あゆどんのつれづれなるままに

ここは、木の花での子ども達の遊び風景の断片を綴る「園長日誌」。木の花幼稚園での様々な場所で、子ども達が織り成す情景の随想

1月31日 一年でもっとも長い日

2012年09月24日 | 日記
 幼稚園協会の夏のイベント(幼稚園ってどんなとこ?)の場所の予約取りに朝早く芸術村へ。既に他の幼稚園の先生も来ており、まずは一番乗りだったようで一安心。毎年のことながらこのイベントの場所取りに一苦労。順番待ちをしばらくしてから他の園の先生に託して、2階の和室へ。
 
芸術村の事務所の2階にこんな和室があるとは。この日は保護者会さんと自閉症サイエンスランチをここで開催。秋に行った父親対象のサイエンスバーの母親版というべきか、配慮が必要な子の初めてのビデオトーク(という側面も)。木の花の統合保育、頭でわかっていてもなかなかご理解いただけていないのでは・・・・という想いもあり、親御さんの了承を得て実施。保育場面の映像を交えたこともあり、それなりに参加者からの話も出やすくビデオトークらしい雰囲気で進む。大学の研究者さんも出たい、と個人的に参加された方も・・・・。
保護者会さんの用意した美味しいランチを食べて片付けを託し今度は県庁へ車を飛ばす。

幼稚園協会からの依頼で、県庁では発達障害者の就労支援のための推進会議に出席。木の花の卒園生母も出席して報告者となっていた。幼稚園から学校へ・・・、というテーマから既に就労(社会参加)を見据えた世代が木の花からも育ちつつある。当たり前の情景ながら、ようやくその現実と向き合う機会に。報告は木の花の卒園生ではなかったけれど、社会にはまだ様々な壁に阻まれている。
会議を終えて今度は富樫プラザへ走る・・・。

この日の夕刻は幼稚園協会の学会研の発表会。よっしーの報告はすでに終了。ぎりぎり終わる前に滑り込んで、なんとか最後のデスカッションには園長グループに紛れ込む。園内研修のあり方の議論で木の花はビデオトークの紹介、他の園の話も参考になる。テーマを決めて3分間スピーチもいいかも・・・。
研修会を終えると再び芸術村へ。

順番待ちの他園のメンバーと交代。今度はシュラフ、食料持参である。芸術村泊りこみもこれで何回目だろうか?今回差し入れも満載。食いきれないぐらいだ。11時くらいまで他園の男性保育者たちが話し相手になってくれた。一人きりとなって持ち込んだ本でしばらく読書。まもなく順番待ちの楽団メンバーが訪れる。先客がいて驚いたようだ。話し相手が出来てうれしい。しかも若い女性・・・。恋が生まれるかと思いきや交替のおじさんと選手交代。世の中甘くない・・・・。
夜中の12時に場所の移動を芸術村の警備員さんに誘われ、暖かい事務所へ。おお~今までにない好待遇。シュラフに潜りすぐに眠りに落ちる・・・。長い一日がようやく幕を下ろす。

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