下鍛冶屋綿津見神社・中川八幡宮
20023/1/10(火) 晴
今日は最高気温15°早朝の気温5°日差しは暖かく快晴の天候に誘われ、今日は午前10時半からポタリングに出る。正月から今日まで出かけなかった日は一日だけ、ほぼ徘徊○○の範疇に入るのではないかと我ながら心配になる。
目的地は、彫刻装飾が見事な下鍛冶屋綿津見神社と中川八幡宮とする。両社とも行ったことはあるが、下鍛冶屋の綿津見神社は今年の干支「卯」「うさぎ」の彫刻装飾がある。
往路は山鹿市分田まで熊鹿ロードを北進し、菊池川(写真1参照)を渡り、右折して堤防道路を東に辿る。遠景は鞍岳。
国道325沿いにある「かもと水辺プラザ」が見える位置まで来ると、堤防下に神社(写真2参照)が見える。遠景は八方ヶ岳。
山鹿市指定文化財がある下鍛冶屋の綿津見神社(写真3参照)が鎮座する。
拝殿の扁額は「八龍宮」(写真4参照)とある。
神殿への渡り廊下の天井に市指定文化財の「龍」(写真5参照)の彫刻がある。
神殿扉上に左側の彫刻(写真6参照)は、獅子か?上部は鯱の様である。頭部や鱗、尾鰭の彫りが凄い。
扉上中央の彫刻(写真7参照)は、鳳凰と上部は龍である。
扉上右側の彫刻(写真8参照)は、亀と上部は龍と思う。柱頭飾りも猪や龍でこれも見事である。
神殿後ろ側の庇下の彫刻(写真9参照)は、「兎」である。左側の兎は後ろを振り返り、右側は前を向いている。
神殿北側の彫刻(写真10参照)も、複雑な造形をしているが何を表しているのか理解できない。
拝殿北側の庇下の左側彫刻(写真11参照)、頭が獅子なのか?尻尾が長いので兎ではなさそう。
拝殿北側の庇下の中央彫刻(写真12参照)、これは後ろを振り返る兎。
拝殿北側の庇下の右側彫刻(写真13参照)、猛禽類の鷲か鷹か?
和多津見神社の南側にも神社が鎮座するので訪れる。袋田稲荷神社(写真14参照)とある。
こちらの神社にも、扁額の下に小さな彫刻(写真15参照)がある。が未(羊)のようにも見えるが・・・未年に奉納されたものか?よくわからない。
北方向へ移動して、上梶屋神社(写真16参照)を訪ねる。
鳥居扁額(写真17参照)には、「和多津美神社」とある。
拝殿扁額(写真18参照)には、「大綿津見神」とある。
南西方向に移動して、中川八幡宮(写真19参照)を訪ねる。鳥居左右に鯱を戴いた燈籠がある。鳥居の石柱は、一本物で分析十五年(1818年)とある。
九曜紋の幕が見える。お聞きすると、藩政時代はこの神社前が米の集積地で、九曜紋使用の許可を頂いたと云う。神田も奉納されたそうである。
拝殿・神殿の壁装飾(写真20参照)も、それなりの格式が求められたのではなかろうかとのことだった。
現在時刻14時、ここを最後として帰途に就く。
16時に帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。
総所要時間5.5時間(実4.5時間) 総計56km 走行累計52,314km
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自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。
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