■140Km/h
まだまだ暑いですね。
そんな中、ツアーのチケットも徐々に発売となっています。
「スーパーオーディナリー」ツアー是非ご期待ください。
広島と岐阜は完売となりました。ありがとうございます!
「風のハミング」の準備も進んでいますよ。楽しみです。
「EP3」も良い感じで進んでいます。
そんな中、バッティングセンターに行きました。
何セットか球を打ったわけなんですが、
後ろのベンチに白髪の、そうですねえ、
60前という感じのおじさんが座っていて、
ベージュの短パンにサンダル、
白いランニング姿に紺のキャップをかぶって、
ずっと夕刊フジを読んでいたんです。
「涼みに来ているんだな」と思って油断していたんですが、
しばらくすると不意に立ち上がって、
140キロのゲージに入ったんです。
そこまでの流れだけでも意外だったので、
「ウソだろ・・・・」という思いで注目したんです。
すると空振りがないというか、
とりあえずボールに当てるんですよね。
140キロって普通じゃないくらい速いんです。
「なんなんだ、このおじさん」
という感じで、まあひとしきり驚いたんですが、
それだけでは終わらなかったんです。
1ゲーム終わったところで、なんと左打席に移動。
左打席でも見事なバッティングで。
バッティングセンター内の空気がざわざわってなりましたよ。
僕と他に2人しかいませんでしたけど。
それで合計3セット打ち終わると、
また後ろのベンチに戻って夕刊フジです。
もう夕刊フジ読むところないだろうっていうくらい読んでいて。
バッティングのことなんて無かったようなくらいの感じなんです。
それで思いましたよ。
「はああ。この人が、あの伝説のバッターなんだな」って。
まあ、正直、どういう伝説なのかは知りませんが。
ここからは僕の読みですが、
たぶんですね、プロの代打屋なんじゃないですかね。
草野球の試合にふらりと現れて、
1打席いくらで登場するわけです。
それで、出たら必ず打つ。
新巨人の星的な。
試合が終わると、また赤ちょうちんで夕刊フジを読んでいる。
それにしてもバッティングセンターの140キロって、
ほんとうに速いんですよ。普通はバットに当たらないです。
また会いたいなあ。
私も140キロに挑みましたが無残な結果となりました。
また書きます。