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伊勢根付職人 梶浦明日香の『手のひらの幸せ』

やりたいことの居場所

やりたいことがないんです。
好きなことが見つからないんです。

最近、講演や講義などをさせてもらう機会が増えてきて、よくある質問が
“やりたいことが見つからない”。


高校生大学生とかと話していて、
そういう人は器用でなんでも出来ちゃう人が多いから、
いろんなことをやってそれぞれの架け橋になれば良いんじゃない?
と、答えていたのだけれど、ずっと、これはどういうことなんだろう?と、思ってた。



みんなさ、特に学生さんとかはさ、
認められたくて、
特に親の期待に応えたくて、
親がいいね!って思うことを頑張ろうとするんだけど、
親の期待が時代や本人の才能とあってなかったりして、未来が見えなかったりする。
もしかして、もちろん理由は色々あると思うけど、
自分がもっと認められたくて時代に合う進みたい場所と、
親の期待する場所が違うってことで、
好きなことに目を瞑っている人も多いのかもしれない。



実は私も、高校生の時にアナウンサーになりたいって話したら、
なれるわけがないと最初大反対された。
アナウンサーになれなくて、就職できず惨めな人生になっても良いのか?と言われ、
泣きながらそれでもなるって抗議したことがある。

それ以降は、親も諦めて応援してくれたけれど
(今は本当に自由にやりなと応援してくれているけれど)
就職もアナウンサー試験しか受けてなくて、
なかなかアナウンサーが決まらない時、親はどう思ってたんだろう?


親はさ、心配しているだけなんだよね。
あなたになんて、
自分の子供になんて出来るわけないと思ってしまう。
でも、子供が幸せに過ごしていてくれたら嬉しいのだろうから、
最初は親が反対しても輝ける場所で生きがいを持って生きていけたらいいんじゃないかな。


そう思って自分のやりたいことを探してみると、
やりたいことって大事な人が望んでない未来の先にあるのかもしれないな。

本当はやりたいこと、諦められないこと、ずっと憧れている人、気になっている人はいて、
やるべきこともわかってるんじゃないのかな〜





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