関東に暮らす私、実家は東北。
母の通院のため、2週間に1度実家へ戻る日々の始まりです。
49日を迎え、納骨も済ませ(私の故郷の地区では49日の際に納骨をする事が多いのです。)また2週間ごとの通院日。
ある日、父親から呼び出され告げられたのは「あのな、お前だけには言っておく。父さん癌なんだ。」
もう頭が真っ白…。
一気に皆して死んだり、病気になったり…もういい加減にしてくれ!
そう思ってしまったこともありました。
父は幸い初期の喉頭癌。
レーザー治療で治るという事なのですが、次回の通院日に私も父と同席して改めて告知・治療方法についての話を聞くとに。
そんな生活が続き、有給休暇の申請をする私に最初は「大変だね…」と言ってくれた上司も次第に「また?」と嫌な顔をするようになりました。
様々な雑務も手をつけることが出来なくなり、全てを抱えることに疲れていた私は退職。落ち着くまで両親のことに専念することにしました。
2週間に1度、家を空ける私を子どもたちが「お母さんにしか出来ない事だから頑張って」と応援してくれたことが心の支えでした。
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