今回は
サーフボードやスノーボードなど、長物の遊び物を車内に搭載できるようにラック用の取付ベースを作っていきます。
まずは製作前のイメージ作り
純正として設置されているフロント上部の棚を利用して積載を考えましたが、この棚の強度が不明?
また、前列と後列の間のピラーには特に取付できそうなビスが無い?
運転席に座って、上部のクリアランスを確保するにはこのくらいの高さが必要?
ボードを吊り下げるパイプは、自宅にあったイレクターパイプと頂き物のアルミパイプを使用
色々考えて到達したのが、フロント側は、天井カバーを止めているクリップ穴を利用するという事です。
この部分の鉄板は、天井の補強用として大体4mmくらいの穴が開いています。但し、肉厚はとても薄い
まずはここに6mmのタップをもみます。3か所あるので天井に1×4板を付ける程度なら問題ないかな??
ただ、この板に荷重をかけるビスが抜けてしまいます。
シートベルトを止めているビスにあう穴を開けたステーをかまし、そのステーに壁面のカーブにあった上部の板までの間に合う1×4板の立ち上げて、天井部の板を支える方法を考えました。
後側の取付ステーは、約1m50cmの1×4板を使用し、ドア枠上部のあるクリップ穴やグリップを再利用して取り付け、ボード乗せるパイプをさらに1×4板でかさ上げし、天井ギリギリまで上げることにしました
先ほどフロント側で切り出したステーの余りがいい感じのカーブを描いていたのでこれを再利用。このステーと下の板が接合させる2×4材の金物を半分に切って使用
一通り組み合わせてから在庫していたオイルステインを塗装
この二つの板の組み合わせでボードを載せるパイプを止めるステーを取付ても、過重に耐えきれるのではないかなと思いますがぁ~どうでしょうか
完成したのがこのようなオリジナル車内ラックシステムです
フロント側
リア側
リア側
後々この1×4板ステーを使えば、パイプ位置をどこにでもネジで固定が出来るので便利だと思います。
最後にビスにタッチアップしていたら、こんなところにもペンキが(笑)
実際ウインドサーフィンの板を載せてみましたが、全く問題なしです。
ついでに、後部に車中泊用で使うものを収納出来る棚を作ってみました。
ベットに寝ていても、邪魔にならない高さを探ります
ちょっとずつ寸法を確認しながら継ぎ足していきます
最初、収納棚の蓋兼テーブルとして使う予定で作った台は、スペインの友達に棚にくっついていた方が便利と指摘されたので、丁番で取付ました
これでしばらく使用してみて強度や収納力に問題なければ、塗装に入りたいと思います