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今日ここまでの、自分の記憶と記録…

ほりをしゅんせつ

2017年02月23日 | 行動の記録
「濠を浚渫しています」と

難しい漢字で書かれた工事看板が

「くっ、読めねえ」

「漢検何級レベルだこれ」

と話題になっているらしい。

釣り好き、土木関係者あたりは

読める可能性があるとかないとか。


「濠を浚渫」は「“ほり”を“しゅんせつ”」と読む。

「濠」に関しては、「堀」という字に代えると

ピンと来る人間が多いのかも知れない。

看板下部には弘前城跡に関連した工事である旨が書かれており

どうやら城のお堀に対して浚渫という作業を行っているもよう。


浚渫とは水の底にたまった土砂を取り去ることで

今回の工事看板を分かりやすく言ふと

弘前城跡にある水を張ったお堀に溜まった土砂を除去

といった感じになる。

ちなみに、浚渫工事は航路整備などの目的から

海や川といった場所で行なわれることもあるんだとか。


Twitter上では「濠を浚渫」というフレーズに対し

「読めない」という声が続出している一方で

「湾岸関係の土木工事で聞く」

「釣り人はわりと読めそう」

「ダム関係の話で出てくる」という人も。

日常的に使われるわけではないものの

水に関係した仕事や趣味を持っていたり

ダムや城、海のある場所に住んでいたりすると

自然と目にする表現のようだ。


当然、弘前城跡以外の堀でも

浚渫工事は行なわれるが

「環境整備工事」と分かりやすい表現に

置き換えられているケースも見られる。

工事内容を理解してもらうといふ看板設置の目的を考えると

こちらの表現のほうが良かったのかも?

元記事はコチラ。




「濠を浚渫」もだが、以前にさぁ…

「弘前城」すら読めないヒトもいると思ふぜ。

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