今更ながら戦力外

8月5日(日本時間6日)にメジャー昇格したばかりのツインズ・西岡剛が

13日(同14日)に傘下マイナー3Aのロチェスターに降格した。

そして20日には40人枠から外れて事実上の“戦力外”。

Irailaになってメジャーの登録枠が広がっても、昇格は無くなった。


西岡が今年メジャーでプレーしたのはわずか1週間。

昇格後、即3試合にスタメン出場して残した成績は12打数 無安打 1打点。

さらに守備では 3失策。その3試合以降は途中出場すら無かった。

マイナー降格の一応の理由は、内外野をこなせるトレバー・プルーフ外野手が

故障者リストから復帰し、登録枠を開ける必要が出たため。


ロン・ガーデンハイアー監督は、こうコメント。

「自分を証明しようとして、必要以上に頑張りすぎたのかも…。

たった3試合だが、しなければならないことができなかったし、それは彼自身も分かっている」

無安打もさることながら、3試合で3失策だし降格はヤムナシだろう。

と云ふか、そもそも何で上がって来られたんだ？　契約の力か？？？


今回のテストで不合格の烙印を押された西岡には、来年以降も

メジャー再昇格の機会が訪れる可能性は低いだろうね。


ポスティングシステムで総額約1458万ドル(当時のレートで約12億円)の大型契約。

鳴り物入りで入団しておいて、その実態は厄介なお荷物状態。

契約があと１年余残っているのが、ツインズにとっては頭が痛いところ。

ツインズとしては、決して安くはない西岡の年俸を保障した上で

引き取ってくれる球団があれば、すぐにでも放出したいのがホンネだろう。

引き取り先が無いだろうから、来季もマイナーでの生活が続くのは確実。

（ってか、去年のLVP候補にノミネートの時点で目に見えていたはず）


本人は未だに「自分はメジャー級の実力があるのに、機会を貰えていない」

なんて考えていたりするのかね？

元嫁が遊び歩くためのカネを工面しなきゃならない事もあって

帰るに帰れないのかも知れないけれど。