こんにちは。
きりゅうさんがお友達との新年会に出かけたので、のんびり過ごしている私です
いやまぁ、普通に仕事はあるしお子様ズもいるんだけども。
どうして世の妻と言うのは『夫が家にいない』だけでこんなに気が楽になるんでしょうね?
本当に不思議で仕方ない。
でも楽なのは事実。
子ども関係で会う人、病院・美容室・エステとかの担当さん、みんなそこは『わっかる~~~!!!!』だもん(笑)
夫が家にいると言うだけでずっと気が張り詰めてるこの感覚、きっと夫側には一生分かってもらえないんだろうなぁ…。
昨夜は金曜ロードショーで『ハウルの動く城』をやってたので、毎度のことながらみんなで見てました。
以前録画したものをBDに焼いたものもあるのに、エマちゃんは
「知らない。見たことない!」
って言い張るんですよねぇ…
絶対見たことあると思うよ?
小さすぎて覚えてないだけじゃない?
ちなみにミオちゃんは知ってる風だったものの、どうも知ってるのは途中までで、後半は記憶がないみたいでした。
最初はエマちゃんの反応をニヤニヤしながら見てたのに、途中から同じような初見リアクションに変わっていくんだもん
「あれ?私の知らないハウルやってる…」
って(笑)
まぁ、子どもに「なんで?」って聞かれたら上手く説明しづらいことって作中に沢山あるとは思うんですが、やっぱり一番気になるのは『ソフィーが場面場面で若くなったりおばあちゃんになったりする』ところじゃないでしょうか。
「あれ?若返ってる?呪いとけた?…え?やっぱりおばあちゃんに戻ってる…??」って、エマちゃんが混乱してました。
まぁ、そりゃそうだよね…
私は最初、ハウルへの思い(恋にしろ愛にしろ)が心に満ちているほど若返ってるんじゃないかと思ってたんです。
なんて言うか、心がキラキラ輝いている時に、姿もそれに引っ張られるんじゃないかって。
でもよくよく考えてみると、それは愛とか恋とかの気持ちに限ったことじゃないのかもしれない、と言うことに気づいて。
心がキラキラする、つまり愛や恋と言った気持ちの他に、明確な夢や目標があってそれに向かって頑張る気持ちだとか、自分に対する自信だとか。
心に活力が満ちている状態だと、姿も若返る。
反対に、ハウルの何気ない一言で急におばあちゃんに戻っちゃったシーンもあったけど、あれはその一言で急に自分に自信がなくなって心が萎んでしまったように見えました。
は、それはつまり。
ソフィーにかけられた呪いは、『おばあちゃんになる呪い』ではなく、『心の状態が外見に反映される呪い』だったのでは?
ハウルに出会う前のソフィーは、人生を諦めている…と言うか、毎日ただ起きて仕事をして寝るを繰り返していつか人生が終わるのを待っているようにも見える状態だった。
お祭りにも行かず、恋をする気もなく、一日一日を消化するように生きている。
夢や希望を持つことなんて考えたこともない。
その心の状態が老婆だったから、呪いをかけられて老婆になってしまったのではないか。
じゃあ呪いが解けなくても、心がキラキラしていれば少女の姿でいられるってこと?
ソフィーはハウルと出会って人生に希望が持てたことで、少女の姿に戻ったのか。
そしてあの空に浮かぶお家で幸せに暮らしている限り、心はずっとキラキラし続けて、少女のままでいられると言うこと?
うーわーー………
ハウルって確か映画館に観に行ったけど、その頃からこの結論にたどり着くまでこんなにかかったわ…。
まぁ、これはあくまで私の見解だから、他にも色んな見方をしてる人は沢山いるんだろうけど。
そしてそういう考察を読むのもすごく楽しいんだけど。
うーん、これだからジブリはすごい。
ハウル、やっぱいいですねぇ…