さて、現在開催中の、呉市の海事歴史科学館(大和ミュージアム)において第25回企画展「海底の大和」
-呉市潜水調査の成果-の紹介をさせて頂きます。
昨年、5月に呉市が鹿児島県枕崎市沖約200キロの海域で戦艦大和の潜水調査を行いました。
潜水調査では、約50時間のデジタル動画映像と約7,000枚の写真を撮影しました。
今回の調査で直径1メートルと判明した艦首の菊の紋章や、厚さ41センチの装甲鈑などが
確認されました。戦艦大和については、沈没時の状況に加えて、建造時の極秘性もあって
細部の構造等にもわからない部分が多く残されています。今回の調査でまた一歩前進した
のではないかと思います。今年の11月27日まで行われていますので、皆様も是非一度
ご覧になられてください。私も先般伺ったのですが、夏休みという事もあり、駐車場が満車
で多く並んでいて諦めました。
また、遠くて行けそうもないのという方には、この度、「戦艦大和-2016年深海撮影プロジェクト」
が出版されました。全国の書店で販売しているそうです。
近くのてつのくじら館もお立ち寄りになってみては、
by じゅうこう