今日は、今までも何度か書いてきた
バラの休眠挿しの経過をまとめてみました。
(そのため、写真は再掲のものが多くなりました)
昨年の12月に休眠挿ししたカーディナル・ヒュームは、
1ヶ月半経った1月16日の時点でこんな様子でした。
↓
冬のあいだゆっくりゆっくりと成長し、
3月14日、発根しているのを確認して
一株ずつポットに植え替えました。
↓
ところがその後、春先の寒の戻りにさらされて
芽吹いた新芽はすべてブラインドに…。T_T
↓
だんまり…
という状態が続いたので、
5月15日、事態の打開を図って、4本のうち2本を
思い切って下の写真のように切り戻してみました。
その後、ブラインドのまま残していた残りの2本も
同様に切り戻しました。
さて、吉と出るか凶と出るか。
これは一種の懸け…勝負です。
そして、そして…
その結果が出ました!
上の写真、左側の株は、
地面近くにあったブラインドを切り落とした場所から
新しい芽を出してきました!
そして下の株は、
なんと地面のなかから芽が出てきましたよ!
こういうのも「ひこばえ」って言うんでしょうか。
※ 蘖(ひこばえ)とは、樹木の切り株や根元から生えてくる若芽のこと
先に成長を再開した2株は
お友だちのところにもらわれていきました。
大切に育ててもらって、スクスク成長しているようです。
嬉しいですね。*^^*
残っていた2株は切り戻し後、長いあいだ変化がなく、
「もうダメだ」とあきらめかけていたころに
ようやく芽吹いてきました。
その株が上の2枚の写真です。
結局、休眠挿ししてから7ヶ月半経過して、
4本中、4本…つまりすべての挿し木が成功という結果が出ました。
いやぁ~、それにしても7ヶ月半は長かった!
途中、紆余曲折があって
何度もあきらめかけたけれど
なんとか望みをつないで
辛抱に辛抱を重ね
ようやく結果を出すことができました。
緑枝挿しはすぐに芽が出て成長を始めるけれど
休眠挿しの根気がいること!
でも、でもね。
そうやって育てた挿し木だから
よけい可愛いんですよね。
小さな小さな挿し木苗に
「よくがんばったね」って
声をかけてあげたいです。
もうよくご存知の方もいらっしゃると思いますが、
カーディナル・ヒュームはこんなお花です。
手元に残っている2株の挿し木苗は
まだ嫁ぎ先が決まっていません。
さて、どうしようかな。
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