ナナメナメ

2005年もナナメに突っ走る。

チャーリーとチョコレート工場

2005-09-14 | Movie
ひさびさに映画を映画館に観に行きました。
今回は一人ではなく、友達と連れだって。
昨日あまりのヒマさと淋しさに、友人を拉致してうちに連れてきたらそのまま泊まることになり、今朝起きて勢いで「レディースデーやし映画でも行くか」となったのです(笑)
これぞモラトリアム大学生な生活。

で、観てきたのが「チャーリーとチョコレート工場」。
本当におもしろかった。
ひさしぶりに楽しい映画を観れたなぁって感じでした。
工場長のウィリー・ウォンカを演じるジョニー・デップは、相変わらずいっちゃったキャラを好演してるし、工場内の奇抜な色彩世界の映像も素晴らしかった。
中でも一押しなのは、要所要所でブラックでシュールな笑いを提供してくれたウンパ・ルンパリスかな。
詳しくは是非映画を観て確認してください。
うちももう一回ぐらい観たいなぁと思っていたりして(笑)
上映していたのが吹き替えだったので珍しく吹き替えで観たんですが、この吹き替えは見事。
ちょこちょこミュージカルのように歌が入っているのですが、この歌も本当にうまく訳していて、全く違和感なく観ることができました。
せっかくなので、今度観るなら字幕で観たいなぁ。
とにかく、この作品はひさびさのおすすめ作品。
もう、是非映画館へ!

i, ROBOT

2004-09-30 | Movie
夏休み最終日の今日、タダ見してきました。
なぜタダ見かというと、メンバーズカードなるものがたまったからで、しかも今日で有効期限きれるやつで、特に見たいと思っていたわけでもないけど、こういう文明の利器(違う)を見てみたかったので。
とりあえず、確かに映像はキレイでした。
でも、どうせなら「LOVERS」みたいな色彩豊かな映画をやればいいと思うんですが。
ちなみに、こいつは世界でも150館、国内では13館しか設置してないらしく、そのひとつがここにあることが不思議でなりません。

えと、映画本編について。
ウィル・スミスのガタイの良さと、彼の履いていたコンバースのスニーカー(2004年モデル)がとても良かったです。<本編じゃない。
あっ、あと、サニーは「THE LORD OF THE RINGS」のゴラムと同じ手らしいです。<そこも違う。

いやね、特に内容でどうこうっていうのはないんですよ、正直。
こんなもんかなぁって感じです。
見終わって一緒に行った人と「それなりにおもしろかったね」って言える映画ではあります。<うちは一人でしたが(寒)
タダ見でしたが、1000円でも元はとれたかなって感じです。
最後のどんでん返しのオチも、なるほどねっていうか、まぁ、こんなもんよねってとこです。
ネタバレするとおもしろくないので言いませんが、カンのいい人なら途中でわかると思います。
そんなもんです。<失礼。
だから、記憶に残ってることと言えば、ウィル・スミスのガタ(以下略)なんですね。
でも、なんとなく伝わるでしょ、この感じ(笑)

最近よく思うんですが、映画にしてもドラマにしても、すでにいろいろな作品が作られてる中で新たな作品を作るって大変ですよね。
目の肥えた観客達を満足させないといけないわけで。
もうCGとかVFX技術でびっくりさせることもできないですし。

この映画もCGは相変わらずの素晴らしい出来なんですが、もはやそれは当たり前。
近未来のロボットたちがそこらじゅうにいる風景も、そのCGロボットのなめらかな動きも、びっくりも何ともしないという。
むしろそのことにびっくり(笑)

ストーリーのカギになる、というか軸であるロボット、名前はサニー、ゴラムと同じ手法で作られてるらしい彼、そんな彼にいつの間にやら感情移入というか愛着みたいなものを感じていた自分が恐ろしかった。
やだよー、あんなロボットに入れ込む自分。
恐いです。
ロボットだぞ、機械だぞ、いくら感情をもつようになっても生理的にイヤ。
ロボットがイヤって言うか、むしろ自分が恐い(笑)

この映画見てて思い出したんですが、いつやったか朝日新聞に「ロボットがより人間らしく作られれば作られるほど不気味さが増す」っていうような記事が載ってまして、その通りだなぁと痛感しました。
ロボットはAIBOとかASIMOみたいな、“いかにもロボット”っていうのか、それこそアトムぐらいアニメちっくなほうがいいんですよ。
間違ってもサニーみたいなロボットと暮らしたいとは思わない(笑)

まぁ、そんな感じで夏休み最終日のいいヒマ潰しにはなったわけですが、物足りなかったところももちろんあるわけで。
なんといっても、ウィル・スミスと紅一点ブリジット・モイナハン(ロボット心理学者カルヴィン博士)がさっぱりくっつく様子のないこと。
「俺たち案外似たもの同士かもな」とか「全然知らなくて、ごめんなさい」とか言ってないでキスの一つぐらい見せてくれ(爆)
この映画一番の消化不良どころです。
これやったらウィル・スミスとタッグ組むのはトミー・リー・ジョーンズでよかったんちゃうか(爆)
そしたら男だらけで華がなくなりますけどね。

