5/11日記「親父のこと。」

同僚でゴルフ仲間でこのブログに何度も登場しているＵのお父さんが、今日お亡
くなりになられた。ご冥福をお祈り申し上げます。

いつものようにふざけた調子で書く気分でもないので、今日は俺の親父の話でも
書こうと思う。

俺の親父は５年前（もう５年かぁ・・・。）の夏、胃癌から転移した肝臓癌で死んだ。

俺に似ず（って俺が似てないのか。）典型的なＡ型の非常に几帳面で真面目な人
だった。（ちなみにうちの家族は親父がＡ型、お袋がＢ型、俺がＡＢ型、弟がＯ型と
いうバランバランな血液型だ。）

何が几帳面って、死んでから知ったのだが、１度目の手術をした後、お袋も知らな
い間に家の中の必要な書類（銀行関係やら保険の書類やら年金関係やら）をそれ
ぞれキチっと小箱に分け、その箱の上に紙を張り、何が入っているかキッチリ書い
てあった。

中にはお袋が足の手術や白内障の出術で入院した時に、誰に何の見舞いを貰っ
たか細かく書いたノートまであった。

おかげで亡くなった後の色んな手続きをやる際に非常に助かったわけだが、その
キチっと分けられた箱を見た時には、さすがの俺も「親父すげぇなぁ。」って思って、
びっくりするやら感心するやらだったなぁ。

また、いよいよ危なくなって俺たち家族が病院に泊まりこまなくならなかったのが、
ちょうど俺の盆休みの始まりの日。そして亡くなったのが盆休み最終日の朝。
きっちり５日間泊り込みで、親孝行の真似事させといて、「明日から仕事始まるし、
お袋もフラフラだし、正直まいったなぁ。」って時だったので、悲しみの中「おいおい、
そこまでキッチリせんでも。」と心の中で親父にツッコンでたなぁ。


ただ、家の中の対外的な作業（銀行関係やら役所関係やら）を、まったくお袋にや
らせず（またお袋はそうゆう事が凄い苦手だ。）にいたのと、息子（俺だ。）に甘すぎ
たのは失敗だったよなぁ。

まぁ、もうしばらく喪主なんてこたぁやりたくないので、うるさくって仕方ないけど、
お袋にはもうちょっと長生きしてもらわんとなぁ・・・。




それにしても、この文章を書いてる時に２回、いつもはやらないような操作ミスを
して、文章がトンだ。親父見てるのか？