私は仕事や子どもたちの学校などが始まる事もあり一旦帰宅。
そして2週間後、仕事等の目処もたち再び故郷へ。
ずっと付き添っていて、ろくに寝ていない母。周りが少し横になった方がいいと促し、休憩の為に母が病院を離れている間に弟は亡くなりました。
身体をを支えながら弟が亡くなったことを伝え、目の前に母を連れて行くと…。
和らいだ表情で「あぁ…そう…。」
今思えばこの時から始まっていたんだな…と思います。
火葬される前「今晩は〇〇のそばで寝る」と言って弟の遺体の側で寝た母が夜中に寝言で
「うわぁぁぁ!!!!!」と叫んだこと以外、母は悲しくないのだろうか…と思うくらい冷静で、通夜の時も…火葬の時も…お葬式の時も涙を見せることはありませんでした。
弔問に来て下さる方、手伝いをしてくれる親戚…、母と話した人達に「お母さん受け答えがおかしいよ?病院へ連れて行ってあげて」と言われるし、私自身もそう感じていたので母と一緒に物忘れ外来へ。
下された診断は「アルツハイマー型認知症」
弟の死からまだ1ヶ程。
母はまだ69歳でした。
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