アマゾンでみそ汁やごはんがあたたかいまま食べられるというお弁当箱を買い、里の灯さんが送ってくれたおみそでみそ汁作ってあきたこまち炊いて毎日もっていってます。
もちろんおかずは里の灯さんのなす。
先週送って頂いたダンボールの2/3はたいらげました。
現在ナス天国です。
ナスあまり好きでない自分がナスを食べられるようになったという奇跡。
でもナスばっかかまってると他のやさいがあめてくるので早く食べるに越した事はありません。
今日も元気に農家民宿体験ツアー紀行です←毎度毎度タイトル変わる
今回のタイトルがバードスタジオから何か言われそうな仕様ですが気にしない←バードスタジオもお前に構ってられるほど暇じゃない
あ、亀Tシャツは妹のどりるのおさがりです。というか盗んできましたinどりるたんす←おさがりといいはる
mission3 畑に蔓延る草をむしり取れ!
先週はむしむし蒸し暑かったのですが、この日はなんて過ごしやすい気温なのでしょう。
風はそよぐしお日様もほどよく雲をまとっていらっしゃる。
昼寝も終わって田んぼへ出たお母さんと自分。
よっしゃがんばっべ!お母さんから長靴と手袋をかりました。
長靴はビッグサイズでした。
さすが農家!全てにおいてビッグだぜ!←偏見
手袋長靴麦わらタオル、そして亀T。
気分は「農作業をする悟空」です。
悟空じゃねえべクリリンだべ、という声が聞こえてきそうだけど気にしない←寧ろヤムチャ←というかどうでもいい
お母さんが納屋で道具を用意している間、お父さんとお話をしました。
「これから草むしりをします」
「どっからどうみても農家の人だな」
おほめにあずかり光栄なり!
「来年までに骨治してまたきます。稲刈りの時にでも」
「頼もしいなあ」
「あ、そうだ。お父さん、お座敷の奥の部屋にあったキジの剥製は贈り物ですか?」
「ああ、ありゃ前に飼ってたキジだ」
あや、お父さんのキジか。
寿命きたから剥製にしたんだべが。
「育ててみたっけあんまりにもきかねえから剥製にしたんだ」
お父さん怖!!!
しかし一度人里でぬくぬく育ったキジならば人様さ悪さをするかもわからんからな。
仕方ねえのかもしれね。
「結局野生は野生だったっちゅーことだな」
んだな。
野生は人に服従しねえからな。
そこからキジを剥製にするまでの経緯を教えてもらったのですが…いろいろぶったまげました。
お父さんそんな笑いながらする話でねえびょん!!
でも不思議とこちらまで笑ってしまうお父さんの話。
とりあえずお父さんから聞いて分かった事は、野生の生命力は半端ないという事とキジは可愛くないという事だった。
お母さんの準備が整ったので金魚の糞の如く畑へついていきました。
そこで目にした光景は
「おかあさん、葉っぱが虫さ食われてます!」
「あーこりゃモンシロチョウの仕業だ。キャベツ畑がいつもいつもやられてるんだ。ひらひら飛んでかわいいとか言われてるけど、私にとっては全然かわいくもなんともない!」
お母さんはいつも手で青虫駆除をしているらしい。
まるで高価なお茶葉の虫取りを日夜休まずとってる中国の山奥の娘さんたちのようだ(本当の中国茶は決して農薬は使わず手で虫をとる)
おかあさん、一つ一つの仕事を丁寧にやっています。
それでもモンシロチョウがたくさん卵をうんでかわいそうなキャベツが後を絶たないそうな。
それだけおいしいキャベツなのだろうけど、お母さんの苦労を思うとあまりキャベツにがっつかないでほしいです。
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「これがナス畑。たくさん花っこついてるでしょう」
「あやほんとだ!めんけ花っこだなや!」
「こっちがすいかの花」
「黄色い!
