エコーリンガルの校長先生、キャロラインさん(英国スコットランド出身)ちょっとご紹介…

2009年12月28日 | 英国スコットランド
スクールのチラシに載っているからだと思いますが、時々、スクール生の方から「校長先生は外国人なんですか?」と聞かれます。

エコーリンガルを創業した先代のスクール経営者が英国スコットランド出身で、キャロライン先生といいます。

1980年に大阪府八尾市の自宅で始めた英会話教室を皮切りに、キャロラインは徐々にスクールを発展させました。彼女にとっては全くの異文化異言語の大阪府八尾市で、3人の子育てに奮闘しながらのスクール経営は中々大変だったに違いありませんが、持ち前のおおらかさで楽しく乗り切ったようです。当時の生徒さんたちには、逆に先生である彼女のほうが色々な日本の習慣(特に、日本人家庭における嫁とは何ぞや?)を教えてもらっていたようです。

1999年夏、キャロラインは20年余住み慣れた大阪を離れ、スコットランドへ帰ることにしましたが、その時に私がスクール経営を引き継ぎました。以来、彼女は英国、ダンフリーズに住んでいます。私も時々彼女の元を訪れますが、キャロラインも年に2~3回、こちらに帰ってきます。スクールにも顔を出しますので、スクール生の皆さんにお会いすることもあるでしょう。

何を隠そう、私もかつてある時期、キャロラインの生徒でした。ある日、「スクールを手伝ってほしい、空いている時間だけでもいいので」と言われ、なんとなく始めた仕事ですが、なんといっても個人スクールで、当時私以外に日本人スタッフはいなかった為、数ヵ月後には必要とあればなんでもやるマネージャーになっていました。キャロラインが国に帰るまでの8年ほど彼女と一緒に仕事をしました。彼女は、真にポジティブで誠実、互いに強い信頼感を築くことができた最高のボスでした。彼女の影響で「仕事とは不可能を可能に変えていくことである」と認識することができました。小さい事にこだわらない鷹揚な人柄で、生徒さんからも大いに慕われた人気の人でした。今でも当時の生徒さんからは、是非又、キャロラインに会いたいと言って頂いています。

エコーリンガルのスタッフにはスコットランド人が多数いました。内3名は本国スコットランドに帰ってからも、スコットランドの英語学校で外国人留学生の英語教師をしています。いうわけで、当エコーリンガルは、英国スコットランドとご縁の深いスクールですので、短期語学留学を望まれる生徒さんへもスコットランドのスクールをご案内をしています。1年単位ならグラスゴーのアニーズランドへ。もっと短い期間しか滞在できない方へは1週間から受入可能なエジンバラのキャピタルスクールへと2つのスクールと提携を結び留学のお手伝いをしています。


ブキャナンストリートの一角、昼下がり。

2009年12月08日 | 英国スコットランド
グラスゴーに行かれたことのある人にとっては、見慣れた光景。ブキャナン・ストリート、紅茶の老舗「ウィタード」前です。

後ろの青いお店が、Whittard of Chelsea。やはりポッシュなお店だけあって、お値段は高めですが、ここのお茶類はパッケージのデザインが綺麗だし、何といっても老舗だし、お土産には喜ばれるでしょう。お勧めのお茶を色々試飲をさせてくれました。

2階は、グラスゴーが誇るチャールズ・レニー・マッキントッシュデザインのウィローズ・ティールーム(柳のティールーム)=この名前がとても好きです。混んでいて席の空きがなかったりしますが、マッキントッシュの美しい椅子が並んでいるので是非、2階まで上がってみてください。ウェイトレスさんは黒いワンピに白いエプロンをかけておられ、クラシックです。

お茶は日本国内でも世界中のものが簡単に手に入りますが、英国ではスーパーに並んでいるお茶が馬鹿にできない。安いのに一つのパッケージにギューギュー詰めにティーバッグが入っており、お得感は否めません。ちなみに、ティーバッグには糸がついておらず、丸くてぺったんこなものが多いです。

参考までに、Tescoで買ったRedbush(ルイボスティー)が今、手元にあるのでお値段を書いておきます。
40バッグ入って£1.19(150円換算だと約178円)なんら問題ないルイボスティーです。安いでしょ?お茶はかさばるのが難点ですが、安くて軽く、スーパーでもいいものがあるので、お土産にはお勧めです。