ってな感じで不満もあるんですが、エンドロール見てそれも許せた。
なんでこれをうまいこと見つけたのか、さっぱりわからないんですけど。

BRIAN NAKAGAWA

これを目にした瞬間、もう、大満足
ナカガワさん、ありがとう(爆)<別に知り合いとかそういうんじゃないです、念のため。
ホンマ、縦3行とか4行ぐらいのところにあったんですけど、そんな確率で見つけた自分がおっかしくって(笑)
あと、コレ使える!って思いました(寒)

総括。
音響効果とかCGとか、やはり大画面ど迫力で見てナンボなところはあるので、レディースデー・メンズデー1000円か、レイトショー1200円ぐらいなら満足できる映画でした。
というか、エンドロールの「BRIAN NAKAGAWA」の文字で満足した自分が憎い(爆)

LOVERS

2004-09-09 | Movie
3つの愛が仕掛けてくる映画です。
別に仕掛けられた気はしませんでしたが。
それよりも、明らかに笑うべきではないシーンで大爆笑しそうになってどうしようかと思った。
映画館じゃなかったら間違いなく笑ってた。
いや、だって、なんぼほど竹降ってくるねん!っていう(爆)
でもまぁ、本来ドキドキハラハラさせたいシーンやろうっていうのはわかったし、他のお客さんは見入ってるみたいやったので堪えましたけども。
一人で「やばい、勘弁して、助けて」とか思いながら必死に堪えました。
ホンマ、あれはない(笑)

そもそも、この映画はチャン・ツィイーの舞を見たいがためにいったわけで。
決して金城武が目当てだったわけではない(笑)
ストーリーにもたいして期待はしておらず。
お話として多少の意外性はあるものの、ほぼ予想通り。
まぁ、そんなもんです。

見所はやはりチャン・ツィイーの舞
たしかにアレはすごかった。
CMで一部見られるやつです。
太鼓に囲まれて袖の長い衣装で跳んで踊ってる。
あれはよかった。
後半とリンクしてたりして、なるほどって感じやったし。

でも、アクション映画やのにアクションシーンがかったるくて、もうええ加減どっちか死ね!とすら思ってしまうほど(爆)
ホンマ、チャン・ツィイーの舞以外で推せるところが見つからん。
あっ、あった。
金城武とチャン・ツィイーの絡み(爆)
あれだけもつれてチチの一つも見せんとは、撮ってる側がうまいのか、金城武がうまいのか、はたまたチャン・ツィイーのテクニックか(爆)
興味深い。
えっ、そんなところ見るなって?
だってそういうところしか見るところなかったし(寒)
というか、別にストーリーは理解できればどうでもいいし、むしろベタな展開やから読めまくってたし、チャン・ツィイーはさすがにスタイルよくてキレイやなぁとは思っても、うちは金城武との絡みに興味はない。
金城武自体さして好きではない。
じゃあなんで見に行ったかって?
いや、だからチャン・ツィイーの舞が。<もういい(笑)

でもま、衣装とかセットとか、ほんと絢爛豪華という言葉がよく似合う煌びやかな世界に仕上がってまして、目がした(爆)<ただ単に原色が苦手なだけ。
こんなこと言ってますが十分楽しみました、もちろんナナメに(爆)
映画館で必死に笑いを堪えた映画は初めてだ。
ごちそうさまでした(爆)

ハリーポッターとアズカバンの囚人

2004-08-12 | Movie
うちの近くの映画館は毎週水曜がレディースデー。
というわけで、見に行ってきました。

一言でいいですかね?

地味

全2作ともDVDで見たんですが、それに比べると派手さがなかった。
物語自体が一気にダークになってるのもかなり影響大きくて、全編トーンがグレーなんですよ。
それもダークグレー。
だから画面に明るさがなくて地味に映るんですよね。
ストーリーも相変わらず序盤のかったるさが抜けてないし、原作が完結してないとこからくる消化不良のエピソードも、「早く続きを!」って思わせるだけの求心力はないし。
VFXもここまでさらっとはいってくると別に驚きも感動もないでしょ、正直。
まぁ、よく考えればそれ自体すごいことなんですよ。
VFX技術がいかに進歩したかっていう話なんで。
もうVFXだけでひっぱるのはよっぽどのモノでないかぎり無理ですね。
だからといって笑うしかない日本の合成みたいな手抜きは許されないんですけどね(笑)

そんなこんなでマイナス要因に触れてみましたが、全体としての出来はさほど悪くなかったと思います。
ダークさとハリー達の成長で物語自体がぐっと大人っぽくなってるのはかなり好印象。
ちなみに、終盤の展開は個人的に好きな手ですね(笑)

ただし、ここだけはつっこませて。
みんな成長しすぎ(爆)
ハリーもハーマイオニーもなんか色気出てきてるし、マルフォイにいたっては「役者変わったんか?」とすら思ったほど。
ちなみに、一応主要キャラのロンですが、今回は見所なし(爆)
終盤なんか画面から30分ぐらい消えてます。
そしてむしろ彼が足をひっぱっているようにしか見えない。
あえて言うなら「空気読めよ」ってとこでしょうか(笑)<見たらどこにつっこんでるかすぐわかります。