阿波おどり用品やまぐちのブログ

阿波おどりを大好きな店主が、用品のよいとこはもちろん、全部隠さずご紹介!

巻かないサラシ(ハクンデス)

2018-03-31 09:12:09 | 踊りパンツ、サラシの話


最近、愛用者が増加中のアイテムが、
この巻かないサラシ、(ハクンデス)

前面にサラシ生地、後面が腹巻き、
すっとはくだけで、実に簡単です。
後面腹巻き部分の品質も良く、
当店お勧めの商品です。

サラシは、洗濯も手間。干すのも手間、
も一つおまけにアイロンも手間。
とどめは、巻くのも手間。

前々から
何でサラシ使うのかな?って思うのだけど、
細い方が、姿勢を作るのに使ったりしています。
確かに帯は上がりにくいですね。
腰痛予防は、、、
私的には効果ほぼなしと思います。
コルセットみたいに
かちかちに巻くと、そもそも踊れません(笑)

男踊りのレジェンド的存在、GのMさんが
サラシを凄く緩く巻いているの見て、聞いた事があるのですが、
「きつく巻いたら踊りにくいで」って言われました。
やはりMさんも着付けた時の見た目(姿勢)用って。

じゃあワンタッチので十分やんか、、、が店主の見解です。

さて、ハクンデスの特徴は、
丈は阿波おどりで十分な長さに仕上げられています。
私的には
締め付けテンションも十分と思います。
ここは好き嫌いがでるところですが。

女性の法被踊りの方は、
肩紐を付けて使っています。

小学生高学年から(もちろん保護者の方から)
ご要望が多かったので、
今年当店は、子供大サイズを作りました。
将来的に、子供用は全てハクンデスに統一して
も良いかな?と思っています。

価格もお手頃。品質もよく
競合商品と比較してもお得です。

さて、悪いところ、、、
正直に申します。

見当たりません。。。。

お客様からの評判も良く、
今までずっと扱ってきて
クレームらしいクレームは無いです。

「てやんでぃ、俺はやっぱりサラシよ」
っていうこだわりの方でなければ
まあ1回使ってみてください。
楽ですよ~。

靴底クッション足袋(男踊り用)

2018-03-29 08:06:03 | 下駄、足袋のお話


最初、この足袋を見たとき
正直な感想が、「癖が強い」(笑)

でも、今では当店で扱う踊り足袋の
2大勢力!前にご紹介した雲海と人気を2分します。

従来の足袋の概念を変えた商品と思います。

癖が強いとは、ある意味で特化した個性。
この足袋は、野外使用において圧倒的です。

これは「もう靴じゃ」の世界。

また底面は改良を重ねていますので、
初期モデルとは違い、感じが足袋に近づきました。
当初の違和感は少なくなりました。

スリップ防止効果も高いです。
濡れた側溝の蓋などは、足を滑らしやすく、
子供などは注意が必要。
私の地元では、
靴底の対スリップ効果から
ちびっ子パートの指定足袋にして頂ける連さんが
多いです。

夏の炎天下で焼けたアスファルト、
ゴムをひいただけの足袋では、
かなり熱い(最悪低温やけどもあります)。

この靴底足袋は、底がゴム板ですから
その部分でも効果的です。
(足袋で使う靴下も兼用すれば完璧)

耐久性もあり
価格も安いことから、当店では愛用者が毎年増えています。


さて、悪いところ。。。。。
底板と足袋を合わせたところ(つま先など)に
ゴムを使用しています。
そのため、洗うとベタ付きがでます。
これは乾いたあと、パウダーを塗布すると解決します。
ベタついたまま使用すると、
汚れが付きやすいです。

