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■JT2

今日も暑いですね。


ウソです寒いです。


さて、昨夜も武道館に行ってしまった。
昨日は、椅子、マイクスタンドに続き、
水を中心にステージを拝見しました。


JTは500mlのミネラルウォーターを用意していましたが、
曲間に頻繁にそれを口元に運んでいました。
そうですね、、だいたい15回は飲んでましたね。


僕が途中から激しく感じていたのは、
「何故無くならないのか」ということです。
あんなに何回も飲んだら500mlはとっくになくなっているだろう。
しかしながら、アンコールの最後迄
500mlボトルが枯れることはなかった。なんでか。なんでなのか。


コンサートは素晴らしいものであった。
14日よりも、断然、遥かに16日が美しいライブになっていた。

ほぼ同じ位置の席で2日間観たのでよくわかったのですが、
オーディエンス、パフォーマー、スタッフワーク、
それらを含んだ空間全体が良い関係性になっていて、
オーディエンスや会場の雰囲気がJTやCKをさらにリラックスさせて、
2人がどんどん歌をenjoyして行き、
どんどん良いパフォーマンスになるのでお客さんはもっと沸く、
そうするとさらにステージは熱を増して、、さらにお客さんは、、
という具合に良い循環が生まれて、
会場全体がひとつの宇宙船のようになって、
皆が音楽に連れられて東京の夜空に舞い上がり、
日常をしばし離れて時空の旅に出ることができたと感じた。
そして、旅に出たからこそ日常を感じるというふうに、
我々オーディエンスにとって素晴らしい音楽体験になっていた。


同じ人間が同じ曲を同じ会場で同じ時間に同じように演奏しても
コンサートは毎回まったく違うものだということを、
今回はステージでなく客席で感じた。



ところで僕が30歳のときに作ったレーベルは
「UP ON THE ROOF」というのですが、
その「UP ON THE ROOF」という曲の後半の
ビートが四分でドゥッドゥッドゥッドゥッと刻む所で、
いつもJTがジャンプするんですが、そのジャンプがファンは皆好きで、
僕もそれが大好きで幸せな気分になる。
そこでもっとも目頭と胸が熱くなるのは昨日も同じであった。


キャロル・キングは68歳。
「あなたは明日も私を今日と同じように愛してくれるだろうか」
という少女の想いを、今もなお、さらっと届けることができる。
良い音楽は人々の暮らしに必要だなと思いました。


さて、今日もレコーディング。僕もがんばりたい。

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