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熊本から気ままに山と自転車のブログ

熊本市北区釜尾町文化財探訪

熊本市北区釜尾町文化財探訪
2024/6/7(金)曇

最高気温30°今年2回目の真夏日を記録した今日、昼過ぎから曇となり陽射しが和らいだので、午後16時からウォーキングに出る。目的地は、釜尾町文化財探訪とする。

熊鹿ロード西側の釜尾町鶴野橋の近く、阿蘇凝灰岩の岩壁に刳り貫いた穴の中に鎮座する放牛石仏(地蔵・穴地蔵)80体目(写真1参照)を拝する。前回訪ねたときは、何とか拝顔することが出来たが、今日は草が多くて充分拝顔することができない。


次に訪れたのは、県道31貢町交差点近くの放牛石仏(地蔵)96体目(写真2参照)を拝する。11面観音の冠帽の彫刻が見事と思う。ここは、交差点名は貢町だが、住所は徳王町とややこしい。


熊本市指定天然記念物釜尾天神のイチイガシ(写真3参照)を見る。釜尾菅原神社の祭神は、元はここに鎮座していたという。


その釜尾菅原神社(写真4参照)は、釜尾古墳の傍に鎮座する。


国指定史跡釜尾古墳(写真5・6参照)を見る。熊本地震で被災した古墳は、手付かずのままのようである。
説明盤には、「肥後国誌によると古墳は、明和六年(1769年)春に発見された。円墳の内部に安山岩の割石を平積みに持ち送り式に築いた横穴式石室を設け、その奥行、幅ともに、3.3m高さ約3.9mを有する。
石室の周囲は下段を白、中段を赤、上段を白にぬりわけ、正面に不ぞろいな石材で石屋形をつくる。
石屋形の天井や壁には、赤白青の三色で三角形や歯車形、同心円とともに双脚輪状文とよばれる花びら形のめずらしい文様をえがく、また通路の天井や、石門にも三角形文様がわずかに残る。
その築造年代は六世紀頃といわれ考古学上、美術史上貴重な例である。
大正十年三月三日指定・・・」とある。釜尾の台地から南側に下り帰途に就く。


18時に帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。
総所要時間2(実2)時間 台地上までの標高差約40m(歩行数は1万歩以上)

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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