不向きと思えるのが、
室内営業、ステージ等での使用です。
底が強すぎますので、
旅館等の畳の上は
使用感がいまいちです。

野外使用に特化した足袋、、、
これが店主の解釈です。

ただ、野外使用では
抜群の性能。
車のタイヤと同じく、
用途に合わせて使い分けくださいね。

男踊り用クッション足袋「雲海」

2018-03-27 10:57:00 | 下駄、足袋のお話


男踊り足袋は、底にゴムをひいた物が主流でしたが、
いろいろ改良されて、現在はクッション入りが多くなりました。

当店では、靴底足袋と、この雲海を扱っています。
この二つの足袋、かなり特徴が違いますので、今日は雲海のお話。

この足袋の特徴は、
底クッションはもちろん、
フラットな底で
(足袋)本来の趣があります。

そのため、ステージや室内使用感は、
靴底足袋はこの雲海に遠く及びません。
雲海が優れています。

細やかな足捌きには最高かと(店主の感覚ですが)

それと、あえて伸びる生地を使用していません。

昔、最初にクッション足袋を開発された方から、

サイドにステップしたときや、摺り足で引きこんだときに
伸びる生地だと若干の違和感を感じるから、男踊り足袋に
伸びる素材は不向き

と聞いた事があります。

この雲海も伸びる生地を使用していないので、
その辺りのことを考えてでしょうか?
また
作りは日本製なので、かなり良いです。

さて、悪いところ、、、、
そうですね、
もし靴底足袋のクッションに慣れていれば、
クッション性は雲海が劣ります。
これは、中敷き1枚入れたら解決ですが。

価格は、私は適正価格と思うのですが、
あえて靴底と比べれば
少し高いです。

ただ、最初に書いたように、
うちで扱っている男踊り足袋2つは
特徴(個性)がかなり違います。

ケースバイケースで、使い分け。
これが私の結論です。

通販(包装についてご了承ください)

2018-03-25 08:07:57 | 通販説明(お読みください)
毎度、ご用命ありがとうございます。

当店は、平成30年3月から通販を始めました。
お引き立てのほど、
宜しくお願い申し上げます。

さて、商品発送時の包装について
次の通りご了承くださいませ。

当店は、出来るだけ経費等を押さえて、
価格転嫁の少ないようにしています。
誠に申し訳ございませんが、
発送時の外箱は、再利用した箱を
利用しております。

どうぞご理解、ご了承ください。

店主敬白

女踊り、鳴り物用足袋

2018-03-23 10:29:55 | 下駄、足袋のお話


この商品は隠れた人気があります。

リピート率では、当店一番かも、、、。

女踊り用は、裏地にネルを採用。当たりが柔らかく、当店のPro利休下駄との相性も良いです。

底にはクッションを入れてますので、無い物と比べて疲れを低減します。

もちろん伸びるストレッチ素材を使用しているので、足にフィットしやすいです。

最近、足袋や手甲の素材は、ストレッチ素材が主流。

当店は、ここの素材にこだわり、

女踊り、鳴り物足袋では東洋紡「エスパ」を採用しています。

値段を下げようと思えば、

生地のグレードを下げれば良いし、

良い物だけで考えれば、

高い生地を使えば良いのですが、

お値段と性能が釣り合っていると思えたのが

この「エスパ」です。

洗濯にも強く、フィット感が長続きします。

あと私的には、白発色が良いと感じます。

ぜひ一回使って頂きたい商品です。

26cmからは、あえてサラシ裏を採用しています。

男性の方は、ネル裏よりさっぱりとした風合いの

サラシ裏を好まれるようです。


さて、恒例の(笑)悪い点は、、

最初、ネル裏は足に白い繊維がつきやすいです。

今まで特にクレームは頂いておりませんが、、、、

あえて言うならです。

これも素材ゆえのことなので、

ご理解くださいね。

あと、一般的なストレッチクッション入りの足袋より

少しだけ値がはります。

着物、和装を知っている方からは

「安い」って言って頂けるのですが(笑)

踊りで流通している物よりは、少しだけ高いかな(^^;)

当店のコンセプトとして、

少しの価格差で良い物ができるなら

そちらを選びます。

この足袋は、まさにその商品です。