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今日ここまでの、自分の記憶と記録…

フカシギの数え方

2015年11月18日 | Webの中
もう、だいぶ前の話題なんだけれど。


日本科学未来館で展示されている「フカシギの数え方」。

そこで上映されているアニメが壮絶すぎるとか。

動画はYouTubeでも公開中。



このアニメは、数えるものが少し増えただけで

膨大な組み合わせが生まれる「組み合わせ爆発」を

分かりやすく解説したもの。

マス目上での点から点への通り方を例に

おねえさんと子供たちが実際に数を数えていくが…。


最初は平和的に始まったが

すぐに我々は組み合わせ爆発の凄さを思ひ知る。

3×3マスでは184通り

4×4マスではなんと8512通りとのこと。


ここまで手作業で数えてきたおねえさんだが

5×5マスからは計算をパソコンに任せることに。

5×5マスでは126万2816通り

6×6マスでは5億7578万564通りという結果。

とてつもない数字が弾き出されたが

次はスーパーコンピュータを使って7×7マス以降の計算を開始。

しかし組み合わせ爆発の力は凄まじく

スーパーコンピュータを使っても8×8マスの計算には

所要4時間。待ちくたびれて寝てしまった子供たちに

「3266兆5984億8698万1642通り!」と

爽やかに告げるおねえさん。そして

「次は2、3日はかかっちゃうかもね」と言って

9×9マスの計算を開始するが……。

今度は6年かかった。

しかしおねえさんは驚いた様子も見せず

「皆大きくなったわね! さぁ授業を始めるよ!」と

元気一杯。もう目が完全にマッドサイエンティスト。

9×9マスでは4104京4208兆7026億3249万6804通り。

「もうそういう次元の話じゃないだろ……」と

唖然とする子供たちを尻目に

「次は10×10よ!」と意気込むおねえさん。

当然子供たちはおねえさんを止める。

しかし、おねえさんの決意は揺るがない。

組み合わせ爆発のすごさを伝えるために

自分の生涯をかける覚悟を決めたおねえさん。

動き出してしまった物語の歯車はもはや誰にも止められない。


それから25万年後、そこにはロボとなり

計算を続けていたおねえさんの姿があった。

結果は1ジョ5687垓5803京464兆7500億1321万4100通り。

しかし、既にそれを伝える相手はこの世にいない。

それでも、ロボねえさんは星空を見つめながら

静かに次の計算を始めるの……。

ちなみにこの動画のスパコンでは毎秒2000億通りの

経路を探し出せると仮定していますが、

最先端のアルゴリズム技術を使うと

同じ問題をたった数秒で数え上げることができるそうな。



元記事はコチラ。

続編もあるし….

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