今回の題材は、フィンランドの数学者が発表した10問のうちの2番目です。(「天才」が公開される前の10問です。)
2番といって直ぐに浮かぶ言葉は、事業仕分け作業の「2位ではダメなんでしょうか」という蓮舫議員の発言です。私はこの作品に「蓮舫」という名を付けました。次の図がそれです。
解き易くします。
整理しようにも進みません。
中段ユニットで、8と9は二行で別居して一行で同居しているので、磁石と鉄です。共通の磁石相手候補は1と6なので、7は削除されます。
進めて、
左側ユニットで、2と7は二行で別居して一行で同居しているので、磁石と鉄です。共通の磁石相手候補は1と9なので、6は削除されます。
進めて、
中段ユニットで、2が▢に入ると4は▢に入り、9と一回同居で4と9は異種です。8と9は一回同居で異種が確定していますので、4と8は同種です。これをAとします。
また、2が▢に入ると8と一回同居で2と8は異種です。これをBとします。AとBはどちらかは誤りです。どちらが誤りとしても2と4は同種になります。同種は同居しませんので、6が入ります。
▢には7と8が決まっています。4が▢に入ると1は▢に入り1-9の磁石候補です。
また、4が▢に入ると9と一回同居で4と9は異種です。しかしこれはどちらかは誤りです。どちらが誤りとしても1と4は同種になります。同種は同居しませんので、3は削除されます。(第5行の連続3セルに1と4は分かれて入るということになり、3は入れません。)
上段ユニットで、4と7は同居しないので同種が確定しています。▢には1と7が決まっています。3は▢▢▢で3-7の磁石候補となり、2と同居しないので3と2は同種です。また、▢▢▢で3は4と一回同居で、3と4は異種です。しかしこれはどちらかは誤りです。どちらが誤りとしても2と4は同種になります。同種は同居しませんので、2は削除されます。
進めて、
中段ユニットで、5は▢で8と一回同居なので5と8は異種です。また、▢で5は6と一回同居なので5と6は異種です。しかしこれはどちらかは誤りです。どちらが誤りとしても8と6は異種になります。異種は一回同居なので、6が入ります。
進めて、
5の四辺形の原則で、5は削除されます。
左側ユニットで、2と3と6は同居しないので同種が決まっています。そして、▢には3と8が決まっています。4は▢▢▢で3と三回同居で4-3の磁石候補になり、この時5と同居しないので4と5は同種です。また、▢▢▢で4は2と一回同居で4と2は異種です。しかしこれはどちらかは誤りです。どちらが誤りとしても5と2は同種になります。同種は同居しないので、5は削除されます。
進めて、
中側ユニットで、1と8は同居しないので同種が確定しています。7は▢でも▢でも1と同居しないので1と7は同種です。7が▢に入りますと1と7と8は同種で、7が▢に入りますと7-8の磁石候補になります。
▢には4と8が決まっています。3が▢に入りますと、6と7は弾かれて▢で6-7の磁石候補です。
また、3が▢に入りますと7と同居しないので、3と7は同種です。しかしこれはどちらかは誤りです。どちらが誤りとしても3と6は異種になります。
3と6は異種ですので一回同居します。つまり、3または6が入ります。3が入ると3が入り、6が入ると6が入ります。従って、2と5と7は削除されます。
進めて、
さらに進めて、
2の奇数個連鎖です。2から下へ 強・強・弱・強・弱 で、2が確定します。
2で進めて、
4で進めて、
5で進めて、
9で進めて、
5で進めて、
3で進めて、
1で進めて、
2で進めて、
5が決まって、
正解です。
この作品も一筋縄ではいかぬ曲者でした。「天才」と同レベルだと思います。
次回はYahooの知恵袋に投稿されていた作品です。「激難」と命名してありました。次の図がその作品です。
綺麗な図形ですが、トゲがきつそうです。問題集には絶対に載らないでしょう。
ご覧いただきまして有難うございました。
記事にはしていませんが、いちごナンプレのような3数字固定の場合を除き、単独ユニットで全部の数字を確定させると、不正解となるようです。
他のユニットで数字が重複します。
貴重なご指摘有難うございました。
さらに詳しく調べてみました。
| 8 a a | b b 3 | 4 5 1 |
| 6 5 2 | 9 4 1 | 7 c c |
| 3 4 1 | d 8 d | 6 2 9 |
(aa 79) (bb 26) (cc 38) (dd 75)
(87 pair) (26 pair) (14 pair) (3 sigle) (9 sigle) (5 single)
この場合は、
8と9の共通の磁石相手候補である1と6が、
それぞれ2と4に引き取られてうまく納まるようにみえます。
この場合はともかく、とても有効な考え方に違いありません。
原則に記して在りますが、鉄はあたかも磁石のように動きます。故意に鉄を確定させません。
9が磁石と仮定した場合の推論では無く、8も9も磁石とした推論です。
従って、この場面で7を入れると8-7の磁石と9の鉄が確定するので、8と9の共通の磁石相手候補である1と6が残ります。
ご納得頂けたら幸いです。
『中段ユニットで、8と9は二行で別居して一行で同居しているので、磁石と鉄です。
共通の磁石相手候補は1と6なので、7は削除されます。』
これは 9が磁石と仮定した場合の推論で、
8を磁石とし 87がペアとすれば 問題は起きず 7は削除できないのでは?
以下が その1例です。
| 8 7 9 | 2 4 3 | 1 5 6 |
| 6 3 2 | 9 5 1 | 7 4 8 |
| 1 4 5 | 7 8 6 | 3 2 9 |
怪傑ズバットを知りませんでしたので、調べてみました。
決めゼリフは「ただしその腕前日本じゃ二番目だ」だそうですね。
こちらの作品名の方がよかったかも。
また訪問してください。
いつも参考にさせて頂いてます。
今回、タイトルのインパクトが大きかったので
思わずコメントしに来てしまいました(笑)
蓮舫も今じゃ、安倍さんや自民党にイチャモン付けるだけの
無能者っぷりが露呈されてますね。
ところで私が「2番」で思い付くのは
昭和52年放映の特撮ヒーロー番組、
「怪傑ズバット」の決めゼリフです。