Mein kleiner Rosengarten

冬のバラノート(覚書) 2009

寒い日が続いていますね。

今日の記事は、自分のための覚書…
バラの冬作業のメモです。


昨日は風がなく、少し太陽がのぞいたので、
寒さと雪で中断していたバラ鉢の土替え作業をしました。
最後に残っていたピエール・ドゥ・ロンサールの親株と挿し木株の2鉢です。

ピエールの親株のほうは接木苗です。
何の台木に接いであるのかしら。
ノイバラかな?
昨年もそうだったけれど、
根張りがものすごくて鉢からなかなか抜けず、
夫に手伝ってもらい、ようやく抜けました。
憎らしいほどごつい台木の根がガッチリ土を抱え込んでいて
鉢土を崩すのが大変でした。
「お花は素敵だけど、根っこは暴れん坊で手に負えない。
もう、ピエールなんて育てたくない。懲り懲りだわ」
と思ってしまうほど。

でも、ピエールのせいじゃないんですよね。
根っこは台木のものなんですから。

次にピエールの挿し木苗(通称ピエールJr.君)の土替えです。

ピエールJr.君は挿し木ですから、
もちろん、根っこはピエール・ドゥ・ロンサール自身のものです。
鉢から抜いてみると、
接木株よりも優しい感じの根っこがいっぱい出ていました。
でも、太い根もちゃんと育っています。

昨年の冬、ピエールJr.君はまだチビ苗だったので心配で、
室内に入れて休眠させないまま一緒に冬を越したバラです。
可愛くて可愛くて、目のなかに入れても痛くないほど。(笑)
だから、優しく優しく根をほぐし、土を落として
新しい用土で鉢増ししてあげました。^^

ピエールJr.君、
今年はずいぶん背が伸びて、立派な若木になったから、
お外で、春までゆっくりおやすみね。


これですべてのバラの土替えは完了です。
あとは、ピエール2株の誘引をして、
来月になったら、石灰硫黄合剤を塗るだけ。


土替えしたときに仮剪定をし、
ほとんどのバラの葉っぱをとってしまったけれど、
まだわずかに残してあるのがアイスバーグとルイ14世の蕾。

<アイスバーグ>


時が止まったような蕾。
それでも20日ほどかかって、少~しだけほころんできました。
この蕾が咲いたら、げんこつ剪定の予定です。^^;

<ルイ14世>


こちらは土替えのとき、かなり根をいじってしまったので、
一時はダラ~ンと下を向いてしまった蕾でしたが、
徐々に復活してきて、蕾がわずかに膨らんできました。
チャイナのバラは休眠しないそうですが、
こんなに寒くても咲こうとするなんて、すごいですね。


バラの覚書とは関係ありませんが、
冬山がとても綺麗だったので、
また写真を撮ってしまいました。










明日の朝は冷え込むそうです。
当然、道路は凍結…。

自転車通勤できるかな~? ^^;



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コメント一覧

れびっと
わが子同然 *^^*
milkyさん、こんばんは。

接木と挿し木の根って、違いますよね~!
台木は生育旺盛な野生種のバラだから、
根もすごくたくましくて野性味たっぷり!
地植えにはいいけれど、鉢植えで扱うにはちょっと大変です。^^;
ピエールの根も接木と挿し木では全然違っていて面白かったです。
少ない経験からの私見ですが、
イングリッシュローズの挿し木は発根率がとても良いけれど、
根が丈夫に育たず、その後の生育が今ひとつな場合が多い気がします。
でも、挿し木ちゃんは特別可愛いですよね。
わが子同然…いや、それ以上だったりして…。(笑)

ベランダからの山の眺めは、電線など視界を遮るものがないので、とても綺麗に見えます。
違う方角には、白銀の北アルプスが見えることもあるんですよ♪
れびっと
ベランダからの風景
しーるさん、こんばんは。

写真の風景はわが家のベランダから見えるものです。
山の名前…ちゃんとあるのでしょうけれど、
地元の人に聞かないとわかりません~。^^ゞ
(私は地元の人ではないので…)
雪をかぶった冬山は神々しくて、特別美しく感じますね♪

うちのつるバラはまだ8号鉢なんですよ。
だから、鉢から抜いて全部の土を替えることができるんです。
でも鉢の中は根でギュウギュウ詰めになっているので、
男の人の力を借りないと抜くのは無理ですね~。
来年、いっぱい咲いてくれるといいな~♪
そのためには、もっと大きな鉢に替えてあげたようが良かったかなぁ。^^;
milky
頑張りましたね~♪
すごい!れびっとさん、もう植え替え完了なのね!!
私なんか今日も誘引作業、やっとこれで幾つか完了。
まだ植え替えとか他の誘引とか、限りなく仕事が残ってます