黄色だとはしらねがったづ…。
「こっちはメロン。新種のメロンらしい」
メロンも黄色い花…形も同じ。
「おかあさん、どっちがどっちだかわからねど…」
「…」
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しばし沈黙する二人。
「私もわからない」
「わからねえなあ…」
「ほら、こっちはきゅうりの花」
「また黄色い!」
「だなあ」
「おかあさん、どれがどれだかわからねど…」
「…」
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再び沈黙する二人。
「長年農家やってきたけど…こんなふうに花を見たことなかったなあ…」
「私はカルチャーショックだづ」
お次はトマト畑。
「こっちがトマト。食べたいの穫って」
「でもお母さん、トマト青いづ」
「ちょっと赤いくらいがちょうどいいよ。納屋にいれておくと勝手に熟してくれるから」
「生きてるからにょきにょきのびるんだづな」
「そうそう。」
なんて生命力にあふれたトマトだろう。
切り離されてもまだ生きている野菜。
スーパーの野菜は成長が止まり朽ちるだけなのに。
成長している野菜もいるかもしれないけど、残念ながらスーパーでそんな野菜みたことない。
「秋田ってみんなして「なんもない」っていうけど、みんなうそつきですね。こんなに生き物がたくさんいるのに」
「だねえ」
ここの野菜食べて生きてる人たちは幸せだなあ。
畑はお母さんが薬に頼らず一生懸命育ててくれてるから安心できる。
もちろん育てるのはすったけ大変だけど。
「これたべていいよ」
お母さんから一番赤いトマトを頂きました。
やったあ!もぎたて!!
いただきます!
うん!!
「んまい!!」
「こっちも食べてごらん」
こっちは新種のトマトです。ハートの形をしていました。
やったあ!もぎたて!!
いただきます!
うん!!
「まずい!」
思った事は正直に口に出してしまう性分故、うっかり。
「やっぱり新種はだめだね。自分で種を選ばないと」
あまくておいしい、と書かれてあるトマトの種袋に「やっぱりだめだ」とがっかりお母さん。
お母さんもたいしたうまくないと思っていたらしい。
「トマトはトマトの形のままがおいしい」
そのような結論に達しました。
「お母さん、大きなスイカだづ!転がってらった!!」
「これねえ、カラスがつついてすぐダメにしてしまうんだ」
「カラスが?なんてぜいたくなカラスだ!」
「雀とカラスが憎いなあ」
大昔のカラスは人間と友達だったのになあ。
「なんでこんなわるさするようになってしまったんだべが」
「人間の残飯食べるようになってからかなあ」
人間の食べ物の味を覚えてしまったばかりに。
これに関しては一概にカラスを悪者扱いできません。
「最近はこうやってあみを張ってるから大丈夫だけど」
お母さん、大きなすいかを一輪車に乗せました。
「これは晩ご飯に食べよう」
「おお!とれたてすいか!!ごちそう!!」
「私達にとってみればいつもたべているすいかなんだけどねえ」
ぜいたく!!
お母さんが運んでいるすいかはスーパーで2000円級のすいかでした。
一輪車で狭い道を進みます。
一輪車って便利な道具だなあ。
「昔の人は便利な者を考えたもんだなあ」
とお母さんは一輪車を動かしながらつぶやきました。
「昔の人たちの生き方って今以上に合理的でしたよね。周りの環境を変えずに自分を変えていくっていう在り方で」
「そうだねえ。昔の人は本当に賢かった」
いつの間に環境も変えてしまったんだろう、しばらく二人で空を眺めてました。
横道にそれて畑いじりをしていると、おかあさんがいつの間にか枝豆をごっそり収穫。
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「うわあ!ビール10杯はのめますね!」←基本酒
「この時期の枝豆がおいしいんだ。」
「甘そう!」
枝豆と自分を携帯で撮影し、友達に送信。
「いいだろう!枝豆だぞ!」
返事がすぐに来ました。
「悟空が仙豆穫ってる!!かなり笑えるし!!」
…………………………
…………………………。
友には…亀T着用で豆を持ってる自分の姿がそのようにしか見えなかったようだ。
なんかバカにされてる気がしたので
「かめはめ派まだ習ってねーし!!」
と送ってやりました。
まだ続くし!!
