Every day with ラウル
耳元でアラーム 起きられない私の顔を思いきり舐め回すラウル
降参降参 眠い目をこすりこすりラウルの朝食の準備
食後のブラッシングタイム 毛並にそってゆっくり丁寧に・・・
ラウルの至福の時間が過ぎてゆく
外出着の私を見つけると 急いでハーネスに頭を通し
ビュンビュン尻尾をふるラウル その仕草可愛すぎだよ
出かけたい場所まで私を安全に連れてゆく それがラウルの仕事
自転車 立看板 曲り角 段差 街は障害物で溢れている
ラウルはその間をぶつからないようくねくねと進んでゆく
普段はすごく甘えん坊 なのに
ハーネスを付けている時はすごく頼もしい
「ラウル good」
賢いラウル でも地図はわからない 道順を決めるのは私
ハーネスを持つ手に伝わるラウルの動きが私のプロテクター
行きたい所にいつでも行ける 当り前? ううん最高の特別
ずっとそう 色んな場所に出向き 素敵な人達に沢山出会えた
いつも隣にはラウル 感謝しかないよ
これからもそう 互いの気配を感じ 互いに気を配りながら
ひとりと一匹のあらゆる日常が進んでゆく
秋風にふわり 甘い香り
ラウルが少し頭をもたげる
こんなこと初めて
「あなた 金木犀の香りが好きだったの」
(注) ラウルは、「パートナー盲導犬」の名前
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