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時の栞・翡翠工房

地獄の釜の蓋 (じごくのかまのふた)

数年前、歳時記で ”地獄の釜の蓋” (じごくのかまのふた) という季語を発見しました。


地獄?釜?蓋?  お・・・おもしろい!


よし!探しに行こう! 即断・即決・即実行。
気がついたら、箕面の山に来ていました。



「あのお姉ちゃん、何撮ってんの?」

「なんやろねえ・・。」

「虫ちゃう?」



うふふ・・・地獄の釜の蓋ですよ! 


登山客が いぶかしげに見つめる中、撮影して参りました。



      



きらん草 (地獄の釜の蓋)


天日乾燥した全草を使用・・・収れん・解熱・下痢止め・高血圧症・解毒・排膿・腫物・健胃・去たん 他




実は、薬草なんですね~  語源は定かではないですが、



 春の彼岸の、地獄のフタが開く頃に咲くから という説。

 茎葉が地面を覆い、フタをしているように見えるから という説。

 その昔、薬を買えない村人の病気を治し、地獄へ行く人が減ったから という説。 ← 何故、天国じゃいけないのか?というツッコミは置いといて(笑)


さて、来週は彼岸入り・・・暑さ寒さも彼岸まで。
ぼちぼち、地獄の釜の蓋も 咲く頃です。



きらん草

地獄の釜の蓋

金瘡小草



春の季語

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コメント一覧

翡翠
ありがとうございます
http://blog.goo.ne.jp/atelier-kawasemi
>ひよたんさま

こんにちは~(^-^)
季語って本当にいっぱいあるんですよー
春の季語、蛙目借り時(かわずめかりどき)・・・春に眠くなるのは、蛙が目を借りに来るからという意味です(笑) なんじゃそりゃ!って感じですよね。(^_^;)

日本人の感性は素敵です。


お忙しいところ遠方より、写真展にお越し頂きありがとうございました。まだまだ、腕もセンスも未熟なので、課題が沢山ですが試行錯誤しながら、頑張りたいとおもいます。

タイトルは、展示する前に考えたものなんですよ~ かなり適当です(汗)

佃煮美味しいですよね~私は、葉山葵の田舎煮が大好きなんですー佃煮も日本のソウルフードですね
ひよたん
こんにちは~!
春の季語って沢山あるんですね。
蓋の下に、どんな地獄の風景(コワい…)が広がってるのかと思うと、面白いですね~♪
翡翠さんは季節を探す名人ですね!

昨日、翡翠さんの「夢見月」展行ってきました~!
お二人の優しさあふれる素敵な写真にしばし癒されてきました。
写真って、ただ撮るだけじゃなくって、タイトルを考えながら撮るのがポイントだなぁと思いました。

展示しておられたお店で、キビナゴの煮付けをおみやげに買って帰りました~!旬の食べ物、元気が出そうな美味しさでした。
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