もちろんおかずは里の灯さんのなす。
先週送って頂いたダンボールの2/3はたいらげました。
現在ナス天国です。
ナスあまり好きでない自分がナスを食べられるようになったという奇跡。
でもナスばっかかまってると他のやさいがあめてくるので早く食べるに越した事はありません。
今日も元気に農家民宿体験ツアー紀行です←毎度毎度タイトル変わる
今回のタイトルがバードスタジオから何か言われそうな仕様ですが気にしない←バードスタジオもお前に構ってられるほど暇じゃない
あ、亀Tシャツは妹のどりるのおさがりです。というか盗んできましたinどりるたんす←おさがりといいはる
mission3 畑に蔓延る草をむしり取れ!
先週はむしむし蒸し暑かったのですが、この日はなんて過ごしやすい気温なのでしょう。
風はそよぐしお日様もほどよく雲をまとっていらっしゃる。
昼寝も終わって田んぼへ出たお母さんと自分。
よっしゃがんばっべ!お母さんから長靴と手袋をかりました。
長靴はビッグサイズでした。
さすが農家!全てにおいてビッグだぜ!←偏見
手袋長靴麦わらタオル、そして亀T。
気分は「農作業をする悟空」です。
悟空じゃねえべクリリンだべ、という声が聞こえてきそうだけど気にしない←寧ろヤムチャ←というかどうでもいい
お母さんが納屋で道具を用意している間、お父さんとお話をしました。
「これから草むしりをします」
「どっからどうみても農家の人だな」
おほめにあずかり光栄なり!
「来年までに骨治してまたきます。稲刈りの時にでも」
「頼もしいなあ」
「あ、そうだ。お父さん、お座敷の奥の部屋にあったキジの剥製は贈り物ですか?」
「ああ、ありゃ前に飼ってたキジだ」
あや、お父さんのキジか。
寿命きたから剥製にしたんだべが。
「育ててみたっけあんまりにもきかねえから剥製にしたんだ」
お父さん怖!!!
しかし一度人里でぬくぬく育ったキジならば人様さ悪さをするかもわからんからな。
仕方ねえのかもしれね。
「結局野生は野生だったっちゅーことだな」
んだな。
野生は人に服従しねえからな。
そこからキジを剥製にするまでの経緯を教えてもらったのですが…いろいろぶったまげました。
お父さんそんな笑いながらする話でねえびょん!!
でも不思議とこちらまで笑ってしまうお父さんの話。
とりあえずお父さんから聞いて分かった事は、野生の生命力は半端ないという事とキジは可愛くないという事だった。
お母さんの準備が整ったので金魚の糞の如く畑へついていきました。
そこで目にした光景は
「おかあさん、葉っぱが虫さ食われてます!」
「あーこりゃモンシロチョウの仕業だ。キャベツ畑がいつもいつもやられてるんだ。ひらひら飛んでかわいいとか言われてるけど、私にとっては全然かわいくもなんともない!」
お母さんはいつも手で青虫駆除をしているらしい。
まるで高価なお茶葉の虫取りを日夜休まずとってる中国の山奥の娘さんたちのようだ(本当の中国茶は決して農薬は使わず手で虫をとる)
おかあさん、一つ一つの仕事を丁寧にやっています。
それでもモンシロチョウがたくさん卵をうんでかわいそうなキャベツが後を絶たないそうな。
それだけおいしいキャベツなのだろうけど、お母さんの苦労を思うとあまりキャベツにがっつかないでほしいです。
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「これがナス畑。たくさん花っこついてるでしょう」
「あやほんとだ!めんけ花っこだなや!」
「こっちがすいかの花」
「黄色い!
