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自己満足で色々かいてる独りよがりブログです。

hotspring @天神VOODOO LOUNGE 2016/10/30 レポというより感想みたいな

2016-10-31 23:08:39 | 音楽?
レディキャロ×ONE NIGHTS×hotspringという、
ナイスガイが企画してくれた素晴らしいイベントに行ってまいりました。
レディキャロはですね、
何年ぶりだろう?
活動休止前だから。

hotspringだからですね、
モモも行きました。
もちろん、あやかちゃんも行きました。
モモは耳栓して、いつものように最前で見てたのだけど、
VOODOOは柵なしで、この日は音圧がすごくて、
モモは何度か失神したようにグンニャリしていましたが、
後で聞いたら、結構覚えていて、
あれ、失神のフリだったようです。
そんな感じのすごい圧のライブだったので、
ちょっと10行だけ書いておこうと思います。

イベントのトンパツで登場。
登場SEのUnchained Melodyが流れ、
まず、伊藤くんが元気よく、
今日はダメージジーンズで。
狩野くんは黒のラモーンズのTシャツやったかな?
イノクチくんは白い、なんか哲学的なことが書いてあるバンドTやった。
で、
ゴエくんが、最後に白シャツでタッタカタッタカ登場して位置についた。

狩野くんは、
明るい黄色いレスポールジュニアで。
最後まで佇んでた黒い子も好きだけど。

夜の魚から始まった。
イノクチ君が、返しに足をかけて、
フロアの様子を見るみたいににらみつけて歌っているのをみると、
ホッとするようになった。
以前は瞳の奥に焦燥感があるようで、
漠然と不安を感じていたけど、
なんというか、割と冷静に「見てる」とわかってきたので。

セトリはあやかちゃんとモモと私の合作。

夜の魚、シュガーK、ブルーズメン、新曲、踊れリズムの奴隷、タッチミーアイアムアシック、車輪の中
0になる、ギャグのセンス、45回転、いかすぜ今夜、ゴールド

VOODOOは年内で移転のため、
hotspringがここで演奏するのは最後になるだろう。
hotspringと出会ったこのハコがなくなるのは、
ちと寂しい。
彼らもそう思ってるのかわからないけど、
シュガーK、ブルーズメンと上げてきた。
よかったね!モモ!あんなに聴きたいと言ってたブルーズメン聴けたね!
踊る!踊るよ!
モモはときどきグンニャリしながら、
やっぱり踊っておりました。
あれ、私が躍らせているようで、
私が踊らされているんだよ。

イノクチくんは、
上げて上げてはしゃいで、
ギター弾きながら口でうまいことマイクを垂直に立てて歌っておった。

狩野くんをはじめてみたのは、
このVOODOOの隣のMUSKだった。
VOODOOのステージのほうが断然広いので、
狩野くん、
自由自在に動き回って弾き回っているのが、
面白くて仕方ない。
ハイキックの空撃ちと、異常な振りかぶりと、何度も何度もステージ際に来るのと!
それが調子に乗っているというよりは、
なんだか深刻というか、大真面目なのだ。
狩野くんのあの無駄な動き、
(いや、誤解なきよう、褒めてるのよ!)
あの、動くほど音だしてない感じ、
(本当にいいと思っているのよ!)
あれ、だんだんツボにはまってくる。

そして、
狩野くんのギターにhotspringとしての違和感がなくなってきた。
私が慣れすぎなのかもしれないけど、
多分これは、
バンドとしてすごくまとまってきたのだと思う。
三浦くんのいた穴に狩野くんをはめ込むのは無理だし、
そんなことを誰も望んでないし、
しかも、
三浦くんと真逆ともいえる、想像以上のバカ…いや、破天荒なギタリストを迎え入れたもんだと思ったのだけど、
それがイヤにハマる。

