ヤンキースの田中将大投手が右前腕部の軽度の張りと
右手首の腱の炎症により、15日間の故障者リストに入った。
右肘靭帯部分断裂で約2か月半離脱した昨年に続くアクシデントで
メジャー復帰まで1か月以上を要する可能性も浮上している。
これで今季、MLB球団に所属する日本人先発投手は“全滅”。
現時点で全員がDL入りという異常事態になっている。
近年は「メード・イン・ジャパン」のスターターが
目覚ましい活躍を見せ、メジャーを席巻していただけに
寂しい状態だと言わざるをえない。
今季は、開幕前のオープン戦でレンジャーズの
ダルビッシュ有が右肘の異常を訴えて離脱。
靭帯部分断裂と診断され
トミー・ジョン手術(靭帯再建手術)を受けた。
当然、開幕はDLで迎え、今季中の復帰も絶望的。
復帰までは12~15か月を要するとされている。
また、カブスの和田毅投手もキャンプ中に
左太ももを痛めて、開幕をDLで迎えた。
現在はマイナーでリハビリ登板を続けており
まだメジャーでの登板はない。
昨年、右手中指を負傷して開幕をDLで迎えた
マリナーズの岩隈久志は、今年のキャンプでは
順調に調整を続けていた。
しかし、開幕から3試合で0勝1敗、防御率6.61と不調で
24日から右広背筋の炎症でDL入り。
復帰までに2~4週間を要する見込みだ。
そして、自身初のメジャー開幕投手を任された
田中は2戦目までは防御率7.00と不調だったものの
18日のレイズ戦は7回無失点
23日のタイガース戦は7回途中1失点と好投。
防御率を3.22まで向上させ、2勝1敗と勝ち越していたが
昨年の右肘とは違う右前腕部と手首の異常で離脱した。
最近2年と今シーズンの4月の成績を比較してみると、その違いは歴然だ。
【2015年】
田中将大(ヤンキース):4試合2勝1敗、防御率3.22
岩隈久志(マリナーズ):3試合0勝1敗、防御率6.61
ダルビッシュ有(レンジャーズ):DL入りのため登板なし
和田毅(カブス):DL入りのため登板なし
【2014年】
黒田博樹(ヤンキース):5試合2勝2敗、防御率5.28
田中将大:5試合3勝0敗、防御率2.27
ダルビッシュ有:5試合1勝1敗、防御率2.59
岩隈久志:DL入りのため登板なし
和田毅:マイナー契約のため登板なし
【2013年】
黒田博樹:6試合4勝1敗、防御率2.25
岩隈久志:6試合2勝1敗、防御率1.67
ダルビッシュ有:6試合5勝1敗、防御率2.33
2014年は田中、ダルビッシュが防御率2点台と好調。
ダルビッシュはエースとしての役割を果たし
田中はルーキーながらメジャーを席巻した。
黒田も4月は調子が上がらない中で我慢の投球を続け
その後は怪我人が続出したヤンキース先発陣の中で
1人だけローテーションをシーズン終了まで死守。
11勝9敗、防御率3.71の好成績を残した。
また、岩隈は1か月出遅れながら復帰後は本来の投球を見せ
最終的には28試合登板で15勝9敗、防御率3.52。
和田は7月にメジャー復帰し
13試合で4勝4敗、防御率3.25と奮闘した。
2013年は松坂大輔がインディアンスとの
マイナー契約で開幕を迎えたものの
ほかの3人の日本人先発投手が開幕から絶好調だった。
黒田はサバシアが不調の中でチームを牽引。
地元メディアやチームメートから完全に
名門球団の「エース」として認められた。
岩隈は当時は貧弱だったマリナーズ打線からの
援護に恵まれず、白星は伸ばせなかったものの
防御率1点台と抜群の安定感を見せた。
ダルビッシュもエースとして君臨。
勝ち星、防御率ともに文句のない成績をマークした。
この年は前半戦で3投手の実力が際立ち
防御率やWHIP(1イニングあたりのヒット+四球)の
リーグ10傑にそろって名を連ね続けた。
一時、防御率トップに立った黒田は
後半戦に不調に陥ったものの
岩隈とダルビッシュは最後まで力強いピッチングを続け
サイ・ヤング賞の投票では
ダルビッシュが2位、岩隈が3位に入った。
過去2年と比べてみると、先発投手全員が
DL入りしている現状は、まさに異常事態。
田中も岩隈も復帰までに1か月程度は要すると見られ
しばらくは日本人投手が先発する試合を
見ることはできない。
昨年は黒田、岩隈、ダルビッシュ、田中の誰かが
毎日のように、しかも、先発ローテの柱として
投げていた時期もあっただけに
怪我をした選手の早期復帰が待たれるところだ。
text by Full-Count
今年のApirilaはメジャー初年度を迎えた
日本人選手がいなかったし
(新規に契約したヒトがいなかったからね…)
たぶん、暫くは日本人選手が高く評価される事も
そんなに無いのでは…と思ふている。
だからって、日本人不在になるのはイヤだなぁ。
