伊勢根付職人 梶浦明日香の『手のひらの幸せ』

あの頃の私へ

人間は生きていると、頭ではわかっていても
目の前の世界でいっぱいいっぱいになる。
でも、今生きている世界だけが世界ではなくて、
飛び出せばいくらでも広い世界が広がっていて、自分の知らない世界がある。


自分の知っている世界なんてほんのちっぽけで、
その世界で嫌われても見下されても、全く気にすることなくて、外の世界に出たらいいし、見えている世界が小さすぎて、
本当は嫌われても見下されてもないのかもしれない。
狭すぎて近すぎると、人は否定的になりがちなのだ。



自分に見えている世界はほんのちっぽけで、
いくらでも外に行けるということを理解するだけで、とても生きやすくなると思うんだ。
自分を認めてくれる仲間はこの世界にいっぱいいる。



なーんて、あの頃のその世界が全てで、
大きな絶望をして、もう目の前が真っ暗で前に進めなくなった時の私に言ってあげたい。
何をやっても上手くいかなくて、
どんどん居場所がなくなって、これまで上手く出来ていた自分の姿に縋って、
私はこの先どうやって生きていったらいいのかと身動きできなくなっていったあの頃。
凄すぎる人の凄すぎる部分と比較して、
あの人のその人の、すごい部分と自分との差が苦しくて、
何をするにも自信がなくて、何を聞いても嫌味に聞こえてしまっていた。
いつも逃げ出したかったあの頃。


あなたの視野は、今いる世界は、すっごくすっごく狭いんだぞー。
いくらでも、楽しく生きる方法はある。
そして、それは差ではなく違いなんです。違いは尊重して自分の個性を丁寧に磨いていったらいい。


広い世界には、どんな選択肢もいっぱいあるんだぞー!!
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