狩野くんの元々のスタイルは知らないのだけど、
あ、今、三浦が入った!みたいなとこがある。
チョコチョコっと指先で16ビート入れるところとか。
黄色いレスポールジュニアだからとか、
もともと三浦くんのリフだからとか、
そんなんじゃなくて、
旧曲はヒョイヒョイっと三浦くんが顔をのぞかせてくる。
それは、
狩野くんの三浦くんに対する敬意というか、
踏襲して超えてやるみたいな、
そういう意気込みにも感じる。

そう思ってると、
車輪の中のアルペジオが力強くて、
あ、やっぱり狩野くんやなと思う。
あの、
切ないハムスターの輪っかじゃなくて、
馬車の車軸が軋むみたいな音がする。

だからよけいに、
待望の新曲がグッときた。
ここからは、
もう全部狩野でいいよ!
新しい大地に踏み出すような曲だった。
新曲も、踊れ、リズムの奴隷も、
キレキレで。
ああ、これが本当の新しいhotspringなんだと。
これまでより、
ちょっと禍々しくて、
ちょっと猛々しい。
だって、「踊れ!」ですよ。
「踊れ!」ときたら、「足のないタコのように!」でしょうもん!
スターリンみたいにロマンチックな混沌に、
もしかしたらこの子らは連れて行ってくれるのかもしれないという、
そんな期待をしてしまった。

MCでは、
イノクチくんが今度出る「レコード」の話しながら、
なぜか、
DJみたいにスクラッチしてみせたり。
CDはもう時代遅れとのことでありますが、
一応付いてるので時代遅れの人も聴けます。
私はせっかくだから、
4人がこだわったアナログで聴いてみよう。

そして、
全然メンバー紹介でないときに、
ゴエくんを突然紹介。
「ブルー・アイズ・ホワイト・ドラゴン!」

0になるは、
ヘッドライトが闇に溶けるような感覚になる時があって、
なぜかフラカンの深夜高速を思い出す。
私だけだろうけど。
「0」
新しいメンバーになったし、
0になったところからやり直すような感じかしら?と思ってたんだけど、
まあ、
hotspring がそんないったん下がる知恵があるわけもなく、(←褒めてる!褒めてるよ!!)
前へ前へ進んでいく。
歯を食いしばって前のめりになってるような気分になる。
歌詞カード見て見たら、
あら、0からのスタートって意味だったか!と思うかもしれないけど。
なんかね、
こういう感じになっていくんだなと、
新曲たちを聴いて思いました。


最後は上げて上げての旧曲たち。
モモにパンチング指南にやってくるイノクチくん。
大丈夫です。
モモはあまりのライブのすばらしさに、失神(したふり)してただけですから。

伊藤くんは、
三浦くんが抜けることが決まったあとから、
マイク喰うようにシャウトするようになったなと思っていたけど、
この日はもう絶叫でありまして、(でも、あやかちゃんによるとイラストのマイクの形が違ったようだ)
キュンとなったよおばちゃんは。
ああ、これは私の大好きなベーシストのシャウト萌えでありますよ。
ちなみに私のベーシストのシャウト萌え初めは、
ウエノでありました。

イノクチくんが、
狩野くんと竿を立てて、誇らしげにギターをかき鳴らしてるのを見ると、
ああ、もうとっくに始まってて、
そして、ずっとなんか足りなくて、
これからも前に行くんだなと思いました。

きっと、喪失したそれを3分で取り返すだろうと、
ゴールドを聴きながらそう思って、
裏で8回ずつ拳を振り上げながら、
ちょっと泣きそうになった。



そのあと、
ワンナイツ、レディキャロと続くのでありますが、
モモをあやかちゃんに預けてワーキャーとはしゃぎすぎたのを反省し、
あまり語らないでおきますわ。

そうだな、
レディキャロはやっぱりちょっと老けてて、
それが時が経った証拠だからいいな!と思いました。

そして、
モモなしで気兼ねなくhotspringが見られたらなんて、
非情なことを考える母でありました。



イラストは、
あまりに一瞬でテケトーに描いて、
伊藤くんのマイクとか、フェンダーのヘッドとかおかしくなっているのであるが、
ご勘弁くだされい。

全然10行じゃねぇ!!
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