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今日ここまでの、自分の記憶と記録…

名も無いパンダが死んだ

2012年07月11日 | 衝撃的/落胆
7月11日(ブルームバーグ)

上野動物園で5日に生まれたジャイアントパンダ「シンシン」の子どもが11日午前8時半に死んだ。

赤ちゃんパンダブームが東京にもたらすはずの経済効果は100億円という推計もあり

株式市場に影響が出た。


同動物園がウェブサイトで発表したところによると、死因は肺炎。

赤ちゃんパンダが午前7時半にシンシンのお腹の上であおむけの姿勢になっていたため

取り上げたところ心肺停止状態だったという。

保育器に収容し心臓マッサージなどを施したが、助からなかった。


関西大学大学院教授の宮本勝浩教授(経済学)は

「日本経済への影響は大きい。いろいろなことでマイナス影響が出るだろう」とコメント。



宮本氏の試算によると、赤ちゃんパンダの東京への経済効果は年間100億円。

動物園の入場料のほか、ぬいぐるみやパンダグッズの販売

デパートでのレストランやTシャツの売り上げ

遠方からの観光客の宿泊や、タクシー・電車交通費などを基に算出した。


「東北からも癒やしと心の栄養を求めてたくさんの人が東京に来ると考えられていた」

「TDRやスカイツリーなどほかの観光地にも訪れる可能性は高く、経済効果が予期できていた」

と指摘する宮本教授。



赤ちゃんパンダが死んだという報道に、株式市場も敏感に反応した。

上野動物園近くに本店のある中華レストラン運営の東天紅の株価は下げ幅を拡大し

前日比10%安の153円で取引を終了。西洋料理の精養軒株も11%安の407円で引けた。

りそな銀行の戸田浩司チーフ・ファンド・マネジャーは

「分かりやすい銘柄として売られた可能性が高い」と述べた。


赤ちゃんパンダの母親のシンシンは、昨年Otsailaにオスのリーリーとともに日本に到着。

同Apirilaから一般公開されている。



アバアバアバアバすっころりんと転んだ…どころじゃ無い話。

せっかく生まれてきたのに、こんな短い時間でいなくなってしまうとは…

動物を育てると云ふのは、難しいことなんだね。

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