池上町散策
2024/11/24(日)晴
最高気温17°早朝7°朝夕は寒いが、昼間は小春日和の暖かい日になった。生垣の剪定も昨日で一段落して、今日は自然劣化で穴が開いた網戸の網の交換を行う。後は、障子の張替えが残っている。そんな日々の中、午後15時から上熊本方面に買い物を兼ねてウォーキングに出る。
日頃住宅街の中は歩かないが、西北方向に六地蔵が鎮座し、東南方向に放牛石仏(地蔵)が鎮座する池上町の中央を横断する。先ずは六地蔵(写真1参照)を訪れる。夕方と言うこともあり、建物の陰になっている。中台は大きな石幢の上に、目の高さにある。龕部は風化して、仏像ははっきりしない。石幢の裾にはお供え物がある。
六地蔵を後にして、道を東方向に少し進み右折して坂道を上がると右側に八幡宮の鳥居(写真2参照)がある。鳥居下から神殿が見える。
正面は西側ではないかと境内を反対側に廻ると鳥居(写真3参照)がある。鳥居掲額には、中央に菊の紋章、両脇に高の羽の紋章、下がり藤の紋章があり、太字で八幡宮とある。
拝殿入り口ガラス戸に「池亀八幡宮の歴史」の説明文(写真4参照)がある。それによれば、「一宮高良大明神(菊の紋章)、二宮阿蘇大明神(鷹の羽の紋章)、三宮八幡大明神(下がり藤の紋章)、各男女の神様がおのおの6体祀られています。正面の鳥居掲額に紋章がはいっています。いつ建立されたかは、資料がありません。再興は、天正2年(1572年)・・・(棟札にきしてあります)・・・」とある。
広い拝殿(写真5参照)の奥には、大きな雨乞い太鼓がある。
鳥居右側に、板碑2体(写真6参照)が鎮座する。
その横に家形石棺蓋(写真7参照)が置いてある。この石棺の被葬者が本来の御祭神か。風化が進んでいないようなので、比較的新しい発見で持ち込まれたものか。
道を東南方向に下り、左折した所に放牛石仏(地蔵)(写真8参照)が鎮座する。この後は上熊本方向に向かう。
17時に帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。
総所要時間2(実1.5)時間 歩行した標高差約20m(歩行数は1万歩以上)