チュイルリー公園の散歩には楽しいことがたくさんありますが、リュクサンブール公園と同じようにここにもたくさんの彫刻が置いてあります。公園美術館なんですね。
ここに置かれている作品を一つ一つ見て歩くのは大きな楽しみでもあり、鑑識眼を高める訓練にもなります。
その中で何作かの作品をご紹介します。
フランソワ=レオン・シカール(1862-1934)Sicard Francois
《善きサマリア人》(1896)
エドモン・レヴック(1814-1875)Leveque Edmond
《デアナ 狩りの女神》(1886)
ギヨーム・クストー長者(1677-1746)
《ダフネを追うアポロ》(1714)
まだまだたくさんの彫刻やブロンズがあります、本気で見て回ろうとすると軽く1日ここで楽しめますよ。
チュイルリー公園の一番ルーブル寄りにキャルーゼル庭園があります、ここはかってはチュイルリー宮殿があったところです。宮殿は1848年の二月革命の時に革命軍により破壊されました。その後1883年に完全に解体されてこの庭園となりました。
この庭園にはアリスティド・マイヨール(1861-1944)のブロンズがたくさんあるんですよ。
ここでもマイヨールの作品の何点かをご紹介しますね。
《ポモーネ》(1910)
《ポモーネドレープ》(1910)
《細長い若い女性》(1921)
世界的に有名な彫刻家マイヨールの作品が20点余り置かれていいます、さすがパリの実力でしょう。
(2021年12月撮影i-phone 11pro)