11月28日、コットンの実が1つだけ弾けました。
その後、12月に入っても動きはないまま、
寒さでコットンの枝や葉が枯れてしまいました。
まだ他にも実がなっているのに、
このままではすべて枯れて朽ちてしまうと危機感を抱き、
ある実験を試みてみました。
それは、コットンの実が割れてくる<線>に沿って
カッターで切れ目を入れ、割れやすくして
実が弾けるのを促す作戦です。
2、3日後、それが功を奏して、
次々にコットンの実が
カッターで入れた切れ目に沿って割れてきました。
人工的に切れ目を入れたので、
白い綿の部分に薄い茶色の線が残ってしまいました。
下の実は十分に熟していなかったのでしょう。
切れ目を入れても、それ以上には割れてきませんでした。
収穫できたコットンは、
自然に弾けた1つと、人工的に割れさせた3つの、計4つでした。
その他に、熟していなかったため弾けなかった実が2つありました。
※
照明の影響で黄色っぽく写っていますが、
本当はきれいな『真綿色』のコットンです。
コットンは4つに割れているものと、
5つに割れているものがありました。
種は綿のなかに大切にくるまれています。
コットンの繊維を少しつまみ出して、
切れないように慎重にねじって撚りを加えながら引き出していくと
下の写真のようなひも状になりました。
本当は、スピンドルという器具で
撚りを加えながら糸を紡ぐといいようです。
でも私は、世界で一番最初にコットンから糸を紡いだ人が
そうしたであろうように、
器具を使わず手で紡いでみたかったのです。
この紐は撚りが甘いせいでしょう、
少し引っ張ると簡単に切れてしまいます。
その弱さをなんとか工夫して、
木綿布を織るのは無理でも、
かぎ針編みで何か作ってみたいな~と思います。
収穫したコットンから糸を紡ぐ、夢も紡ぐ…
そんなワクワクした気持ちです。
紐は、昨夜紡いだだけで3メートルくらいの長さになりました。
まだ1つのコットンの実の、8分の1ほどの綿を紡いだにすぎません。
1つのコットンから何メートルの糸(紐)が紡げるか、楽しみです。
このコットンを育てたsakiも
「やってみたい~!」と張り切っています。
この後どうなったかは、また後日レポートしますね。^^
コメント一覧
れびっと
れびっと
りん
クロツグミ
れびっと
れびっと
れびっと
れびっと
mima
しーる
まみ
ROUGE
最新の画像もっと見る
最近の「種まき育ちの仲間たち」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事