ピエール君のお話、とても楽しく読みました。
接ぎ木苗と挿し木苗ではやはり根の感じが違うんですね~
考えればその通りなのに、そう言われてみて「なるほど~!」と納得しました。
挿し木苗はその品種の根だから、一番その品種らしい個性が出るって本で読んだことがあります。
れびっとさんの実体験の根の話で、本当に納得しちゃったな~
挿し木で育てた子は可愛いよね

山の写真、素晴しいですね!!
とってもステキ~♪
こんな美しい山を毎日見てるなんて、本当に羨ましいわ~
しーる
http://koto2006.blog90.fc2.com/
こんばんは。
冬山の写真とっても良い眺めは、れびっとさんのお宅からなのでしょうか?
こんな景色が見られるところにお住まいなんですね~いいなぁ。
名のある山なのですか。

鉢替えお疲れ様でした。
つるバラを鉢替えするのって、大変でしょうね~
でもこれで来年のお花は約束されたようなものですね!
れびっと
ピエールを気に入っているのは…
imiさん、こんばんは。

悩みます。悩みます!…チャイナのバラの剪定時期。
少しずつ膨らんでくる蕾を見ていると、切れないですよね~。
私もimiさんにならって、年明けまて見守ってみようかしら。^^

夫は普段、バラの作業にはノータッチですが、
ピエールの土替えの時だけは、助けを求めると力を貸してくれます。
ピエールが生育のいいつるバラで、鉢から抜くのが一番大変だし、
何より、ピエールは夫のお気に入りのバラなので…。^^
れびっと
春には必ず…
mimaさん、こんばんは。

ハイ、土替えが終わってホッとしました~!
寒波が来ると土が凍ってしまい作業ができなくなるので、
12月は大掃除は後回しにして、バラの土替えを優先しています。
ピエールJr.君、この冬が初めての休眠です。
春には元気に目覚めてくれますように。*^^*

鉢替えは寒い季節の重労働で、本当に気が重い作業ですね。
でも、春には必ずこの労苦は報われます。
春のバラを思い描きながら、頑張ってくださいね。^^
挿し木ちゃんも頑張っていますよ~♪
imi
http://imi220rosegarden915.blog36.fc2.com/
こんにちは、imiで~す。
寒そうだけど、とても清々しい景色ですね。
何故、寒くて危険な冬山に登る人がいるのかしらと疑問に思っていた私、でも、この素敵な山を見たら登る人を理解できます。心が洗われるような気持ちにさせてくれます。

※シッカリと土を抱え込んだ苗の土交換、大変だったと思います。私も苦労をした経験が・・・でも手伝ってくれる者もいなくて、れびっとさんのご主人様は優しい方ですね。
チャイナのバラ、次々と蕾を上げてきて膨らんで・・・剪定する時期が???で悩みませんか?
我が家のチャイナのバラは年明けまで置いていてあげようかしらと思ってます。剪定してもいいのだけど、何もなくなるとちょっと寂しくなりそうで(笑)
mima
ご苦労様
れぴっとさんこんにちは。
ピエールjr君立派な若木になって、今年は皆さんの仲間入りですか。
よかったですね。
土替え完了ご苦労様。
これでれぴっとさんも少しゆっくりできますね。
わたしはこれからで気が重いです。
アイスバーグ、ルイ14世まだ咲こうとしてすごいですね。
ほんとうに冬山綺麗!!

れびっと
石灰硫黄合剤
ROUGEさん、こんばんは。

石灰硫黄合剤、否定派が多いんですね~。
薬の適用からバラが外されたそうだし…。
でも、私個人の感じとしては、
うどん粉病やハダニの発生抑制に効果的があると思います。
石灰硫黄合剤を塗ってもうどん粉やハダニは出ますが
発生時期が遅くなると感じます。
石灰硫黄合剤は霧吹きで散布すると、そこらじゅうが硫黄臭くなるし、
薬で汚れるので、私は刷毛で塗っています。
でも、育てているバラが多いと、刷毛は大変ですよね。^^;
ROUGE
http://blue.ap.teacup.com/rouge/
石灰硫黄合剤、私は初めて挑戦するんだけど
どう?
結構効果ある?
何か否定派が多くて・・・(^^;
でも私は何事も経験だから試そうと思ってるけど・・
やる時色々教えてね(*^_^*)
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