見出し画像

熊本から気ままに山と自転車のブログ

加恵六地蔵・加恵須賀神社・出田六地蔵

加恵六地蔵・加恵須賀神社・出田六地蔵
2022/1/5(水) 曇

今日は、大寒の入りで最高気温予想10°の曇天で寒いが、明日が雨予報なのと寒さ慣れも必要ではと、11時半からポタリングに出る。
目的地は、菊池市七城町加恵の六地蔵と菊池市出田の六地蔵とする。

往路は、熊鹿ロードを北へ走り、植木町米塚から逸れて、芦原橋を渡り、七城町の田圃の中を東に向かう。菊池川を渡りここで道を間違え、迫間川も渡る。荒巻まで行って引き返す。
加恵地区に到着し、消防倉庫庇の下の六地蔵(写真1参照)を拝する。


ここの六地蔵(写真2参照)は、先日の岡田六地蔵と同じタイプだが、頭部が相当に傷んでいる。他のブログにも「明治の廃仏毀釈の影響か?」とある。


六地蔵を後にして、県道37に出ようと東に少し進んだ所に須賀神社(写真3参照)が鎮座する。Web検索したところ、熊本県下にはこの一社のようだ。Wikipediaには「牛頭天王・須佐之男命を祭神とする祇園信仰の神社・・・島根県・高知県に特に多い」とある。


拝殿の扁額(写真4参照)は「須賀神社」「八幡宮」「諏訪神社」と三つあり、菊池家二代常隆公が建立した八幡宮、諏訪神社二社が合祀しているようだ。


菊池川右岸堤防を遡り、国道387を横断し菊池川を渡り、県道139を東方向に進む。県道が左にクランク形に曲がる。
その曲がる所の県道から少し坂を下った所に出田六地蔵塔(写真5参照)は鎮座する。写真左奥を右に曲がれば、国道387に出る。


祠には七体の地蔵尊(写真6参照)が鎮座するが、右端の地蔵像は他の六つの地蔵像と石や造りが異なるので、この地蔵尊を除く六体が本来の六地蔵のようだ。
右台石に「明和九壬辰年」(1772)の文字があるので、これが建立年に当るのか。左台石に出田・若者の文字があり、袖壁に「明治二十七年」の文字が再建年と思われる。
15時前、今日はここを最後に帰途に就く。


16時半帰宅。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)36km→出田六地蔵26km→熊本(自宅)
所要時間5時間(実4.5時間) 総計62km 走行累計44,948km

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「肥後国の六地蔵」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事