んである。合掌」とある。
六地蔵から少し上った墓所の中に、「御船千鶴子之墓」(写真6参照)がある。
「御船千鶴子(1886年~1911年)は、透視能力を持つ超能力者として福来友吉博士に紹介された女性。・・・三井合名会社の依頼で福岡県大牟田市にて透視を行い、万田炭鉱(熊本県荒尾市)を発見して謝礼2万円(現在の価値で2000万円)を得るなどした・・・」(ウィキペディアより)
六地蔵峠からの眺望(写真7参照)。
地蔵尊の石段に腰を下ろしておにぎりを食べていると、ビニールハウスの点検に来られた農家の人から有難いことに蜜柑を頂いた。これも地蔵様のお引き合わせか。現在時刻14時、予定通り帰途に就く。
17時前帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)36km→松合六地蔵34km →熊本(自宅)
所要時間6.5時間(実5.5時間) 総計70km 走行累計46,045km
自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。
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