ありがちな下世話な芸能雑誌の見出しっぽいタイトル狙ってみた。
あれは一年前のこと。
職場の先輩から「おみやげにしょっつる買ってきて」といわれました。
しょっつる…あの生臭いおだし…。
当時自分はしょっつるは生臭いものと思っていました。
そしてそれほど秋田を愛しておりませんでした。
冬にばあちゃんが作ってくれたしょっつる鍋ははたはた特有の生臭みをお酒で消さなければいかんほどでした。
なんで先輩はこんな生臭いもんを食べたがるのかなあ…。
念のため「生臭いのでそのままでは使えませんよ」といって400円のそこらへんに売ってあるしょっつるを渡しました。
次の日、先輩から
「あれ、とてもじゃないけどそのままじゃ無理だね、生臭くて食べられないよ」
と感想を頂きました。
だってしょっつるだもの。そういうもんだ。
そう思い込んでいました。
そして一年がたち、いつの間にか秋田大好き人間になっていた自分。
秋田のいろんなおいしい食べ物飲み物を調べまくって食べまくって、ついに
本物のしょっつるに出会った。
あれは角館の料亭「稲穂」さんで初めてのお昼ご飯を頂いた時のこと。
おいしいお料理に舌鼓をうち、ふとメニューを見れば
「白魚茶碗蒸し(秋田名物しょっつるであんかけにしました)」
なるものがありました。
ばあちゃんちで食べた、あの生臭い味が思い出されました。
…他の料理はこんなにおいしいのに…なんでしょっつる使うんだ…。
とがっかり&身構えました。
で、出てきたお料理を一口たべましたところ
…あれ?
ん?あれ?
生臭みがない!!つーか美味い!!
いったい何をつかったんだ?!
どうやって生臭みを消したんだ?!
ご亭主からお話を伺うと、諸井醸造さんのしょっつるを使ったとのこと。
だから全く生臭みもないそうで。
…本物のしょっつるは生臭くないのか?
ご亭主からしょっつるを作るまでの行程を伺い、本物ははたはたの身のみを使用し三年間熟成させたものだと知りました。
これまで食べたしょっつるがたった一年しか熟成されず、はたはたのほねやらなにやらを入れているとは…というか、それが普通のしょっつるだと信じて疑わなかったぞ。
そして昨日。
諸井さんのしょっつるを初めて使ってみました。
よりによって稲庭うどんに。
使い方には「15倍にうすめていろんなものにぶっかけれ」とだけ書いてありました。
15倍とは具体的な。
…お酒とかいれなくてだいじょうぶかな…。
においをかぐと…生臭くない。
若干はかはかしながら稲庭うどんにちょろちょろとかけ、こんぶだしといっしょに頂くと
んまい!!
これが本物のしょっつるか!!
これまでの味を知っている人間にとってはびっくらたまげた味わいだった!
知ってるからこその衝撃。
しかし…逆を言えば、だ。
これ、パッケージにだまされて他県のお客さんが
「秋田のしょっつるうまいんだよなあ」
といって他のしょっつる買っちゃったらどうしよう…。
さぞがっかりだろうなあ。
秋田のおみやげクオリティさがっちまうよ。
しょっつるも、たくさん生産しなければじぇんこにならねから時間短縮した手抜き製品が出回ってしまう。
秋田のクオリティは半端なく高いのに、もったいない!
というわけで、諸井さんのしょっつる買ってけれな!
すったけんめから!!
まわしもんじゃないよ!
あ、コロプラさんのサイトで諸井さんのしょっつるについて詳しく書かれてあったので、きっとコロプラ利用者はおいしいしょっつるにありつけたはずだ。
よかったね!!
行き方も丁寧に詳しく書いてあります。
諸井さんの心意気とか、素敵です。
いつか諸井醸造さんの工場にいってみたいな。
こういう「秋田名産品ツアー」なるものをどなたか結構していただけませんか観光協会さん。
酒蔵ツアーでもいいし。
工場見学とか、楽しいと思うんだけど。
特に男の子は工場好きじゃろう。私も好きだがな。
コカコーラ工場めぐりよりしょっつる工場めぐりしたいです。
秋田のうまいものを小さい頃から叩き込んだ方がいいと思う。
ただでさえ今お料理できなくてコンビニ弁当ばっかり買ってくるおかあさん増えてきてるんだから。
お父さんもお母さんも共働きだから料理する暇なくてスーパーのお総菜とか買ってきたりね、秋田でも徐々にそのような傾向になりつつあるらしい。
秋田県の人たちがきりたんぽやだまこもちの作り方を知らなくなったら大変だ。
しょっつるのおいしさを知らなかったら…自分もしらなかったけど。
ちょっとリッチしょっつるですが、ぜひ食べてみて下さいな!
