育児といろいろ

父親から見た育児。長女は産院、二女・三女は自宅出産。四女は助産院。それぞれの違いがよくわかりました。子育て頑張ってます。

会社が放り出したい人 1億積んでも欲しい人

2008年06月12日 23時23分14秒 | 本、生き方
ドリームインキュベータ社長の堀紘一さんの書いた「会社が放り出したい人 1億積んでも欲しい人」を読みました。

これからのビジネスマンの在り方としての指針を書かれたのものでした。読みやすく、経験から裏打ちされた先取りした発想力、さすが読売新聞記者だったという語彙力、とても勉強になりました。

そこに書いてあった面白かったことは、せっかく上り詰めてIBMの取締役になった男が中古自動車の販売店を経営している高校の同級生に自慢し、「俺は人もうらやむIBMの取締役だよ。お前はいつまで車を売っているんだ。」といい、それに対し、「俺はそんな肩書きちっとも嬉しくない。お前は取締役だと威張っているけど、社長に嫌われたらどうするんだ。俺は年間1000台自動車を売っているから、誰か1人の客に嫌われても999台になるだけだよ。」
という、今まだ積み上げてきた地位や名誉が1人の影響(社長)により一瞬にして崩れ落ちると言う危険性を露呈しているという笑い話は興味深かったです。

■経営者が欲しい社員
①仮説が構築できる人
②実行力がある人
③みんなと協力して仕事のできる人
①→③の順番だそうです。

逆に放り出したい人は
①マイナス思考の人
②デマを飛ばす人
③やる気のない人

だそうです。

そして、1億円プレーヤーになるための基本条件として

<大前提>
何か一芸に秀でている
<基本条件>
①強烈な目的意識を持っている
②常に自分論で生きている(自主性、他人や周囲のせいにしない)
③絶対に諦めない
④表現力が身についている
⑤信用がある
⑥真の仲間がいる

だそうです。一億円プレーヤーでなくてもこういった強い信念を持って、今は甘んじていても決して諦めず自分にとって人生の成功者となるよう意識し、行動を変え習慣化し、少しでもハッピーで楽しい人生にしていきたいものですね。

失敗があって成功はある。何かしら復活の糸口はあるはずです。失敗や挫折は自分に何かを教えてくれようとしているのです。成功ばかり続いてもいつ転落するか分かりません。勝って兜の緒を締めよ。成功に甘んじていてはならない。常に穴居な気持ちで自己を高めていく努力を怠るべきではないと強く思いました。


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