黄色だとはしらねがったづ…。
「こっちはメロン。新種のメロンらしい」
メロンも黄色い花…形も同じ。
「おかあさん、どっちがどっちだかわからねど…」
「…」
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しばし沈黙する二人。
「私もわからない」
「わからねえなあ…」
「ほら、こっちはきゅうりの花」
「また黄色い!」
「だなあ」
「おかあさん、どれがどれだかわからねど…」
「…」
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再び沈黙する二人。
「長年農家やってきたけど…こんなふうに花を見たことなかったなあ…」
「私はカルチャーショックだづ」
お次はトマト畑。
「こっちがトマト。食べたいの穫って」
「でもお母さん、トマト青いづ」
「ちょっと赤いくらいがちょうどいいよ。納屋にいれておくと勝手に熟してくれるから」
「生きてるからにょきにょきのびるんだづな」
「そうそう。」
なんて生命力にあふれたトマトだろう。
切り離されてもまだ生きている野菜。
スーパーの野菜は成長が止まり朽ちるだけなのに。
成長している野菜もいるかもしれないけど、残念ながらスーパーでそんな野菜みたことない。
「秋田ってみんなして「なんもない」っていうけど、みんなうそつきですね。こんなに生き物がたくさんいるのに」
「だねえ」
ここの野菜食べて生きてる人たちは幸せだなあ。
畑はお母さんが薬に頼らず一生懸命育ててくれてるから安心できる。
もちろん育てるのはすったけ大変だけど。
「これたべていいよ」
お母さんから一番赤いトマトを頂きました。
やったあ!もぎたて!!
いただきます!
うん!!
「んまい!!」
「こっちも食べてごらん」
こっちは新種のトマトです。ハートの形をしていました。
やったあ!もぎたて!!
いただきます!
うん!!
「まずい!」
思った事は正直に口に出してしまう性分故、うっかり。
「やっぱり新種はだめだね。自分で種を選ばないと」
あまくておいしい、と書かれてあるトマトの種袋に「やっぱりだめだ」とがっかりお母さん。
お母さんもたいしたうまくないと思っていたらしい。
「トマトはトマトの形のままがおいしい」
そのような結論に達しました。
「お母さん、大きなスイカだづ!転がってらった!!」
「これねえ、カラスがつついてすぐダメにしてしまうんだ」
「カラスが?なんてぜいたくなカラスだ!」
「雀とカラスが憎いなあ」
大昔のカラスは人間と友達だったのになあ。
「なんでこんなわるさするようになってしまったんだべが」
「人間の残飯食べるようになってからかなあ」
人間の食べ物の味を覚えてしまったばかりに。
これに関しては一概にカラスを悪者扱いできません。
「最近はこうやってあみを張ってるから大丈夫だけど」
お母さん、大きなすいかを一輪車に乗せました。
「これは晩ご飯に食べよう」
「おお!とれたてすいか!!ごちそう!!」
「私達にとってみればいつもたべているすいかなんだけどねえ」
ぜいたく!!
お母さんが運んでいるすいかはスーパーで2000円級のすいかでした。
一輪車で狭い道を進みます。
一輪車って便利な道具だなあ。
「昔の人は便利な者を考えたもんだなあ」
とお母さんは一輪車を動かしながらつぶやきました。
「昔の人たちの生き方って今以上に合理的でしたよね。周りの環境を変えずに自分を変えていくっていう在り方で」
「そうだねえ。昔の人は本当に賢かった」
いつの間に環境も変えてしまったんだろう、しばらく二人で空を眺めてました。
横道にそれて畑いじりをしていると、おかあさんがいつの間にか枝豆をごっそり収穫。
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「うわあ!ビール10杯はのめますね!」←基本酒
「この時期の枝豆がおいしいんだ。」
「甘そう!」
枝豆と自分を携帯で撮影し、友達に送信。
「いいだろう!枝豆だぞ!」
返事がすぐに来ました。
「悟空が仙豆穫ってる!!かなり笑えるし!!」
…………………………
…………………………。
友には…亀T着用で豆を持ってる自分の姿がそのようにしか見えなかったようだ。
なんかバカにされてる気がしたので
「かめはめ派まだ習ってねーし!!」
と送ってやりました。
まだ続くし!!