おみやげにもおすすめします。
これがパッケージ
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隣の人形はイメージです。
あれは一年前のこと。
職場の先輩から「おみやげにしょっつる買ってきて」といわれました。
しょっつる…あの生臭いおだし…。
当時自分はしょっつるは生臭いものと思っていました。
そしてそれほど秋田を愛しておりませんでした。
冬にばあちゃんが作ってくれたしょっつる鍋ははたはた特有の生臭みをお酒で消さなければいかんほどでした。
なんで先輩はこんな生臭いもんを食べたがるのかなあ…。
念のため「生臭いのでそのままでは使えませんよ」といって400円のそこらへんに売ってあるしょっつるを渡しました。
次の日、先輩から
「あれ、とてもじゃないけどそのままじゃ無理だね、生臭くて食べられないよ」
と感想を頂きました。
だってしょっつるだもの。そういうもんだ。
そう思い込んでいました。
そして一年がたち、いつの間にか秋田大好き人間になっていた自分。
秋田のいろんなおいしい食べ物飲み物を調べまくって食べまくって、ついに
本物のしょっつるに出会った。
あれは角館の料亭「稲穂」さんで初めてのお昼ご飯を頂いた時のこと。
おいしいお料理に舌鼓をうち、ふとメニューを見れば
「白魚茶碗蒸し(秋田名物しょっつるであんかけにしました)」
なるものがありました。
ばあちゃんちで食べた、あの生臭い味が思い出されました。
…他の料理はこんなにおいしいのに…なんでしょっつる使うんだ…。
とがっかり&身構えました。
で、出てきたお料理を一口たべましたところ
…あれ?
ん?あれ?
生臭みがない!!つーか美味い!!
いったい何をつかったんだ?!
どうやって生臭みを消したんだ?!
ご亭主からお話を伺うと、諸井醸造さんのしょっつるを使ったとのこと。
だから全く生臭みもないそうで。
…本物のしょっつるは生臭くないのか?
ご亭主からしょっつるを作るまでの行程を伺い、本物ははたはたの身のみを使用し三年間熟成させたものだと知りました。
これまで食べたしょっつるがたった一年しか熟成されず、はたはたのほねやらなにやらを入れているとは…というか、それが普通のしょっつるだと信じて疑わなかったぞ。
そして昨日。
諸井さんのしょっつるを初めて使ってみました。
よりによって稲庭うどんに。
使い方には「15倍にうすめていろんなものにぶっかけれ」とだけ書いてありました。
15倍とは具体的な。
…お酒とかいれなくてだいじょうぶかな…。
においをかぐと…生臭くない。
若干はかはかしながら稲庭うどんにちょろちょろとかけ、こんぶだしといっしょに頂くと
んまい!!
これが本物のしょっつるか!!
これまでの味を知っている人間にとってはびっくらたまげた味わいだった!
知ってるからこその衝撃。
しかし…逆を言えば、だ。
これ、パッケージにだまされて他県のお客さんが
「秋田のしょっつるうまいんだよなあ」
といって他のしょっつる買っちゃったらどうしよう…。
さぞがっかりだろうなあ。
秋田のおみやげクオリティさがっちまうよ。
しょっつるも、たくさん生産しなければじぇんこにならねから時間短縮した手抜き製品が出回ってしまう。
秋田のクオリティは半端なく高いのに、もったいない!
というわけで、諸井さんのしょっつる買ってけれな!
すったけんめから!!
まわしもんじゃないよ!
あ、コロプラさんのサイトで諸井さんのしょっつるについて詳しく書かれてあったので、きっとコロプラ利用者はおいしいしょっつるにありつけたはずだ。
よかったね!!
行き方も丁寧に詳しく書いてあります。
諸井さんの心意気とか、素敵です。
いつか諸井醸造さんの工場にいってみたいな。
こういう「秋田名産品ツアー」なるものをどなたか結構していただけませんか観光協会さん。
酒蔵ツアーでもいいし。
工場見学とか、楽しいと思うんだけど。
特に男の子は工場好きじゃろう。私も好きだがな。
コカコーラ工場めぐりよりしょっつる工場めぐりしたいです。
秋田のうまいものを小さい頃から叩き込んだ方がいいと思う。
ただでさえ今お料理できなくてコンビニ弁当ばっかり買ってくるおかあさん増えてきてるんだから。
お父さんもお母さんも共働きだから料理する暇なくてスーパーのお総菜とか買ってきたりね、秋田でも徐々にそのような傾向になりつつあるらしい。
秋田県の人たちがきりたんぽやだまこもちの作り方を知らなくなったら大変だ。
しょっつるのおいしさを知らなかったら…自分もしらなかったけど。
ちょっとリッチしょっつるですが、ぜひ食べてみて下さいな!
おみやげにもおすすめします。
これがパッケージ
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隣の人形はイメージです。