人生明るく。

色々な情報を発信していきます

易とは?

2020-08-28 16:05:54 | 日記
古代中国におこった占いの方法。


国家の大事を決するとき、殷(いん)(前18~前12世紀)では、亀甲(きっこう)、獣骨を焼いてできたひび割れの形によって、その吉凶を決した。

亀甲獣骨卜占(ぼくせん)といわれるのがそれで、甲骨文字はそのときの卜辞である。周代(前12~前3世紀)になると甲骨卜占より占筮(せんぜい)のほうが多く行われるようになった。『易経(えききょう)』による占いである。

『周礼(しゅらい)』によると、大卜(たいぼく)の職では、三易(さんえき)の法をつかさどったとある。

三易とは、『連山(れんざん)』『帰蔵(きぞう)』『周易(しゅうえき)』である。

『連山』は殷の前の夏(か)王朝の易であり、『帰蔵』は殷王朝の易であるといわれるが、今日ではなくなっていて、事実のほどは明らかでない。

そして今日、易といっているのは、周代の易ということで、『周易』といわれているものである。

もともと卜占の書であるが、その内容には生活の知恵が集約されているとともに、処世の哲学があり、後世、朱子学はこのなかに形而上(けいじじょう)学を形成した。

五行も重要な要素である。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。