熊本から気ままに山と自転車のブログ

中林古墳群・後川辺古墳群

中林古墳群探訪
2017/3/28(火) 晴

合志市古墳探訪は、一度行ったことのある中林古墳群から始めることにする。
中林地区に入りと、辻に御堂(写真1参照)がある。
地元の人のお話では、馬頭観音と言う。以前は18番札所として菊池方面からの巡礼者があったという。


その先に中林大神宮(写真2参照)がある。
前回(2017/1/19)訪問したときの納骨堂のある丘(塚)の南西の隅に位置する。
この丘(塚)が古墳かどうかは別にして、納骨堂に集約した空き地をゲートボール場にしたが、ゲートボールをして帰宅した人が3人までも急逝したので芝生の公園にした、との地元の人の話であった。


祭神は天照大神(写真3参照)となっている。
地元の人の話では、以前はここで雨乞いの儀式を行っていたという。
通常の氏神様とは少し違うようだ。


中林大神宮の前の道を辿ると「勢将塚」(写真4・5参照)に着く。


畑を1枚おいて次の山の端にも塚(写真6参照)がある。
ここの住所は合志市上庄地区、これらの塚が中林古墳群であるかどうか?の確認に来たのだが、確証はなかった。



中林古墳群・後川辺古墳群
2017/1/19(木) 曇
明日は雨予報。午後からではあるが、気になっている古墳があるので探訪ポタリングに出る。
出発は午後1時半、天候は曇り、目的地合志市中林。
国道3を北上し、明徳町から合志市ユーパレス弁天を通り、国道387を合志市塩浸川まで走る。
国道387から右折して塩浸川沿いを東進する。合志市平島地区着く。
方向が違うことを確認し引き返す途中、毘沙門天の扁額の鳥居がある御堂(写真1参照)に立ち寄る。
鳥居横には意味ありげな大石がある。


中林公民館前を通り東進すると、野々島の二子塚古墳に似た地形に近寄ってみる(写真2参照)


古墳に間違いないと確信し、塚を下ると「勢将塚」の標柱(写真3参照)があった。
帰宅してWebで検索したがヒットしない。Googleマップに中林2号墳(勢将塚)とある。
中林2号墳(勢将塚)の場所;(マップファン地図)


その東方にも森があるので近寄ってみると、明瞭に古墳(写真4参照)と分かる塚があった。標柱はない。
帰宅して「遺跡ウォーカー」で検索したところ、「中林1号墳」と地図上表記は一致する。
中林1号墳の場所;(マップファン地図)


「中林1号墳」を後にして、集落の中に納骨堂や墓石がある丘があったので上ってみる(写真5参照)
墓は納骨堂に集積して、公園になったようだ。
写真右手の高台が気になるので上ってみると、採土のため土手を残して窪んでいた。
帰宅してgoogleマップで見ると、公園が後円部、採土部が前方部で、全体が綺麗な前方後円墳の形になっている。


帰宅しようと国道387方向に西進する途中、川向うに塚が二つ(写真6参照)が見えた!


早速立ち寄ってみる(写真7参照)。
若干変形しているが、近くに墓所もあり古墳に間違いない。


「後川辺古墳群」「ヤンボシ塚」(写真9参照)とある。
ヤンボシ塚古墳の場所;(マップファン地図)


小さい方(写真10参照)は2号墳か?
後川辺2号墳の場所;(マップファン地図)


久しぶりの古墳探訪、しかも予定外の古墳も見ることができて、爽快な気分で帰途に就く。
今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)21km→中林3km→後川辺22km→熊本(自宅)所要時間4.5時間(実4時間) 総計46km 走行累計19,318km

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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