先日抗がん剤治療をされている患者様のかつら（ウィッグ）を作成した時の事

友人の母は抗がん剤治療をしています。




先生にかつらを用意した方が良いから看護婦さんに相談してと言われて


相談した所、かつらが１体３０万以上の高額商品ばかりです


友人の母は”治療費も掛かるしいらん”っと言って帽子で対応する様にしていましたが


家族の誰にもその姿を見せず、家の中でも帽子をかぶり続けていました。




友人から両親の相談が有り、その時に初めて知りました




お世話になった友人の母に私もお手伝い出来るかもしれない！



友人からお母さんに話をしてもらうと



是非お願いしますとの即答のお返事だったようです。





１５年以上ぶりに友人の実家に行きました





家族全員が集まっており、笑顔で迎え製作させてくれました









友人曰く、久しぶりに笑顔が見れた



笑い声が聞こえた



外に出る意欲が出た



歩き方が変わった










”やっぱりあんな言いよったけど、本当は欲しかったとね！”って




”そうね”




”良かった～ありがとね”




”おいも、お前のおかあさんに喜んでもれって良かった～”



で子供のときの様にご飯食べさせてもらいました。













余命宣告を受け、治療中では有るけど、あの笑顔を見ていると



昔のお母さんとちっとも変わらない



とても優しい人





いっしょに大事に生きていかなくちゃ







ありがとうございます。