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熊本から気ままに山と自転車のブログ

銭塘六地蔵・歳星宮

銭塘六地蔵・歳星宮
20023/1/21(土) 晴

今日は最高気温10°早朝の気温-1°明日に予報は傘マークその先は低温予報に、暫く自転車に乗れそうにないので、幸い暖かい日差しのなか午後15時からポタリングに出る。。
目的地は、ブログ「くまもと自転車紀行」の記事にあった銭塘の六地蔵を探訪する。

往路は井芹川沿いを下り高橋橋、八城橋を渡り一路南進する。九州自然歩道に指定されている堤防道路を南進すると、道路下の田圃に案山子(写真1参照)が立っている。


案山子の隊列の中央にちょっと変わった案山子がある。アマビエ(写真2参照)の案山子である。「コロナをやっつけろ」の標語の意味は、この案山子にあった。


堤防道路を右折して、「歳星宮(さいせいぐう)」(写真3参照)の前を通る。
Web上(H.P.銭塘から緑川へー九州の旅)には、この神社は寒巌義尹(かんがんぎいん)が創建したとも、義尹の両親を祀るともあるが、確定した情報かどうかは不明。
寒巌義尹は鎌倉時代中期の曹洞宗の禅僧(詳細はウィキペディア等を参照頂きたい)。


この神社から少し南に行った三叉路に銭塘の六地蔵(写真4・5参照)は鎮座する。


龕部に地蔵像はなく、六面文字が陰刻してある。正面に「南無地蔵尊」(写真6参照)とある。


左側に廻って「天下和順」(てんげわじゅん)、「日月清明」(にちがっしょうみょう)(写真7参照)。


更に左に側に廻って「風雨以時」(ふうういじ)、「災属不起」(さいれいふき)(写真8参照)。


更に左側に廻って、「國豊民安」(写真9参照)とある。天下泰平を願って唱える祝聖文(新纂浄土大辞典)のようだ。現在時刻16時過ぎ帰途に就く。


17時過ぎに帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。
総所要時間2時間(実2時間) 総計32km 走行累計52,346km

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

コメント一覧

asotakadakedake1592
Re:FUSAさんへ コメント有難うございます。
大慈禅寺は指定文化財も多数あるようで一度は訪問たいと思っていますが、有人のお寺は山門を潜る勇気がなくて二の足を踏んでいます(笑)
宇土市花園町の妙来寺跡も探訪したいと思っています。
歳星宮では、由来書がないか探したのですが見当たりませんでした。自転車くま
FUSA
寒巌義尹は川尻の大慈禅寺の開山でもありましたね。
歳星宮は行ったことがありませんが、ここも寒巌義尹のゆかりの神社だとすると往時の神仏習合の様子が分かるような気がします。
asotakadakedake1592
Re:romajin-daさんへ お疲れ様です、コメント有難うございます。
この日の目的は六地蔵只一点に、「話題性の少ない記事になってしまうな」と走っていると偶然にも案山子のオブジェがあり、「これこれ」と飛びついたところです(笑)
アマビエの案山子は一見では分らず、素通りして(1)の写真になりました。「コロナをやっつけろ」の立札に、アマビエであることが理解出来ました。確かに「ちょっと怖い感じ」の霊力を感じますね。自転車くま
asotakadakedake1592
Re:のぶさんへ コメント有難うございます。
のぶのブログに触発されて行って来ました。いつものぶさんの説明付きの紀行文に、勉強させていただいています。
私も「点三つ」の筆跡になる元字は何だろうとWeb検索したところ、偶々それに該当するページがヒットして知ることができました。今後とも宜しくお願い致します。自転車くま
romajin-da
お疲れ様です
最近は各地にカカシがありますね。
中にはリアルすぎるものもあり、ギョッとするようなものもまであります。アマビエのカカシは、真っ黒くてちょっと怖い感じがしますね(笑)。
のぶ
おっ!銭塘六地蔵、行かれましたね。
わたしは漢字を当て推量に読んでいましたが、一部、読み違えていました。「天下泰平を願って唱える祝聖文」なんですね。
勉強になりました。
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