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自慢や悪口はダメよ ウフィッッイ美術館 ニオベの間        フィレンツェ

2020年1月訪問 イタリアからコロナがなくなるまで書き続けます。

 
★自慢や悪口はダメよ ウフィッッイ美術館 ニオベの間 フィレンツェ


 
ウフィッッイ美術館 42室 ニオベの間 


 ニオベの物語 ギリシア神話

 ニオベは両親が、『ゼウス』の子『タンタロス』と女神『ディオーネー』。

 ニオベ自身は人もうらやむ美貌の持ち主、その上夫はデーバイ国王の『アンピオン』またまたその上に、七男、七女の美男美女の子どもたち。

 ある祭りの日『ニオベ』は『女神レート』の民衆の人気、崇拝を妬み、人々の前で、自分の子だくさんの自慢をしました、そしてあろうことか、『アポロン』と『アルテミス』の子どもたちを侮辱しました。

 それを見ていた『女神レト』は『ニオベ』の傲慢な態度に、大変怒りました。『レト』は『アポロン』と『アルテミス』に命じて『ニオベ』の娘と息子を弓で射殺すことを命じます。

 とうとう、『ニオベ』の子どもたちは全員殺されてしまいます。これを悲しんだ『ニオベ』は水から石になってしまいます。

 石になってからも涙を流し続けたというお話です。




 『逃げるニオベの娘』 紀元前130年頃

 16世紀にローマの『ラテラーノ』付近のブドウ畑で、発見された古代群像彫刻が発見されました、この彫刻群の題材が『ニオベ』の神話でした。その時はこの群像はローマに置かれました。



 同上 違う角度から撮影したもの。

 その後これらの彫刻の複製がフィレンツェに送られました。

 1770年にはこの長期く軍のオリジナルが、『ピエトロ・レオナルド』の命でフィレンツェに設置されることになりました。

 部屋の天井部分も大変美しかったのでご覧ください。




 とても豪華で厳かな感じのかまぼこ型天井です。




 その上に、この丸天井が乗っています。

 ウフィッッイ美術館に行ったら是非、『ニオベの間』で『逃げるニオベの娘』をご覧ください。

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