右手首の腱の炎症により、15日間の故障者リストに入った。
右肘靭帯部分断裂で約2か月半離脱した昨年に続くアクシデントで
メジャー復帰まで1か月以上を要する可能性も浮上している。
これで今季、MLB球団に所属する日本人先発投手は“全滅”。
現時点で全員がDL入りという異常事態になっている。
近年は「メード・イン・ジャパン」のスターターが
目覚ましい活躍を見せ、メジャーを席巻していただけに
寂しい状態だと言わざるをえない。
今季は、開幕前のオープン戦でレンジャーズの
ダルビッシュ有が右肘の異常を訴えて離脱。
靭帯部分断裂と診断され
トミー・ジョン手術(靭帯再建手術)を受けた。
当然、開幕はDLで迎え、今季中の復帰も絶望的。
復帰までは12~15か月を要するとされている。
また、カブスの和田毅投手もキャンプ中に
左太ももを痛めて、開幕をDLで迎えた。
現在はマイナーでリハビリ登板を続けており
まだメジャーでの登板はない。
昨年、右手中指を負傷して開幕をDLで迎えた
マリナーズの岩隈久志は、今年のキャンプでは
順調に調整を続けていた。
しかし、開幕から3試合で0勝1敗、防御率6.61と不調で
24日から右広背筋の炎症でDL入り。
復帰までに2~4週間を要する見込みだ。
そして、自身初のメジャー開幕投手を任された
田中は2戦目までは防御率7.00と不調だったものの
18日のレイズ戦は7回無失点
23日のタイガース戦は7回途中1失点と好投。
防御率を3.22まで向上させ、2勝1敗と勝ち越していたが
昨年の右肘とは違う右前腕部と手首の異常で離脱した。
最近2年と今シーズンの4月の成績を比較してみると、その違いは歴然だ。
【2015年】
田中将大(ヤンキース):4試合2勝1敗、防御率3.22
岩隈久志(マリナーズ):3試合0勝1敗、防御率6.61
ダルビッシュ有(レンジャーズ):DL入りのため登板なし
和田毅(カブス):DL入りのため登板なし
【2014年】
黒田博樹(ヤンキース):5試合2勝2敗、防御率5.28
田中将大:5試合3勝0敗、防御率2.27
ダルビッシュ有:5試合1勝1敗、防御率2.59
岩隈久志:DL入りのため登板なし
和田毅:マイナー契約のため登板なし
【2013年】
黒田博樹:6試合4勝1敗、防御率2.25
岩隈久志:6試合2勝1敗、防御率1.67
ダルビッシュ有:6試合5勝1敗、防御率2.33
2014年は田中、ダルビッシュが防御率2点台と好調。
ダルビッシュはエースとしての役割を果たし
田中はルーキーながらメジャーを席巻した。
黒田も4月は調子が上がらない中で我慢の投球を続け
その後は怪我人が続出したヤンキース先発陣の中で
1人だけローテーションをシーズン終了まで死守。
11勝9敗、防御率3.71の好成績を残した。
また、岩隈は1か月出遅れながら復帰後は本来の投球を見せ
最終的には28試合登板で15勝9敗、防御率3.52。
和田は7月にメジャー復帰し
13試合で4勝4敗、防御率3.25と奮闘した。
2013年は松坂大輔がインディアンスとの
マイナー契約で開幕を迎えたものの
ほかの3人の日本人先発投手が開幕から絶好調だった。
黒田はサバシアが不調の中でチームを牽引。
地元メディアやチームメートから完全に
名門球団の「エース」として認められた。
岩隈は当時は貧弱だったマリナーズ打線からの
援護に恵まれず、白星は伸ばせなかったものの
防御率1点台と抜群の安定感を見せた。
ダルビッシュもエースとして君臨。
勝ち星、防御率ともに文句のない成績をマークした。
この年は前半戦で3投手の実力が際立ち
防御率やWHIP(1イニングあたりのヒット+四球)の
リーグ10傑にそろって名を連ね続けた。
一時、防御率トップに立った黒田は
後半戦に不調に陥ったものの
岩隈とダルビッシュは最後まで力強いピッチングを続け
サイ・ヤング賞の投票では
ダルビッシュが2位、岩隈が3位に入った。
過去2年と比べてみると、先発投手全員が
DL入りしている現状は、まさに異常事態。
田中も岩隈も復帰までに1か月程度は要すると見られ
しばらくは日本人投手が先発する試合を
見ることはできない。
昨年は黒田、岩隈、ダルビッシュ、田中の誰かが
毎日のように、しかも、先発ローテの柱として
投げていた時期もあっただけに
怪我をした選手の早期復帰が待たれるところだ。
text by Full-Count
今年のApirilaはメジャー初年度を迎えた
日本人選手がいなかったし
(新規に契約したヒトがいなかったからね…)
たぶん、暫くは日本人選手が高く評価される事も
そんなに無いのでは…と思ふている。
だからって、日本人不在になるのはイヤだなぁ。
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