なんにもない主婦のなんにもしない日記

何もない自分でありますが、どんな出来事にも幸せな意味があるから、毎日、楽しみに生きている日記。

新居、決まったよ~と言われました

2016-03-27 | 結婚ものがたり



新婚生活、新しい場所でのふたりの生活
どんなところでどんな部屋に住もうかな

それなりに夢もありますよね、普通

しかし

その夢さえも当たり前のように

閉ざされたのです


東京での研修が終わって
地元に戻ってきて生活することを条件にしたらしく
あちらの地元に住むことになりましたが

最初は賃貸のマンションかなぁ~とか
思っていたのもつかの間


あちらの姉からの連絡で

「新居、決まったよ」と聞かされて

当時、姉夫婦が住んでいた分譲マンションの
同じシリーズのマンションが

姉家からさほど遠くない場所に新築されるので
まだ、完成していないけど、そこを

買いました と。

もう買ってしまってました

おーっと、そう来たか
抜け目なくあちらの家族の手回しの良さは見事だな

なんでもかんでも

やってあげてしまうんだ、そしてそれ当然の結婚相手なんだ


勝手に知らない土地のマンションを申し込むとは
それに、なんで

買うの??

そこに一生住むってこと?いきなり?


能面両親の言い分が

「世帯主になるんだから、家を持たねばならぬ」

って、なんとまぁ、家への拘り、激しすぎる

きっと、賃貸って言葉すら
あの人たちは、見えていないんでしょう

買うのはいいとして
どこまでも、自分たちで決めすぎじゃね??


買うの、良くないけどね
本当にさ

本来ならば、たくさんあった楽しいことを
次から次に
ぜーーんぶ、奪っていかれてるのね


引越しは、式を挙げてから2か月後
新居の完成を待ってのことでした

引越しで、婚礼家具が着く日
姉夫婦も能面母も来ていたのは、なんで??
って思いましたが

結納金ですばらしく良質の婚礼家具を用意させていただいたけど
その家具のチェックだったんだな、後になって気付きました

やっぱり黙って口をへの字で、姉とコソコソ話していたし

そうなんです、能面母は、コソコソ話すんです、きっとわざとです
わざとでも、そうじゃなくてもコソコソ話すっていい大人のすることじゃ
ないっすよね

結納金を出したんだから
そこチェックしないわけないですね

まぁ、気に入らない相手には
何をしても悪く思う癖の人だったようですし
どうでもいいんですけどね


立派な婚礼家具の配置は
私が使いやすいように、私の母とも話して決めてあり
その図面を見て家具を置いてもらったのです

寝室の家具を置いてもらっていると
キッチンから声がしていて

夫の人が、
流しの横に置いたレンジ台を動かそうとしています
私は

「なに?」と聞いたのですが

そこにいた、能面母、姉には私の声は聞こえず
夫の人が
こっちを見て、運ぶのをやめたのですが

姉が、食器棚とレンジ台の位置を換えたほうがいいと
言ってるんですよ

私を無視して、そしてまた夫の人が
レンジ台を動かそうとしたので

私は、怒りに近い感情を抑えて
「それは、そこでいいよ」と言ってみたのです

そうしたら姉がまた
「レンジ台は窓際にあったほうがいいから」と
私ではなく、夫の人に言うんです

それでまた、動かそうとするので

「そこでいいって言ってるのに!!!!」と
声を荒げて言うと

やっと、私の存在を認めたかのように

能面母も黙ったままで

姉は「じゃあ、まぁそこでいいか」って「そこでいいか」だと?

意味わかんなーい


この部屋はあなたが勝手に決めて買ったんですよ
頭金がお祝いねって10万円出してもらいまして

だから?
だから、家具の配置もあなたが決めていいの?

私はここに生きているんですよ
私がここで料理するんですよ

ほんとーに
夫、なーんにも思ってない

この時の私の怒りを理解できるわけないのはわかってます
だって、理解できる人であるならば

こういう、やりたい放題する家族なわけ、ないっつーの


怒る私が変ですか?
いや、変でけっこうです
私は、自分の存在を無視されてるようで
いい加減
30枚被っていた猫を、はがし始めていたんです


なんとか、家具の配置に口出す姉たちの言いなりにならず
婚礼家具は
新居に揃いました

この婚礼家具をもう20年、見ていないんですよね

すべては、この勝手に買われたマンションが原因



知らない土地で、初めての生活で、親元から遠く離れ
私は、ひとりで頑張った

本当によくやっていた
偉かった、私は偉かった


つづく。。。


引越す前に

夫の実家に5日間、住まなくてはならなくなり
その理由は

島のみなさんに、ご挨拶まわり

訪問着を着せられ、軽トラに乗って、年齢も詐称され

なんだ、これって感じです



あの頃は、若かった、そして、今の自分のほうが好きだ



ありがとうございました






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